著者
金子 格 白井 克彦 阪本 秀樹
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.43, no.9, pp.981-987, 2002-09-15
参考文献数
14
被引用文献数
1

本稿ではMPEG-21国際標準化プロジェクトの現状を報告する.同標準は各国のコンテンツサービス技術全般に関係する企業,研究機関が参加し,メディア・地域横断型のマルチメディア・フレームワークの実現を目指している.現在パート7までの標準化が計画され,パート6までの委員会原案が完成している.
著者
金子 格
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.58, no.12, pp.1085-1088, 2017-11-15

数学・工学モデルを利用して問題の分析を行い対策の可能性を論じる.選挙区割の操作による選挙結果の操作を数式表現する.ディジタルゲリマンダに関係すると思われる論文の発表状況をまとめる.対策に用いられ得る研究として,推薦システム(recommendation system),Echo chamber, 選挙制度の研究を紹介する.ディジタルゲリマンダに頑健な投票方法としてFallback Votingがあることを紹介する.
著者
金子 格 須川 賢洋
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.58, no.12, pp.1068-1069, 2017-11-15

選挙区割,SNSなどによる選挙操作,ディジタルゲリマンダについて解説する.「1.ディジタルゲリマンダの法規制の可能性」では法的規制を行いうるかを解説する.「2.ディジタルゲリマンダとプライバシー,自己決定権」では,プライバシー/個人情報保護,人格権の観点から考察を行う.「3.ソーシャルメディアと想像の共同体」ではマスメディアからソーシャルメディアに転換したことによる社会への影響を論じる.「4.ディジタルゲリマンダへの工学的アプ ローチ─ディジタルにはディジタルを─」では,数学・工学モデルを利用して問題の分析を行い対策の可能性を論じる.
著者
金子 格 竹内 大貴 大山 貴紀
出版者
一般社団法人日本音響学会
雑誌
日本音響学会誌 (ISSN:03694232)
巻号頁・発行日
vol.72, no.2, pp.61-67, 2016-02-01

音楽を題材とし,数学や物理との関係を示すことで,受講者の理数系科目への関心を高めようとする授業は数多くみられる.しかし我々は,音楽を題材にしても受講者が受動的に説明を聞くだけでは,受講者に理数系科目への強い関心を持たせるのは難しいと考えた.そして,受講者が自ら数式により音楽を合成しながら音楽と数学の関係を確認し,また数式を用いた音楽合成による作品を制作する演習授業の実施を試みた.演習授業にはScilabを用いた.受講者にとって演習授業が困難すぎることはなく,4時間〜9時間の授業の中で説明〜制作を終え各自の作品の発表を行うことができた.高校生の受講者で数学への関心に有意な上昇が確認できた.本論文では,我々が行った演習授業の詳細と評価アンケートの分析結果を報告する.受講者の演習授業の内容と受講者が作成した作品はwebページで公開している.
著者
金子 格 竹内 大貴 大山 貴紀
出版者
一般社団法人 日本音響学会
雑誌
日本音響学会誌 (ISSN:03694232)
巻号頁・発行日
vol.72, no.2, pp.61-67, 2016

音楽を題材とし,数学や物理との関係を示すことで,受講者の理数系科目への関心を高めようとする授業は数多くみられる.しかし我々は,音楽を題材にしても受講者が受動的に説明を聞くだけでは,受講者に理数系科目への強い関心を持たせるのは難しいと考えた.そして,受講者が自ら数式により音楽を合成しながら音楽と数学の関係を確認し,また数式を用いた音楽合成による作品を制作する演習授業の実施を試みた.演習授業にはScilabを用いた.受講者にとって演習授業が困難すぎることはなく,4時間〜9時間の授業の中で説明〜制作を終え各自の作品の発表を行うことができた.高校生の受講者で数学への関心に有意な上昇が確認できた.本論文では,我々が行った演習授業の詳細と評価アンケートの分析結果を報告する.受講者の演習授業の内容と受講者が作成した作品はwebページで公開している.
著者
金子 格
出版者
東京工芸大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011-04-28

EV/HEVの接近報知音の評価方法を検討した。Bフォーマットマイク(Sound Field ST450)を4本用いた評価システムの構成を構築した。報知音の定位の評価方法を構築し、「EV/HEVの報知音を想定した漸増刺激音の定位の主観評価 (応用音響)」電子情報通信学会技術研究報告等で発表した。たとえばトーン性の妨害音がノイズ性の目標音の定位を妨害する効果が,妨害音が目標音の臨界帯域内であるか否かにかかわらずほぼ7dB程度であること、など有益な知見が得られた。
著者
金子 格 加藤木 正紀
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.54, no.3, pp.220-227, 2013-02-15

Evolution of electronics and information technology continuing over 40 years. Through that process, standardization organization also change procedure and concerns on the patents which are needed to implement standards. This section describe phenomenon, mechanism and notable events in this area within those 40 years.
著者
佐藤和洋 金子格 中村史朗
雑誌
情報処理学会研究報告データベースシステム(DBS)
巻号頁・発行日
vol.1982, no.41(1982-DBS-033), pp.1-10, 1982-11-18