著者
東 亮一 深見 哲男
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.67, no.8, pp.J337-J339, 2013 (Released:2013-07-25)
参考文献数
6

Recently, the electromagnetic environment in the UHF television band has changed significantly in Japan. Digital broadcasting has spread, but radio disturbance occur from spring to fall. This phenomenon is caused by ionospheric propagation of the Es layer or duct propagation in the troposphere. We have steadily observed UHF radio waves at Ishikawa National College of Technology in Tsubata since 2005. UHF radio waves are received from Matsue city and Korea, which are over-the-horizon distances away from Tsubata. Therefore, we researched the relations between the wave receiving statuses of channels 41, 43, and 45 from Matsue city and the season and weather, and we found that we received the most radio waves in summer and in fine weather. Therefore, this phenomenon may be due to the duct propagations in the troposphere.
著者
深見 哲男 東 亮一
出版者
石川工業高等専門学校
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011-04-28

UHFテレビの受信障害が、時々,日本海域に発生している。この受信障害の原因は,水蒸気や黄砂などの環境因子によるダクト伝搬によると思われる。この研究の最終目的は,ダクト伝搬の発生を予報することである。そのため,石川県津幡において日本海側や韓国のTV電波を定常観測すると共に,気象データと測定データを比較した。その結果,ダクト伝搬は,春から夏の晴天時に発生するが,秋から冬にほとんど発生しないことが分かった。そして、天気との相関が非常に強いことが分かった。
著者
満保 正喜 深見 哲男 岡田 敏美 長野 勇 木村 磐根
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B-II, 通信II-無線通信・無線応用 (ISSN:09151885)
巻号頁・発行日
vol.80, no.5, pp.416-423, 1997-05-25
被引用文献数
8

夜間, ロケットを用いて地上にあるVLF局と中波放送局のそれぞれの磁界強度を観測すると共にラングミュアプローブ(DCプローブ)電流を計測し, 合わせて中波のドップラー観測も行った. E層中にVLF波磁界強度の定在波分布や中波の正常波, 異常波成分が観測された. そしてDCプローブ電流を参照して, これらVLF波や中波の観測値とフルウェーブ計算による理論計算値が合うよう電子密度ならびに電子の衝突回数の高度分布を修正・推定した. このようにしてVLF波の磁界強度分布から電子密度をE層下部から上部にかけて推定し, 弱いEs層が数層あることがわかった. また, 中波のドップラー観測によりE層上部にわたる電子密度の推定に成功すると共に異常波の上昇波の強度成分から地上110 km前後における電子の実効衝突回数の値も推定できた.