著者
橋田 光太郎
出版者
日本都市地理学会
雑誌
都市地理学 (ISSN:18809499)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.59-68, 2006 (Released:2020-02-29)
参考文献数
2

北九州市は,5市(門司・小倉・八幡・戸畑・若松)が1963年に対等合併して誕生した.しかし,合併に伴う旧自治体の確執で,効果的な施設配置や重点的な都市開発が展開できなかった.1988年,末吉現市長は「北九州ルネッサンス構想」1)でそれまでの多核都市構想を見直し,都心を小倉,副都心を黒崎に位置づけた都市構想に街づくりの方針を変更した.本研究ではその小倉の中心部,つまり小倉都心部の都市景観の特色と変容を,2~3時間歩いて見て周るという設定で,JR小倉駅を出発点に記述する(図1).
著者
橋田 光太郎
出版者
人文地理学会
雑誌
人文地理学会大会 研究発表要旨
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.23-23, 2010

分野:観光地理学・都市地理学発表概要:2009年人文地理学会大会で発表した内容の継続的研究で, 門司港「レトロ」地区の観光地の形成過程を整理し, 現在進んでいるまちづくりを観光地化の視点から報告する。 特に, 第3期事業の長期プランである「門司港レトロ観光街づくりプラン」, 全国初の観光専用鉄道として「レトロ」地区で運行を始めたトロッコ列車 「潮風号」, 旧料亭「三宜楼」を巡る市民運動, 栄町銀天街で展開されている商店街の活性化 の動向などを中心に報告する。
著者
橋田 光太郎
出版者
The Association of Japanese Geographers
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
pp.100233, 2015 (Released:2015-04-13)

本研究は「都市地理学の視点から見た八幡の変遷に関する研究」の一部をなすもので,研究の目的は旧八幡市の戦災を概観し,市長・守田道隆が展開した復興内容を明らかにすることである。検討の際には,地域形成者としての公権力や為政者の重要性に着目して考察した。