著者
青島 正大 中田 紘一郎 松岡 正裕 河端 正也 中村 卓郎
出版者
The Japanese Respiratory Society
雑誌
日本胸部疾患学会雑誌 (ISSN:03011542)
巻号頁・発行日
vol.27, no.12, pp.1521-1527, 1989-12-25 (Released:2010-02-23)
参考文献数
19

症例は48歳男性で, 骨盤部腫瘤による臀部痛を初発し, 腫瘤生検にて芽殖孤虫虫体を認め, 経過中に胸部X線及び胸部CT上肺浸潤影と多発性結節状陰影を呈し, 経気管支的肺生検 (TBLB) により好酸球浸潤を伴う非破壊性血管炎の所見を得, 芽殖孤虫の肺内寄生及び寄生に伴うPIE症候群と診断し, 駆虫剤及び副腎皮質ステロイド剤の投与を行ったが肺塞栓を併発し死亡した.
著者
高畠 由佳 篠原 規恵 古川 陽子 ワード 弥生 甲屋 早苗 蝶名林 直彦 青島 正大
出版者
一般社団法人 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
雑誌
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 (ISSN:18817319)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.133-137, 1998-12-19 (Released:2019-10-15)
参考文献数
6

慢性呼吸器疾患の包括的呼吸リハビリテーションにおいて,その急性増悪期にICUで行われる呼吸理学療法は,人工呼吸管理前後の効果的な気道分泌物の除去や,咳嗽力の回復を目標とし,手技の適応を慎重に判断し,十分な観察のもとに実施されることが必要である.さらに医師や理学療法士と連携し,ケアを継続できる看護チーム力や,チーム内での患者の情報の共有化がポイントになり,今回具体例をあげて解説した.
著者
青島 正大 中田 紘一郎 松岡 正裕 河端 正也 中村 卓郎
出版者
社団法人 日本呼吸器学会
雑誌
日本胸部疾患学会雑誌 (ISSN:03011542)
巻号頁・発行日
vol.27, no.12, pp.1521-1527, 1989

症例は48歳男性で, 骨盤部腫瘤による臀部痛を初発し, 腫瘤生検にて芽殖孤虫虫体を認め, 経過中に胸部X線及び胸部CT上肺浸潤影と多発性結節状陰影を呈し, 経気管支的肺生検 (TBLB) により好酸球浸潤を伴う非破壊性血管炎の所見を得, 芽殖孤虫の肺内寄生及び寄生に伴うPIE症候群と診断し, 駆虫剤及び副腎皮質ステロイド剤の投与を行ったが肺塞栓を併発し死亡した.