著者
大西 直樹 岩切 正一郎 生駒 夏美 佐野 好則 クリステワ ツベタナ 小玉 クリスティーヌ サイモンズ クリストファー 松田 隆美 荒井 直 本山 哲人
出版者
国際基督教大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2008

文学研究と文学教育のあり方を、ことに教養学部の領域で扱うことの問題点と可能性とを国際比較し、今後の展望を探る目的で、イギリス、アメリカ、フランスの主要な大学における経験豊かな文学担当の研究者と直接に長時間の面談による情報集種をおこない、それを日本での現状にどのように反映できるか検討した。
著者
生駒 夏美
出版者
国際基督教大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2007

メディアや文学における危機の表象において、ジェンダーの要素が国家共同体の概念と深く結びつき、犯罪者のイメージが性的逸脱や規範的ジェンダー逸脱と関連していることが明らかになった。逸脱者を犯罪者として描き出し、罰することにより、他者として社会から排除し罰する機能を持つ言説は、同時にその社会の脆弱な規範や国民アイデンティティを保持しようとする意図に支えられている。