著者
織田 竜也
出版者
慶應義塾大学大学院社会学研究科
雑誌
慶応義塾大学大学院社会学研究科紀要 (ISSN:0912456X)
巻号頁・発行日
no.53, pp.79-87, 2001

1. はじめに2. 問題の所在3. 「統合形態」概念4. フランス社会学 : 「集合表象」概念との比較5. 全体的社会事実 : デュルケムからモースへ6. ハビトゥスを巡るメリーゴーラウンド : ブルデューにおける「構造」と「実践」7. 「統合形態」概念のポジション論文
著者
織田 竜也
出版者
三田哲學會
雑誌
哲学 (ISSN:05632099)
巻号頁・発行日
vol.119, pp.147-170, 2008-03

1. はじめに2. 交易港(Ports of Trade)3. 交易港としての長崎4. 交易港を認識する5. 異文化としての象6. 結語特集文化人類学の現代的課題II第1部 空間の表象投稿論文
著者
織田 竜也
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2013, 2013

ヴァーチャリティがリアリティを獲得する現場を「2.5次元」と概念化し、そこでの諸現象、とりわけ「ゲーム」「コスプレ」「聖地巡礼」に焦点を当てて考察する。事例としては『Street Fighter Ⅱ』や『戦国BASARA』を取り上げる。
著者
織田 竜也
出版者
長野県短期大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

デジタルコンテンツの「舞台探訪」は、宗教的巡礼(聖地巡礼)とも観光現象(コンテンツツーリズム)とも称される面があるが、複数地域での調査から、コンテンツの世界観と現実世界を混交させることで楽しみを生み出す遊戯的活動だと確認された。現場では歴史的・民俗的フィクションを接合することで現実世界を変容させる工夫が施されていた。今後はコスプレやゲーム性を高めることでARG(Altenate Reality Game)へ展開すると推測される。