著者
クラ-ク ケネス
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.875, pp.66-69, 1997-01-27

1月上旬来日し大蔵省のほか運輸,郵政各省と意見交換した。日本の「民営化」はその名に値しないほど不徹底だ,と語る。自分が今日本の政治家だったら,ビッグバンを支持する,とも。欧州統一通貨ができたところでシティの地位は揺るがないと自信。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1423, pp.30-33, 2008-01-07

バルト海に臨むロシアの古都サンクトペテルブルク。2007年12月21日、冷たい雨の中、トヨタはここに海外で53番目の工場を開いた。約220億円を投じ、組み立て工場を建設。まず中型セダン「カムリ」を年2万台の規模で生産、第2工場も計画している。この日の量産開始式典後にはウラジーミル・プーチン大統領も視察し、ロシア側の熱い期待を感じさせた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1950, pp.38-42, 2018-07-16

ただし、選んだ買収相手の多くは業績不振企業。不安視する声は少なくなかった。成長と買収企業の再建を同時並行で進めるために瀬戸社長が打った手は、相次ぐ経営のプロの招聘だ。
著者
小林 喜光
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1929, pp.52-54, 2018-02-19

経済同友会の代表幹事や東芝の社外取締役を務める小林喜光氏。エリート街道を歩んできたように見えるが、その道は挫折の連続だった。絶望からはい上がるプロセスにこそ、人間本来の強みが存在すると説く。
著者
葛西 敬之
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1931, pp.62-64, 2018-03-05

国鉄民営化を主導し、JR東海で28年間、代表取締役を務めた葛西敬之氏。教育に危機意識を持ち、同社を含む3社で全寮制の学校を立ち上げた。重視するのは、基礎学力の向上と空想力を育む時間の確保だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1710, pp.110-113, 2013-10-07

「我々が研究したのはハチと魚です」。日産自動車で先進技術・研究のエキスパートリーダーを務める二見徹氏は言う。今年9月、米カリフォルニア州で披露した2台の自動運転カー。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1098, pp.114-117, 2001-07-02

足元の消費動向を示す指標は厳しい数字ばかりが並ぶ。商業販売統計の小売業販売額は今年1月と3月に前年同期比プラスとなり、消費回復の兆しを感じさせたが、4月にはマイナス1.2%と再び水面下に落ち込んだ。家計調査の勤労者世帯の消費支出も4月はマイナス4.4%と大幅悪化。
著者
田村 賢司
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1353, pp.52-57, 2006-08-07

竹中浩一がその話を何気なく耳にしたのは、今年2月も末の24日、知人の外資系銀行のディーラーとの電話だった。 3日前の2月21日に英格付け会社、フィッチ・レーティングスがアイスランドの長期国債格付けの見通しを「安定的」から「格下げ方向」に引き下げ、以来、同国通貨のクローナと株価が大幅安に転じているというのだ。 みずほコーポレート銀行国際為替部次長。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1654, pp.82-85, 2012-08-20

今年73歳になる宮前美智子。母親の介護のため、10年近く前に西ノ島(島根県西ノ島町)に移り住むと、自宅で母親を看続けた。その母親は昨年11月に99歳で大往生。今は趣味のガーデニングと、たまに訪れる親戚家族を楽しみに、穏やかに暮らしている。 高齢化率が40%近い離島での老老介護は並大抵のことではない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1230, pp.42-44, 2004-02-23

君を社長にするプロジェクト——。日清食品の中川晋取締役がこんな名称のプロジェクトを同社の中央研究所で立ち上げようとしている。世襲経営体制を取る安藤百福会長、宏基社長が聞くとぎょっとしそうな名前だが、究極の目的は「湯が不要の即席麺」。つまり、チキンラーメンやカップヌードルを凌ぐ商品を開発せよということだ。
著者
堀籠 俊至
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1225, pp.107-110, 2004-01-19

