著者
石 弘之
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.112, pp.73-75, 2008-10

【あらすじ】あまり読まれることのないプラトンの著書になかでも、クリティアスだけがよく読まれているのは、副題にもあるように幻の大陸「アトランティス」が登場するからだ。アテナイ(アテネの古名)は、かつてアトランティス大帝国を相手に戦い勝利を収めた。その栄光のアテナイの環境がその後いかに荒廃したか、プラトンは嘆き悲しむ。
著者
石 弘之
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.109, pp.87-89, 2008-07

【あらすじ】時代は1815〜35年。革命後の王政復古とそれに抵抗する市民との戦いで、フランスは騒然としていた。パンを盗んで捕まったジャン・ヴァルジャンは、19年も服役した。出獄後、工場の経営で成功を収め女工の娘コゼットをわが子のように溺愛したが、娘は反王政の貧しい青年マリウスと恋に落ちる。
著者
石 弘之
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.124, pp.63-65, 2009-10

東京農業大学教授。1940年生まれ。東京大学教養学部卒業後、朝日新聞社編集委員を経て、96年東京大学大学院総合文化研究科教授。駐ザンビア特命全権大使などを歴任し、2008年から現職。
著者
石 弘之
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.122, pp.59-61, 2009-08

東京農業大学教授。1940年生まれ。東京大学教養学部卒業後、朝日新聞社編集委員を経て、96年東京大学大学院総合文化研究科教授。駐ザンビア特命全権大使などを歴任し、2008年から現職。『地球環境「危機」報告』(有斐閣)など著書多数岸田國士著(岸田國士全集21、岩波書店) この短編は、岸田國士(1890〜1954年)が、1929年(昭和4年)に「時事新報」に掲載したものだ。
著者
石 弘之
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.114, pp.67-69, 2008-12

【あらすじ】近代演劇の祖とされるノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセン(1828〜1906年)は、『人形の家』や『民衆の敵』が日本でもたびたび上演されてきた。この『ブラン』(1865年)は初期の傑作とされ、森鴎外も翻訳に挑戦したことがある。主人公のブランは若い牧師。信仰と人生は一体のものとしてかたくなに宗教に生きた。
著者
松原 望 北村 喜宣 繁枡 算男 小宮山 宏 細野 豊樹 佐藤 仁 石 弘之
出版者
東京大学
雑誌
特定領域研究
巻号頁・発行日
1998

(松原)最終年度のとりまとめを行った。アジア・太平洋地域の環境問題は、開発と高い経済成長にともなう環境破壊、資源開発と相関する環境破壊、「環境保護」の名のもとの環境破壊、所得格差と不平等増大の進行、などの各論的問題が次第に総論化し、政策の統合と協調が政治経済学的に「集合行為」(オルソン問題)としての課題となっている。その中でアメリカの環境政策での立場が、ブッシュ政権のもとで従来との一貫性を欠く等の局面が現出していることに焦点をあてた総括を行った.(小宮山)中国を含む東アジアおよび東南アジア諸国における資源とエネルギーについて20世紀後半50年間分のデータを収集し、農業生産量、エネルギー資源等の天然資源の生産量、工業生産量の経年変化から現状を分析した。(繁桝)構造方程式モデル(SEM)のパラメータを推定するためのベイズ的な解析方法を理論的に精緻化し、ギブスサンプリングを用いて実用化した。SEMは,リスク認知における因果関係を検証するために有用な方法である。(佐藤)今年度は、日本における資源概念の形成にかかわる文献を集中的に収集し、とくに南洋地域における資源確保の政策背景について研究した。タイでは関連する現地調査も行った。(北村)環境保護のためにきわめて厳格な法執行制度を整備している米国環境法を概観し、日本環境法の導入可能性をさぐった。非刑事的制裁の有効性などが示唆されたが、日本の行政システムのなかで機能させるには、組織文化的な課題があることがわかった。(細野)アメリカ合衆国2000年大統領選挙で明らかになった投票集計機材の誤差問題に対応すべく策定された、2002年10月の連邦政府の対策法がなぜ不十分なものに終わったかを、自治体の新技術への対応能力の格差にからめて、キングダンの政策モデルで分析。