著者
畑中 重光 谷川 恭雄
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.33, no.6, pp.14-24, 1995-06-01 (Released:2013-04-26)
参考文献数
51
被引用文献数
1 1

生コンプラントで発生するスラッジ水の多くは, 脱水ケーキ化された後, 多額の処理費を伴って管理型の産業廃棄物として埋め立て処分されるかプラント内外で適宜処理されているのが実状である。また, 管理型廃棄物の処分場を将来にわたって確保・増設していくことは, 極めて困難であり, スラッジの再利用や処理方法の検討が望まれている。本稿は, 生コンスラッジの発生と処理の現状を概観したのち, 生コンスラッジに関する既往の研究を取りまとめたものである。
著者
畑中 重光 はたなか しげみつ
出版者
森北出版株式会社
巻号頁・発行日
pp.122-140, 2009-04-25

図書の一部
著者
前川 明弘 畑中 重光 三島 直生 湯浅 幸久
出版者
コンクリート工学
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.46, no.2, pp.24-32, 2008

ポーラスコンクリートはその内部に連続空隙を有し, 植生ブロック, 透水性舗装など様々な分野での利用価値が高く, 新たな用途開発が積極的に行われている材料である。しかしながら, これまでのポーラスコンクリートに関する研究では, 使用する粗骨材粒子径が2.5~20mm程度の範囲であり, 得られる空隙径にも限界があった。そこで著者らは, ポーラスコンクリートの適用範囲を大幅に拡大させることを目的として, 骨材粒径を小粒径から大粒径 (骨材粒径範囲 : 0.6~400mm) まで変化させたポーラスコンクリートの製造方法や各種特性について検討した。本稿では, 粒径400mm程度のコンクリートがらを使用した大粒径ポーラスコンクリ。トの製造と, 魚礁ブロックとしての適用性について紹介する。
著者
平林 典久 浅野 聡 畑中 重光
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
vol.22, no.50, pp.387-392, 2016
被引用文献数
2

The present report introduces an overview of the "Umashikuniokoshi-Mie Sakimori Juku" as a practical example of disaster prevention education program, reporting basic framework and overall configuration of the program. The program intended to offer basic sound knowledge as well as practical skills for adults working as e.g. official workers, volunteers, civil servants. Following basic points of the program are summarized and discussed: (1) purpose, (2) institutions of training, (3) subjects for training, (4) target ability, and (5) curriculum. It is considered adequately possible to design disaster education programs for adults in universities.