著者
荒木 茂 山越 言 王 柳蘭 原 正一郎 村上 勇介 柳澤 雅之 北村 由美 舟川 晋也 水野 啓 梅川 通久 竹川 大介 有川 正俊 池谷 和信 竹川 大介
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2007

諸科学が提示するグローバルな認識、イメジと、地域研究で集積されるミクロな情報とのギャップを埋め、両者を統一的に理解してく道筋の一つとして、可変的なスケールをもつ『仮想地球空間』を想定し、地域情報をインタラクティブに集積していくツールの開発と、データ集積を行なった。地域研究が提示する地域のメッセージを、地点情報、主題図の形で地球上に貼り付けていくことによって、地球を多様な世界観からなる地域のモザイクとして描き出し、グローバルな認識と接合させる道が開かれた。
著者
竹川 大介
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2017, 2017

フィールドワークの社会実践の現場として、北九州市内の生鮮市場である旦過市場における8年間の店舗「大學堂」の運営をおこなってきた。ここで最近になって市場再整備という大きな社会的葛藤が浮上し、一店主としての当事者性と大学に籍を置く者としての関わり方が問われることとなった。人類学とフィールドとの関わりについて考えるために、市場と大学のマリアージュが生みだそうとしている、答えとゴールのない模索を紹介する