著者
高橋 裕一 川島 茂人 相川 勝悟
出版者
一般社団法人 日本アレルギー学会
雑誌
アレルギー (ISSN:00214884)
巻号頁・発行日
vol.45, no.12, pp.1270-1276, 1996
被引用文献数
9

将来予想される地球温暖化によりスギ花粉総飛散数がどのような影響を受けるかを予測した. 夏季の気温が2〜5℃上昇したと仮定すると平年並みの飛散年や少飛散年では気温上昇前に比べ総飛散数が2〜5倍に増加すると予想された. 大飛散年では増加は著しくなかった. 逆に夏季の気温が2〜5℃低下すると仮定すると総飛散数は激減すると予想された. 空中スギ花粉飛散シミュレーション法を用いてスギ花粉総飛散数に影響を及ぼす主な因子を調べた. 盆地やスギ森林地帯では夏季に形成された雄花量が大きく関係していること, 花粉発生源から遠く離れた平野部では飛散期の気象条件の影響を部分的に受けていることがわかった. 花粉飛散開始時期を前後しても総飛散数に大きな影響を及ぼさなかった.
著者
齊藤 燎 相川 勝 井上 健太郎 山森 一人
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第72回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.368, 2019-09-19 (Released:2020-01-20)

近年、ネットワーク機器に対する攻撃は増加傾向にあり、攻撃を検知する手法としてNIDSが注目されている。NIDSに関して機械学習と組み合わせた研究が行われており、京都大学に設置されたハニーポッドへの通信をもとに作られたデータセットKyoto 2016 Datasetが多田らによって発表されている。機械学習において、学習に用いるデータに偏りがあると、識別精度も偏る傾向があり汎化性能が低下してしまう。汎化性能を上げるためには、学習用のデータは偏りなく、冗長性が無いデータが望ましい。本稿ではKyoto 2016 Datasetにおける冗長性と同一特徴量異ラベルデータについて報告する。
著者
宮原 春美 相川 勝代
出版者
長崎大学
雑誌
長崎大学医療技術短期大学部紀要 (ISSN:09160841)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.61-64, 2001-03
被引用文献数
3

知的障害養護学校であるK高等養護学校の保護者を対象に,知的障害児・者の家族のセクシュアリティに関する質問紙調査を実施し,セクシュアリティ確立のための課題について検討した.知的障害児の性的発達,性教育についての考え方では,約8割の人が「普通に発達する」「性教育は必要である」と回答しており,保護者は知的障害をもった子どもの性的発達を認め,性教育の必要性も認めていた.しかし,結婚や出産,性行動についての対応,意識には戸惑いがみられ,現実的な性に関する心配事もあげられていた.従って,知的障害児・者の家族に対する認知領域,感情領域,行動領域における支援の必要性が示唆された.
著者
田本 和之 山森 一人 相川 勝
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
九州支部連合大会論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, pp.368, 2012

近年、回路動作時のリーク電流による消費電力の増加を抑えるため、回路への電源供給を遮断するパワーゲーティング(PG)が注目されている。マルチコアプロセッサではコア毎にPGを適用することで消費電力を削減できるが、既存のOSは各コアにタスクを均等に割り当てるため、すべてのコアが稼働状態になる事が多くPGを有効に利用できない。本研究では、システムの総負荷に応じ稼働するコアを動的に増減させ、未稼働コアにPGを適用する機能をLinuxカーネルに追加し、省電力化を図る手法を提案する。
著者
相川 勝六
出版者
J&Jコーポレーション
雑誌
日本及日本人 (ISSN:05461138)
巻号頁・発行日
no.1439, pp.73-80, 1966-08