全国赤帽組織は、軽自動車による運送業務を手がける協同組合です。全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会を上部団体として、全国に44の協同組合があります。このうちの1つ、赤帽北海道軽自動車運送協同組合が、2003年10月14日、札幌地裁に自己破産を申請しました。負債総額は約10億円。赤帽としては、初めての経営破綻となってしまいました。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1418, pp.142-144, 2007-11-26

個人ユーザーが設置できる携帯電話の小型基地局が実用間近だ。建物内でも通話音声の品質が高まり、通信速度も向上する。従来の基地局よりコストが安い。携帯料金の引き下げにつながる可能性も。 国内の携帯電話契約者は今年10月末で9900万を突破し、PHSと合わせると全人口に対する普及率は8割以上に達した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1527, pp.50-52, 2010-02-08

「500色の色えんぴつ」が爆発的人気を呼んだフェリシモのネット戦略にヒントを探る。 インターネットビジネスが急拡大を見せる中、ネットを活用しきれず試行錯誤している企業は多い。ネットを新規顧客の獲得や企業に対するロイヤルティー向上につなげるには、どうすればいいか。カタログ通販のフェリシモは今、その答えをつかもうとしている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1326, pp.130-133, 2006-01-30

京都市左京区の出町柳駅は、大阪市の淀屋橋駅に至る京阪電車の起点に当たる。朝7時頃になると、特急で1時間弱の大阪中心部へ通うビジネスマンが、次々と地下の乗り場へと吸い込まれていく。 その駅入り口脇のタクシー乗り場で朝、客待ちをする運転手にとって、目の前で演説する前原誠司の声を聞くことは、長く日常の一部になっていた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1798, pp.26-29, 2015-07-06

日立社員は心外だろうが、そう見られても仕方がない側面もある。具体的に言えば、まず、博士号を取得した社員が1000人以上在籍し、数多くの特許を申請しながら、その圧倒的技術力が商売に強く結びついているように見えない。 また、2009年以降の改革で…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1341, pp.114-116, 2006-05-15

2006年2月16日、東京証券取引所マザーズ市場に上場した「いい生活」は、その業態の独自性で目を引く存在だ。主要業務の不動産向けシステム開発・運営に注目が集まり、4月に入っても株式の売買で連続してストップ高をつけている。 不動産向けのシステムは、目立ちにくいが重要なものだ。 例えば、あなたがインターネットで新築マンションを探しているとしよう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1246, pp.48-50, 2004-06-14

「シンデレラシティ」。東京・新宿の伊勢丹新宿店2階に、こんな名前のエリアがある。若い女性をターゲットにした24のブランド衣料品店が軒を連ね、最新の流行を競う。今年2月、その売り場に「ハンアンスン」という新興ブランドが大抜擢されたことが、アパレル業界で話題を集めた。 「新宿の伊勢丹に納めています」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1670, pp.8-11, 2012-12-10

12月4日の公示直前に駆け込み的に「日本未来の党」が発足し、やっと与野党の構図が固まった今回の衆院選。11月30日の日本記者クラブ主催の討論会が異例の11党首の参加で開催されるなど、もはや政党の名前すら覚えられないような状況下で始まった選挙戦は早くも佳境に入った。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1920, pp.70-73, 2017-12-11

クレディセゾン社長の林野宏は指摘する。例えば不振の丸物を買収した後、百貨店を廃業してパルコに変えたのは代表例。そして西武百貨店そのものについても、伝統的な百貨店の形態を破壊するような、大胆な作り替えを進めていった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1703, pp.82-84, 2013-08-12

これを受け、「準天頂衛星は国家が整備する重要インフラと位置づけられ、宇宙政策の中でも優先事案となった」(内閣府宇宙戦略室の野村栄悟参事官)。具体的なスケジュールは、2号機が2017年3月、3号機は2017年5月、4号機は2017年7月をメドに打ち上げられる予定。…