著者
池田 進
出版者
関西大学社会学部
雑誌
関西大学社会学部紀要 (ISSN:02876817)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1, pp.165-168, 1993-09-05

かつてメッツガーが供覧した‘透明に見える山,と同じような視覚的配置を大阪の北方の山並に見出すことができる。それを撮影した写真を供覧し、その山が透明に見える理由を考察した。
著者
西岡 昭博 池田 進 小山 清人 高橋 辰宏 藤井 恵子
出版者
山形大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2003

(1)米粉の品種や粉砕時の熱履歴の違う米粉のレオロジー特性アミロース含量の異なる品種が異なる米粉を用意し、糊化特性の違いやパン生地にした際のレオロジー特性の違いを明らかにした。これにより品種間の違いとパン生地のレオロジー特性との相関を系統的に明らかに出来た。次に、米粉の粉砕時に熱履歴が澱粉結晶やレオロジー特性に与える影響を明らかに出来た。この米粉は常温でも糊化することで知られるアルファ粉にはない特徴もあることを明らかにした。これを米生地にブレンドすることで、生地粘度をコントロールすることで、製パンに最適な粘度を探ることが可能であることを突き止めた。(2)種々の米粉のレオロジー特性と製パン性(1)で得られた種々の米粉のレオロジー特性の実験結果を受け、これから得られる米粉生地の製パン性を検討した。一般の米粉に12%のα化米粉をブレンドすることで、パン生地のレオロジー特性をコントロールした。これにより均一な発泡セルを有する米粉100%による製パンに成功した。(3)米粉100%による製パンメカニズムの一般化グルテン成分を含有しない米粉などで製パンを行うには、発酵時と焼成時の粘度をそれぞれ制御する必要がある。具体的には、発酵時の生地粘度はイーストによる一次発酵時のセルの均一性に大きく影響する。さらに、オーブン中で一次発酵後のパン生地を焼成する際は、糊化に伴う生地全体の粘度上昇が重要になる。生地の粘度上昇が鈍い場合、二次発酵によりセルが破泡してしまう。一方、オーブン中で加熱されたパン生地が糊化により急激に粘度上昇することで、一次発酵時の形成された均一な気泡が保持され良質な製パンが可能となる。これを一般化し、図示し、まとめとした。
著者
池田 進
出版者
関西大学社会学部
雑誌
関西大学社会学部紀要 (ISSN:02876817)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.25-58, 2001-10-31

1.いわゆる鼻曲りの仮面と呼ばれる特徴的な形状を持つ数例の土製仮面を実見した。2.鼻曲りの仮面についての考古学的研究の文献を展望した。(1)現存の鼻曲りの仮面は縄文時代の後期から晩期の早い時期に属すると考えられている。(2)土製仮面は2類に分類されている。(3)なぜ鼻曲りの造形が現れたのかについてのいくつかの討論がある。3.先史時代における仮面の社会的心理的意義が考察された。(1)呪術との関連(2)悪霊よけ(3)変身(4)精霊の監視を避ける(5)仮面のマツリの社会的機能(6)鼻曲りの仮面の造形的意味4. さまざまな歪みの仮面の実例を供覧した。
著者
池田 進一
出版者
日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.29, no.3, pp.207-216, 1981-09-30

本研究は,多試行自由再生事態で材料文間の接続関係明示の多少と演緯的推理能力との関連を発達的に検討したものである。小学校5年生40名と中学校1年生35名の被験者は接多群(文問に6つの接続関係をあらわす語を含む7文を記銘する群)と接小群(文問に2つの接続関係をあらわす語を含む7文を記銘する群)とにそれぞれ分けられた。物語構造をもった7文は,ランダムな順序で5回提示され,毎回自由再生が求められた。その後,原文章を復元できるかどうかを調べるために文順序配列テストが実施された。ついで,石田(1978.1980)による推理能力テストが施行された。結果は以下のとおりであった。1)(a)文順序配列テストでは各群12名ずつ計48名が正解した。