著者
新上 和正 下川 信祐 倉持 裕
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.58, pp.289-290, 1999-03-09

デザインの理論的枠組みの構築を目指して、コミュニケーションツール(たまごっち、プリントクラブ、ポケットベル、PHS、放課後クラブ、携帯電話、電子メール)の利用イメージ、継続・非継続利用行動について、若年層女子を中心にしている。アンケート調査を行って分析し得られた結果を報告する。
著者
平田 和貴 山田 順一 新上 和正
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 22.64 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
pp.31-38, 1998-11-20 (Released:2017-06-23)

JPEGベースライン・システムによる画像符号化を行う場合、より圧縮率が高く、かつより画像品質の良い量子化テーブルを採用することが望まれる。高次元アルゴリズムは多数の制御変数を同時に最適化できる最適化手法であり、これをJPEG量子化テーブルの最適化に用いた。高次元アルゴリズムによって国際標準例示の量子化テーブルに比較して、より圧縮率が高く、画像品質が改善された量子化テーブルを得ることができたので報告する。
著者
新上 和正
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05272997)
巻号頁・発行日
vol.59, no.3, pp.269-282, 1992-12-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
下川信祐 新上 和正 大田原一成
雑誌
情報処理学会研究報告情報システムと社会環境(IS)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.116(2003-IS-086), pp.31-38, 2003-11-19

人はどのようにしてシステムと深い関係を形成して行くのでしょうか?これを解き明かすには,従来のタスクレベルを越え,人レベルで利用行動を考察することが必要です.私たちは情報通信と人の幅広く深い関わりに注目します.マクロに眺めると現代の情報通信には,計算機と電話に由来する2元性(双対性)が現れています.これは,アンケート調査の分析で得られたミクロレベル(利用行為)での2種類の複雑さ(多様性と高次元性)に応じています.ミクロからマクロに一貫して2元性に応じている性差に注目し,その行動的起源を辿り,2つのモードをもつ行動モデルを抽出します.これは双対的なマクロ構造や性差研究報告を説明します.ユーザー経験を予想するための参照モデルとしてデザインに利用できます.また,人と深い関係を形成するためのシステム概念,技術と人間社会の発展に対する鳥瞰図,ライフスタイルの長期的シフト(日常化)が導けます.
著者
新上 和正 北川 美宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1999, no.2, 1999-03-08
被引用文献数
2

前回の講演でデータグラム型のネットワークで最大のパフォーマンス(遅延時間とスループット)を持つ理想的ルーチングを真似ることでルーチングアルゴリズムAMRを創りました。AMRは[ic_1]AMRは分散的である、[ic_2]AMRはOSPFと同じ程度に簡単である、という条件の下で、あるノードにあるパケットを隣接するノードq'にe^<-βQ^<q'd>_<ospf>>(ホップ数を減少する), e^<-β[Q^<q'd>_<ospf>+νdist_Γ(s,d)]>(ホップ数を保存する), 0(以外)に比例する確率で送り出しました。Q^<q'd>_<ospf>はOSPFの遅延コストでキュー長とサービス時間の和を最少にする通信経路(ルート)です。dist_Γ(s,d)]は発信ノード(s)と到着ノード(d)の間のホップ数です。そして、(M/M/1キューイングモデルを想定して)AMRの外部パラメータであるβとνは平均パケット遅延時間(D)をトポロジー(Γ)と入力トラヒック強度(λ)に以下のよう決めました:(1)Γとλに依存してDを最少にする、(2)Γだけに依存してDを最少にする、(3)Γとλに依存しないでDを最少にする。