著者
斉藤 光明 北村 敏
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会誌 (ISSN:13405551)
巻号頁・発行日
vol.118, no.9, pp.506-509, 1998-09-01 (Released:2008-04-17)
参考文献数
7
著者
土屋 剛史 八木 貴博 塚本 充雄 福島 慶久 島田 竜 岡本 耕一 藤井 正一 野澤 慶次郎 松田 圭二 石田 剛 斉藤 光次 橋口 陽二郎
出版者
日本大腸肛門病学会
雑誌
日本大腸肛門病学会雑誌 (ISSN:00471801)
巻号頁・発行日
vol.69, no.7, pp.374-378, 2016 (Released:2016-06-24)
参考文献数
18
被引用文献数
1 1

症例は50歳,女性.検診で上部消化管造影検査施行後7日目に,急激な腹痛が出現した.前医に緊急入院となったが,排便なく,貧血の進行も認めたため,当院へ転院となった.腹部CT検査で,S状結腸周囲に腹腔内遊離ガス像と,腸管外へのバリウムの漏出を認めた.また,骨盤底には強いアーチファクトを引く巨大なバリウム陰影を認めた.下部消化管穿孔疑いにて,同日緊急手術を施行した.術中所見では,S状結腸の腸間膜側へ穿孔を起こしており,同部では壊死性の変化を伴っていた.また,直腸内には鶏卵大の硬い異物を触知した.ハルトマン手術,腹腔ドレナージを施行した.直腸内異物を用手的に肛門から排出させると,バリウム塊であった.標本上は,34mm大の穿孔部を認めた以外,憩室や腫瘍性病変は指摘できなかった.バリウムによる上部消化管造影検査後の大腸穿孔はまれであるが,重篤な転帰をとる場合もあるため,若干の文献的考察を加えて報告する.

1 0 0 0 OA 足の裏の計測

著者
斉藤 光市 十束 支朗
出版者
一般社団法人 日本看護研究学会
雑誌
日本看護研究学会雑誌 (ISSN:21883599)
巻号頁・発行日
vol.6, no.3, pp.3_35-3_41, 1983-07-01 (Released:2016-03-31)
参考文献数
5

これまで,足の裏の面積を計測する研究は少い。著者らは,土ふまずと接地足底面積を比較し(土ふまず比の算出),扁平足の数量的な研究を行なった。対象は,山形県南陽市立漆山小学校6年生男女合計24名であり,足底の面積計測には,コントロン社(英国)製作による画像解析装置MOP/DIGIPLANを使用した。次のような結果が得られた。 ① 左・右の足の土ふまず面積を比べると,左足の土ふまず面積は,右側より大である。 ② 土ふまず比は,扁平足と判定された児童ではパーセント値は低く,土ふまずが明瞭にできている児童では高い値を示している。 ➂ Hラインを越えた土ふまずの部分の面積は,いずれも左右差がある。 ④ 接地足底面積については,左・右差はなく,ほぼ一致した値を示している。
著者
斉藤 光子
出版者
日本ビタミン学会
雑誌
ビタミン (ISSN:0006386X)
巻号頁・発行日
vol.38, no.2, pp.98-101, 1968-08-25

As the transketolase requires thiamine diphosphate as cofactor, the transketolase activity of erythrocyte hemolysate can be used as an index for thiamine deficiency. In the present report, the effects of thiamine and cyclocarbothiamine (CCT), each 100μg/rat/day orally, on the transketolase activity and urinary excretion of thiamine in thiamine deficient rats were discussed. Urinary excretion of thiamine was greatly reduced after 3 days feeding with thiamine deficient diet, then increased as twice as control if thiamine or CCT was given for 3 days. After that, daily thiamine excretion was about the same amount until 20th day in thiamine administered group, but gradually increased in CCT group. Transketolase activity was significantly depressed after 10 days in thiamine deficient rats, and much more depression was noticed after 20 days. Thiamine and CCT were effective to prevent the depression of the enzyme activity, but there was no significant difference between these two groups.