著者
黒岩 大助
出版者
北海道大学
雑誌
北大百年史
巻号頁・発行日
vol.通説, pp.908-920, 1982-07-25
著者
黒岩 大助
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.31, no.10, pp.756-764, 1976-10-05

日本における雪氷研究の先駆者であった故中谷宇吉郎の仕事が, この国の雪氷学の発展にどのような影響をあたえてきたかについて解説した. 中谷宇吉郎は外国の著名な学者の研究をいち速く日本でまねることによって安心する学者ではなく, また, 物理学の主流から外れているようでも常に独創的な分野を開拓した学者である. 来日する外国の雪氷学者はこの国の雪氷研究者の数の多いのに一様に驚く. そして日本の雷氷学はもう中谷の名前を知らない若い世代によってすすめられようとしている. この一文は物理学を志す若い人々に雪氷の研究はもはや "探検" というロマンの時代は終り, 近代物理学の研究対象としても十分面白いものであることを理解していただけることを期待して書いた.
著者
黒岩 大助
出版者
北海道大学
雑誌
北大百年史
巻号頁・発行日
pp.908-920, 1982-07-25
著者
黒岩 大助
出版者
北海道大學低温科學研究所
雑誌
低温科學
巻号頁・発行日
vol.8, pp.1-57, 1951-12-30
著者
五藤 員雄 黒岩 大助
出版者
The Japanese Society of Snow and Ice
雑誌
雪氷 (ISSN:03731006)
巻号頁・発行日
vol.37, no.4, pp.182-191, 1975
被引用文献数
2 1

北陸地方における電線着雪の観測結果では, 着雪の比重は0.2以下で, 風速8m/sec以上では着雪はほとんど脱落してしまうと報告されているが, 北海道でおこる電線着雪では, しばしば着雪比重は0.6以上, 風速10m/secをこえる強風下でも脱落せず, 直径10~20cmに発達していく着雪が観測されている.このような条件下で発達する電線の着雪は, 電線の撚線に沿って着雪が滑り, 回転しつつ発達することが確かめられたので, この点に着目して2・3の着雪抑止方法が考案された.人工的な着雪実験でその効果を確認すると共に, フィールドテストも行った.その結果, 電線の長さが短い場合は抑止効果があるが, 長い場合は, 電線自体が捻れ回転し, 中央部分での着雪抑止効果が低減することがわかった.そこで, 捻れ防止対策を考え, 施したところ, 所期の効果を発揮することができた.
著者
黒岩 大助
出版者
北海道大學低温科學研究所
雑誌
低温科學
巻号頁・発行日
vol.6, pp.11-22, 1951-03-31
著者
黒岩 大助
出版者
北海道大学低温科学研究所
雑誌
低温科學. 物理篇 (ISSN:04393538)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.57-80, 1966-03-22