著者
田川 拓海
出版者
筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科応用言語学コース
雑誌
筑波応用言語学研究 (ISSN:13424823)
巻号頁・発行日
no.9, pp.15-28, 2002

最近、次のような表現が日本語母語話者によって使用されることがある。(1)イチゴが売っている。(2)今日買い物に行くと氷砂糖が売っているのを見つけた。「売る」は他動詞であるから、「[対象]ガ~他動詞(以下Vtと略す)テイル」という ...
著者
田川 拓海
出版者
筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科応用言語学コース
雑誌
筑波応用言語学研究 (ISSN:13424823)
巻号頁・発行日
no.9, pp.15-28, 2002-12-25

最近、次のような表現が日本語母語話者によって使用されることがある。(1)イチゴが売っている。(2)今日買い物に行くと氷砂糖が売っているのを見つけた。「売る」は他動詞であるから、「[対象]ガ~他動詞(以下Vtと略す)テイル」という ...
著者
田川 拓海
出版者
Graduate School of Humanities and Social Sciences (Japanese Linguistics), University of Tsukuba
雑誌
筑波日本語研究 = Tsukuba Japanese linguistics (ISSN:13424793)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.1-14, 2019-01-31

生成統語論の研究において、日本語によく見られる音形を持たない名詞句(ゼロ代名詞)の項としての性質は、音形を持つ名詞句と基本的には変わらないと考えられてきた。それに対し本論文では、少なくとも1) 状態のタ節、2) 「-方」名詞句という独立した2つの文法環境においてゼロ代名詞は可能だが音形を伴った名詞句の出現が許されないケースがあることを示す。さらに、現代日本語(共通語)における右方節点繰上げ構文の基本的な特徴について記述・整理を行い、この環境におけるガ/ノ交替も音形の有無により容認度が異なる現象の1つである可能性を指摘する。
著者
田川 拓海
出版者
筑波大学
巻号頁・発行日
2009

筑波大学博士 (言語学) 学位論文・平成21年3月25日授与 (甲第4882号)
著者
田川 拓海
出版者
日本語文法学会
雑誌
日本語文法 (ISSN:13468057)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.122-129, 2010-03
著者
田川 拓海
巻号頁・発行日
2009

筑波大学博士 (言語学) 学位論文・平成21年3月25日授与 (甲第4882号)