著者
李 暁赫 杉山 央 小野 克也 藤本 郷史
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会構造系論文集 (ISSN:13404202)
巻号頁・発行日
vol.79, no.703, pp.1215-1225, 2014-09-30 (Released:2014-09-30)
参考文献数
18
被引用文献数
3

Curing condition of concrete in early ages has a significant influence on the durability of reinforced concrete structures. The influence of curing condition in early ages on the carbonation of concrete was studied in this paper. Following results were obtained; 1) The accelerated carbonation depth of concrete depends on the strength at the age of 28 days. 2) Evaporation rate is a useful indicator of earlyage curing with respect to concrete carbonation.
著者
松野 泰也 谷川 寛樹 藤本 郷史 村上 進亮 中島 謙一
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2013-04-01

本研究では、世界全体での鋼材のダイナミックMFAを実施した。具体的には、鋼材の最終用途(自動車、土木、建築、機械など)に関して2050年までのストック量を推計するとともに、需要量、使用済み製品からのスクラップ発生量を推計した。統計データ等ダイナミックMFAを実施するためのデータが得られない地域に関しては、夜間光衛星画像やGISを用いて、ストック量を推計した。さらには、国際貿易に伴う取引量(グローバルマテリアルフロー)を推計するとともに、途上国でのスクラップの回収状況を調査、推計することで、将来需要を鑑みたスクラップの利用に関して提言を得た。