著者
鈴木 喜久
出版者
日本信頼性学会
雑誌
日本信頼性学会誌 信頼性 (ISSN:09192697)
巻号頁・発行日
vol.30, no.7, pp.556-563, 2008
参考文献数
8

事故が発生すると,警察による責任の追求が行われるのが通常であるが,責任を追求しても,事故はなくならないことが多いので,最近は事故調査委員会による調査が優先するようになってきた.しかし,死者が100人を超えるような巨大事故に対しては,事故の直接原因を追求するだけでは不十分なことも判ってきた.即ち,事故の原因だけでなく,事故が拡大した原因を研究し,その対策を検討する必要がある.この場合には,直接原因とは異なった原因が考えられるようになるので,科学技術でなく,社会技術として対策を検討しなければならない.この点を事例により,考察してみた.
著者
鈴木 喜久 室崎 益輝
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SSS, 安全性
巻号頁・発行日
vol.108, no.186, pp.1-2, 2008-08-18

7月10日、11日に日本学術会議で、安全工学シンポジュウム2008が開催された。関西からの出席者は少ないように思うので、概略を報告する。
著者
鈴木 喜久
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. R, 信頼性 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.385, pp.11-14, 2007-12-07

地球温暖化対策の一つとして、太陽光発電があるが、経済的には投資額が大きく回収期間が長すぎて普及を妨げている。ここで、オール電化にすると、夜間の電気代が安く、昼間の余剰電力の売電価格が高いので、経済性が出てくる可能性が考えられるので、昨年から、オール電化の設備を導入して、経済性を確認してみた。1年間のデータが纏まったので、報告としてみた。1例に過ぎないが、新しく導入される方の参考になると思う。