著者
栗山和子
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告情報基礎とアクセス技術(IFAT)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.3, pp.1-8, 2013-09-19

本研究では,国立大学の附属図書館が Twitter をどのように利用しているのか,簡単な実態調査を行い,大学図書館の PR ツールおよびサービスツールとしての Twitter の有効性について考察した.まず,全ての国立大学の附属図書館について,Twitter のアカウントを収集し,ツイートの発言者の属性をプロフィールや図書館の公式サイトを用いて公式アカウントを同定した.次に,TwitterAPI を用いて,各アカウントのユーザ情報およびツイート 100 件を抽出し,その内容をいくつかのカテゴリに分類した.結果として,大学図書館のツイートの内容は,従来の館報や掲示による広報の範囲内に収まっており,双方向的なやりとりやリツイートによる情報拡散などの Twitter の特性を十分活用しているものではなく,主に簡易的な広報ツールとして使用されていること,また,公式アカウントがフレンドとしてフォローしているユーザの 4 割はフォロワと重複しており,必ずしも,Twitter 上での有用な情報源をフレンドとして登録しているわけではないことなど,まだ,大学図書館の Twitter 利用には課題が多いことがわかった.
著者
石川 大介 栗山 和子 関 洋平 神門 典子
出版者
情報処理学会
雑誌
研究報告自然言語処理(NL) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2010, no.8, pp.1-7, 2010-01-21
参考文献数
12

Q&Aサイトにおけるベストアンサーを計算機が推定可能か検証するために,人間の被験者によるベストアンサー推定実験を行った.ベストアンサー推定実験にはYahoo!知恵袋データを利用し,「恋愛相談」と「パソコン」のカテゴリーから各50問を使用した.被験者二人による推定結果は,「恋愛相談」では正解率50%と52%(ランダム推定結果は34%),「パソコン」では正解率62%と58%(ランダム推定結果は38%) であり,いずれもランダム推定結果を上回った.また,被験者二人のκ係数は,「恋愛相談」では0.454(moderate),「パソコン」では0.613(substantial) であった.In order to verify whether a computer can estimate the best answer on a Q&A site, a best-answer estimation experiment was carried out with human examinees. The Yahoo! Chiebukuro data was used for the best-answer estimation experiment, and 50 questions each were used for the categories of"Consultation of love"and"Personal computer."The estimated result by two examinees for the correct answer rate was 50% and 52% (randomly estimated result: 34%) in "Consultation of love" and 62% and 58% (randomly estimated result: 38%) in "Personal computer"; therefore, each estimated result exceeded the randomly estimated result. Moreover, the kappa coefficient of the two examinees was 0.454 (moderate) in "Consultation of love" and 0.613 (substantial) in "Personal computer."
著者
栗山和子
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告情報基礎とアクセス技術(IFAT)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.3, pp.1-8, 2013-09-19

本研究では,国立大学の附属図書館が Twitter をどのように利用しているのか,簡単な実態調査を行い,大学図書館の PR ツールおよびサービスツールとしての Twitter の有効性について考察した.まず,全ての国立大学の附属図書館について,Twitter のアカウントを収集し,ツイートの発言者の属性をプロフィールや図書館の公式サイトを用いて公式アカウントを同定した.次に,TwitterAPI を用いて,各アカウントのユーザ情報およびツイート 100 件を抽出し,その内容をいくつかのカテゴリに分類した.結果として,大学図書館のツイートの内容は,従来の館報や掲示による広報の範囲内に収まっており,双方向的なやりとりやリツイートによる情報拡散などの Twitter の特性を十分活用しているものではなく,主に簡易的な広報ツールとして使用されていること,また,公式アカウントがフレンドとしてフォローしているユーザの 4 割はフォロワと重複しており,必ずしも,Twitter 上での有用な情報源をフレンドとして登録しているわけではないことなど,まだ,大学図書館の Twitter 利用には課題が多いことがわかった.
著者
栗山和子
雑誌
研究報告情報基礎とアクセス技術(IFAT)
巻号頁・発行日
vol.2013-IFAT-112, no.3, pp.1-8, 2013-09-19

本研究では,国立大学の附属図書館が Twitter をどのように利用しているのか,簡単な実態調査を行い,大学図書館の PR ツールおよびサービスツールとしての Twitter の有効性について考察した.まず,全ての国立大学の附属図書館について,Twitter のアカウントを収集し,ツイートの発言者の属性をプロフィールや図書館の公式サイトを用いて公式アカウントを同定した.次に,TwitterAPI を用いて,各アカウントのユーザ情報およびツイート 100 件を抽出し,その内容をいくつかのカテゴリに分類した.結果として,大学図書館のツイートの内容は,従来の館報や掲示による広報の範囲内に収まっており,双方向的なやりとりやリツイートによる情報拡散などの Twitter の特性を十分活用しているものではなく,主に簡易的な広報ツールとして使用されていること,また,公式アカウントがフレンドとしてフォローしているユーザの 4 割はフォロワと重複しており,必ずしも,Twitter 上での有用な情報源をフレンドとして登録しているわけではないことなど,まだ,大学図書館の Twitter 利用には課題が多いことがわかった.
著者
栗山 和子 神門 典子
雑誌
研究報告データベースシステム(DBS)
巻号頁・発行日
vol.2009-DBS-148, no.19, pp.1-8, 2009-07-21

