著者
角谷 常子 大川 俊隆 岡山 茂彦 小寺 裕 田村 三郎 田村 誠 張替 俊夫 馬 彪 吉村 昌之
出版者
大阪産業大学
雑誌
大阪産業大学論集 人文科学編 (ISSN:02871378)
巻号頁・発行日
no.115, pp.1-13, 2005
被引用文献数
3

今回,本訳注稿において発表するのは,『九章算術』の算題とは直接的な関連が不明である算題のうち,「増減分」「分当半者」「分半者」「伝馬」「羽矢」「繪幅」「漆銭」「飲漆」「程竹」である。The unearthed book "Suanshu-shu (算数書)" is the oldest book of mathematics in China. In order to report this book's proper collation, translation, and annotation, the very first procedure was to decipher the letters from photographs with the following investigation of the results with the mathematical and historical viewpoints. This is the sixth released article based on our research and results in which we studied 9 sections named "Zengjianfen (増減分)", "Fendangbanzhe (分当半者)", "Fenbanzhe (分半者)", Chuanma(伝馬)", "Yushi (羽矢)", "Zengfu (繪幅)", "Qiqian (漆銭)", "Yinqi (飲漆)", and "Chengzhu (程竹)".
著者
馬 彪
出版者
龍谷大学
雑誌
東洋史苑 (ISSN:03876403)
巻号頁・発行日
vol.58, pp.18-48, 2001-10-31
著者
馬 彪
出版者
山口大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

本研究は1989年に出土した雲夢龍崗秦簡の禁苑律令にはじめて見づけた禁苑の新史料にしたがって、秦帝国における全国に散在した禁苑群に関する研究である。研究成果は三部に分けて、1秦地禁苑研究は上林苑・渭水上流の秦旧都地・御陵周辺における禁苑群の実像を明らかにした成果。第二部の東海沿岸禁苑研究は、山東半島・渤海湾・江淮下流「呉地」・粤地における禁苑群実像を明らかにした成果。第三部の長江・黄河中流禁苑研究は、楚王城・長江中流域禁苑・「巡北辺」と最期の禁苑を明かにした成果。従って筆者はこれまでの秦帝国の研究と異なる秦帝国各地方に散在していた禁苑ネットワークの存在とその帝国の政治機能を明かにした。
著者
山中 章 関口 敦仁 黄 暁芬 山田 雄司 今泉 隆雄 小澤 毅 橋本 義則 今泉 隆雄 小澤 毅 河角 龍典 橋本 義則 馬 彪 山田 邦和
出版者
三重大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2007

本研究では次の様な成果を獲得した。(1)東アジアの都城が、西アジアの都市と、機能や構造において多くの共通点を有していることを明らかにした。(2)新たに3DVR表示システムを開発し、3つのモデルを作成した。(3)鈴鹿関のモデルを分析して日本古代三関が交通の検問と軍事の両機能を兼ね備えた施設であることを解明した。(4)復原モデルを用いたデジタル野外ミュージアムの展開を開いた。