著者
梶原 克彦
出版者
愛媛大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2011

第一に基礎研究として、主に現代ヨーロッパにおける少数民族問題と移民問題の事例と対策、理論的アプローチの整理を行った。第二に帝政期から大戦間期における国家イメージの研究を行い、その成果の一部を公表した。第三にこれらの問題に関し、ウィーンにおいて資料収集を行った。資料は (1)国家形態、(2)文化的属性とその経済的意味合いに従って体系的に収集した。第四に比較・共同研究への展開である。2012年1月に本研究代表者は、「国際秩序変動期の「併合経験」に関する比較研究」研究会を行った。また2013年6月にはドイツ現代史研究会において大戦間期オーストリア国民意識に関して報告し、比較研究へ向けた視座を得た。
著者
奈良岡 聰智 小川原 正道 川田 敬一 土田 宏成 梶原 克彦 水野 京子
出版者
一般財団法人 住総研
雑誌
住総研研究論文集 (ISSN:21878188)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.189-200, 2013

本研究は,各国の駐日大使館の立地,建築様式,およびその機能について解明することを目的としたものである,駐日大使館については研究の蓄積が浅いため,まずは建築史料,外交文書など,一次的史料やデータを収集することを通して,今後の大使館研究の基盤を構築することを目指した。また,それらの史料情報を得るにあたって,旧華族への聞き取り調査を行った。特に研究対象としたのは,重要な外交上のパートナーであったアメリカ,フランス,およびベルギーの3国である。本研究を通じて,大使館が両国の外交関係を「象徴」する存在として,重要な機能と特徴的な建築を有していたことが確認された。
著者
奈良岡 聰智 小川原 正道 川田 敬一 土田 宏成 梶原 克彦 水野 京子
出版者
一般財団法人 住総研
雑誌
住総研研究論文集 (ISSN:21878188)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.189-200, 2013 (Released:2017-08-10)

本研究は,各国の駐日大使館の立地,建築様式,およびその機能について解明することを目的としたものである,駐日大使館については研究の蓄積が浅いため,まずは建築史料,外交文書など,一次的史料やデータを収集することを通して,今後の大使館研究の基盤を構築することを目指した。また,それらの史料情報を得るにあたって,旧華族への聞き取り調査を行った。特に研究対象としたのは,重要な外交上のパートナーであったアメリカ,フランス,およびベルギーの3国である。本研究を通じて,大使館が両国の外交関係を「象徴」する存在として,重要な機能と特徴的な建築を有していたことが確認された。