著者
松本 英樹 掛端 健士 兵頭 武史 花田 憲正 辻 陽子 稲船 清英 村中 早苗 星野 佐登志
出版者
公益社団法人 日本獣医師会
雑誌
日本獣医師会雑誌 (ISSN:04466454)
巻号頁・発行日
vol.56, no.9, pp.595-599, 2003

日本の犬ぞり犬において, 現場に即した運動処方を作成するために各種の検討を行った. その結果, 運動処方作成にあたっては, 年齢等による運動能力の近似した群分けの必要性が示唆された.また1回の運動負荷で乳酸閾値, 酸塩基平衡を基に個体別の運動処方を作成できる可能性が示唆され, 過剰な運動負荷を防止するために2回目の運動負荷も有用であると思われた.PRESCRIPTIONDIET<SUB>&reg;</SUB> a/d (a/d) を通常食に追加投与すると, a/d投与前と比較して投与後は, 運動負荷後のアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ (AST) の増加もなくなり, 血中の重炭酸塩および静脈血二酸化炭素分圧の回復も早いことが認められた.しかし, a/d投与後では運動負荷に関係なくナトリウム, クロライドの上昇を伴う血漿浸透圧の上昇が認められたことから, 塩分過剰投与などが危惧され, さらに十分な水分補給の必要性が示唆された.
著者
入江 政安 西田 修三 寺中 恭介 辻 陽平 平澤 充成 藤原 敏晴 中筋 みゆき
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木学会論文集B2(海岸工学) (ISSN:18842399)
巻号頁・発行日
vol.66, no.1, pp.1066-1070, 2010 (Released:2010-11-09)
参考文献数
17
被引用文献数
3

A field survey and laboratory analyses of sediment quality in the eastern part of Osaka Bay are carried out to clarify their characteristics and influence on the dynamics of hypoxia. Nitrogen, phosphorus and sulfur cycling in the coastal water and sediment are modeled with a focus on the formation of hydrogen sulfide in hypertrophic sediment and its release to the bottom water. In the calculated results the oxygen consumption in the bottom water by the release of sulfide is much larger than the direct oxygen consumption by the sediment in the northern port of the bay. Without the release of sulfide, the hypoxic water area would be estimated to be limited in and near the port area of the head of the bay. The wide spreading of hypoxia in the eastern part of the bay would be contributed largely by the sulfide release.
著者
辻 陽
出版者
近畿大学
雑誌
近畿大學法學 (ISSN:09164537)
巻号頁・発行日
vol.55, no.3, pp.63-88, 2007-12

[目次]はじめに, 第1章 分析枠組み 1.従属変数 2.独立変数 (1)「革新」知事と90年代「非自民」知事 (2)官僚出身知事と政治家出身知事 3.事例選択 4.仮説, 第2章 分析 1.概観 2.各県政の模様 (1)長野県政(「革新」・官僚出身, 第1期4年) (2)畑県政(「革新」・政治家出身, 全5期20年) (3)浅野県政(90年代「非自民」・官僚出身, 第1期・第2期) (4)北川県政(90年代「非自民」・政治家出身, 第1期4年) 3.仮説の検証, おわりに本稿は, 日本公共政策学会2007年度研究大会において報告した原稿を加筆・修正したものである。
著者
辻 陽
出版者
近畿大学法学会
雑誌
近畿大学法学 (ISSN:09164537)
巻号頁・発行日
vol.58, no.2, pp.289-336, 2010-12
著者
中原 紀 辻 陽一 長澤 一之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.97, no.464, pp.99-106, 1997-12-20
被引用文献数
1

インターネット ブラウザー機能の進歩は統合的ハイパーメディアによるインストラクショナル デザインのツールとしての多面的な可能性を齎している。本諭文ではHTMLのFRAME機能およぴよJavaScriptプログラミングをベースとするブラウザー集約型インストラクショナル デザインの特徴、利点と設計指針について考察を述べその具体的応用例を紹介すると共に今後の展望についても触れる。