本稿では,Q&A サイトにおける質問と回答を分析し,質問に対して適切な回答を得るために考慮しなければいけない要素として,質問のタイプを提案する.本研究では,Q&A サイトに投稿された質問を人手で分析することにより,質問をいくつかのタイプに分類した.また,各タイプの質問を識別するために共通する特徴を抽出し,それを用いて質問を自動的にタイプ分けすることが可能かどうかを検討した.さらに,質問のタイプと質問者によって選択されたベストアンサーになんらかの関連がみられるかどうか考察した.
著者
石川 大介 栗山 和子 酒井 哲也 関 洋平 神門 典子
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.20, no.2, pp.73-85, 2010-05-15
参考文献数
19

本研究では,Q&A サイトにおけるベストアンサーを計算機が推定可能か検証した.まず最初に,人間の判定者によるベストアンサー推定実験を行った.ベストアンサー推定実験にはYahoo!知恵袋データを利用し,「恋愛相談」「パソコン」「一般教養」「政治」の4つのカテゴリからそれぞれ無作為抽出した50 問を使用した.判定者二人による推定結果の正解率(精度) は,「恋愛相談」では50%と52%(ランダム推定:34%),「パソコン」では62%と58%(ランダム推定:38%),「一般教養」では54%と56%(ランダム推定:37%),「政治」では56%と60%(ランダム推定:35.8%) であった.次に,この実験結果を分析し,ベストアンサーを選ぶ要因として「詳しい」「根拠」「丁寧」を素性とする機械学習システムを構築した.判定者らと同じ50 問を用いた推定実験の結果,機械学習システムの精度は,「パソコン」では判定者らの結果を上回り(67%),「恋愛相談」では判定者らの結果を下回った(41%).「一般教養」と「政治」では機械学習システムと判定者らの結果はほぼ同等であった.
著者
石川 大介 酒井 哲也 関 洋平 栗山 和子 神門 典子
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.21, no.3, pp.362-382, 2011-09-27
参考文献数
24
被引用文献数
1

コミュニティ型質問応答サイト(CQA)は,ユーザが自身の状況に応じた情報を得ることができる新たな手段である.しかし投稿された回答の質は様々であるため,その中から良質な回答を選択する方法が求められている.そこで本研究は,まず Yahoo!知恵袋データにおける良質回答を人手で分析し,その結果に基づいて良質回答自動予測システムを構築した.具体的には,「恋愛相談」「パソコン」「一般教養」「政治」の4つのカテゴリからそれぞれ無作為に50問の質問を抽出し,判定者2名によって手作業で良質回答を決定した.次に,その結果を分析し,良質回答の特徴として「詳しさ」「根拠」「丁寧さ」に基づく機械学習システムを構築した.機械学習システムの評価結果は,「パソコン」と「一般教養」カテゴリでは判定者らを上回った.「恋愛相談」と「政治」カテゴリでは,機械学習システムの評価結果は判定者らとほぼ同じであった.以上の結果から,CQAアーカイブから自動的に良質回答を発見するシステムの可能性が示唆される.
著者
栗山 和子
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告デジタルドキュメント(DD)
巻号頁・発行日
vol.2015, no.8, pp.1-8, 2015-03-23

本研究では,2013 年の読売新聞の 「人生案内」 欄と Q&A サイト 「OKWave」 の 「恋愛・人生相談」 カテゴリに投稿されたの質問・回答について分析を行い,その投稿者と質問・回答の特徴について比較を行った.その結果,共通点としては,配偶者か恋人かという違いはあるものの,自分のパートナーに関連する質問が多く,質問文には評価や感情を表す形容詞がよく用いられていることがわかった.相違点としては,新聞の相談者は女性の割合は高く年齢層があまり偏っていないのに対し,Q&A サイトの質問者はほぼ男女半々で 10~20 代の若年層に偏っており,回答者はそれよりも上の 20~30 代が多いことがわかった.新聞と Q&A サイトの人生相談は利用者や相談内容が完全に異なるわけではなく,10~30 代の若い世代については重複しているため,相補的に利用することで有用な回答を広く探すことが可能性であると考えられる.
著者
栗山 和子
巻号頁・発行日
1996

筑波大学博士 (工学) 学位論文・平成8年3月25日授与 (甲第1546号)
著者
石川 大介 酒井 哲也 関 洋平 栗山 和子 神門 典子
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
pp.1109070033, (Released:2011-09-10)
参考文献数
24
被引用文献数
1

コミュニティ型質問応答サイト(CQA)は,ユーザが自身の状況に応じた情報を得ることができる新たな手段である.しかし投稿された回答の質は様々であるため,その中から良質な回答を選択する方法が求められている.そこで本研究は,まず Yahoo!知恵袋データにおける良質回答を人手で分析し,その結果に基づいて良質回答自動予測システムを構築した.具体的には,「恋愛相談」「パソコン」「一般教養」「政治」の4つのカテゴリからそれぞれ無作為に50問の質問を抽出し,判定者2名によって手作業で良質回答を決定した.次に,その結果を分析し,良質回答の特徴として「詳しさ」「根拠」「丁寧さ」に基づく機械学習システムを構築した.機械学習システムの評価結果は,「パソコン」と「一般教養」カテゴリでは判定者らを上回った.「恋愛相談」と「政治」カテゴリでは,機械学習システムの評価結果は判定者らとほぼ同じであった.以上の結果から,CQAアーカイブから自動的に良質回答を発見するシステムの可能性が示唆される.