著者
中村 秀樹
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.357, pp.64-65, 2004-08-13

共同溝の設置工事を請け負った建設会社A社が掘削作業を進めていたところ,工事現場に近隣の住民が訪れた。住民は「工事が原因で自宅の裏庭にある飲料水用の井戸が枯れてしまった」と苦情を言い,A社に補償を要求してきた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.364, pp.14-15, 2004-11-26

東京・西新橋で建設中の虎ノ門法曹ビルでは,仮囲いを若手アーティストの屋外展示ギャラリーとして提供。その一部に協賛広告を募っている。繁華街の建設現場では,大きな面積を占める仮囲いは魅力的な宣伝媒体になり得る。行政区に申請して許可を受ける必要はあるが,広告を掲載すれば収益が期待できる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.304, pp.54-55, 2002-05-24

新大阪駅から地下鉄御堂筋線で北へ数分。大阪市から吹田市に入り,北大阪急行線に乗り入れると,辺りには緑が増える。同急行の桃山台車庫はこうした都市の周縁部にある。車庫の増設に当たって,鉄筋コンクリート造のスラブがむき出しになっていた既存車庫の屋上を緑化した。 「吹田市との協議で,周囲の緑に合わせてスラブ上を緑化してほしいとの要望が出された。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.438, pp.14-16, 2007-12-28

2007年は,関西国際空港の第二滑走路や首都高速中央環状新宿線,諫早湾干拓事業といった長期にわたるビッグプロジェクトが完成。一方で,羽田空港のD滑走路や大山ダムなど新たなビッグプロジェクトが着工した。2004年の新潟県中越地震で被災した幹線道路はようやく完全復旧を果たした。 関西国際空港で2本目となる第二滑走路が,8月2日にオープンした。
著者
十河 茂幸
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.488, pp.74-77, 2010-01-22

2001年に創設されたコンクリート診断士の試験が今年で10回目を迎える。日本コンクリート工学協会が認定する民間資格だが、コンクリートの診断や維持管理に対する知識と技術力を裏付ける資格として存在感が増している。「2010年版コンクリート診断士試験合格指南」(日経BP社刊)の共著者である十河茂幸氏に執筆を依頼し、今号から隔号で診断士試験の対策をお伝えする。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.331, pp.26-27, 2003-07-11

建設会社だけでなく,測量会社や建設コンサルタント会社にも格付けを導入し,指名競争入札への参加を制限する自治体が増えつつある。 そうした試みのパイオニア的存在が広島県。広島県は,入札参加者の名簿に格付けを記載し,約1年前の2002年6月からウエブ上で公開し始めた。ウエブ上で公開している自治体は今も珍しい。 対象は,測量や地質調査,土木コンサルタントなど。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.609, 2015-02-09

今後15年間で総額4兆円に上る事業が見込まれる高速道路の大規模更新・修繕市場。事業化で先陣を切る首都高速道路会社に続いて、阪神などほかの高速道路会社5社についても、実施する工事箇所や年度が明らかになってきた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.220, pp.100-104, 1998-11-27

この駅は,周辺の将来像をイメージしながら見たほうがいいかもしれない。今はまだ常総の田園にぽつりと置かれた感じで,風景になじみきっていない。というのも,オフィスビルなどの都市機能が建ち並ぶ将来の街の姿をイメージして設計してあるからだ。 「ひたち野うしく駅」は茨城県牛久市に,JR常磐線の新駅として今年3月に開業した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.464, 2009-01-23

●大型クレーン車の配置場所や進入経路、建材の移動経路などを画面上で検討できる。三次元モデルの表示用ソフト「オートデスク・ナビスワークス」が別途必要。●ブームの角度や伸縮の長さ、アウトリガーの張り出し幅などを、三次元モデルを動かしながら確認できる。現場の状況に合わせて、作業に適したクレーン車のスペックなどを決めることができる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.591, 2014-05-12

本当に地盤改良した? 施工者らに5億5000万円の賠償命令 京都府内にあるごみ処理施設の擁壁トラブルを巡る訴訟で、地盤改良を本当に実施したかどうかなどについて、発注者と施工者らの主張が真っ向から対立している。 京都地方裁判所は3月28日付の一審…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.237, pp.80-81, 1999-08-13

公共の使用のために作った営造物の管理がずさんで,事故につながる例が後を絶たない。たとえ仮設構造物でも,使命を終えたからといって管理を怠ることは許されない。 1996年3月17日の午前2時30分ごろ,鳥取市内を流れる千代川の河川敷で土砂が崩落し,中学生4人が生き埋めになる事故が発生した。砂質土のたい積した地形に沿って盛り土をし,その上に建設した工事用道路が崩れた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.492, pp.34-36, 2010-03-26

発注者との打ち合わせ中に課題が明らかになったとき、会社に持ち帰って検討するのではなく、その場で最善策を提示する。千代田コンサルタントの鈴木部長は、建設コンサルタントがサービス業であることを強く意識して発注者に対応している。 「建設コンサルタントはサービス業。図面を描くだけではなく、発注者の相談に乗るのが仕事だ」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.405, pp.44-45, 2006-08-11

●発注者の立場を捨て,退職したと聞きました。思い切った決断のように見えますが。藤原 2005年の10月末に退職して建設コンサルタントに転職しました。退職したのは家族を介護するためという家庭の事情でしたが,これを機会に10年余り前から考えていたことを実行したいと思いました。●具体的にはどんなことですか。
著者
梶川 努
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.593, pp.39-42, 2014-06-09

詳細調査の対象範囲をさらに絞り込んで、調査コストの削減やスピードの向上を図るために、机上でスクリーニングした後、管口テレビカメラなどを用いた簡易調査によるスクリーニングを実施する。 管口テレビカメラは、伸縮が可能なポールの先にテレビカメラ…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.601, pp.96-97, 2014-10-13

東日本大震災で災害時の緊急輸送道路の重要性が再認識された。それ以降、道路沿いの法面の補強や陥没の恐れがある道路の補修など、輸送路確保に向けた道路整備事業が東日本を中心に増えている。高速道路の効果を生かすために、インターチェンジと地方の主要都…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.602, 2014-10-27

国土交通省の有識者委員会は10月8日、インフラの維持管理に関する自治体支援策の提言骨子案をまとめた。そのなかで、維持管理を効率的に進めるため、点検・診断業務と補修・修繕工事を一体で民間に発注するなど、包括委託を推進すべきだとの考えを示した。通…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.614, pp.20-21, 2015-04-27

国土交通省の有識者委員会が昨年7月に羽田空港の再拡張に関する報告書をまとめたことを受け、建設業界では新滑走路建設への期待が高まっている。 日本建設業連合会の羽田空港処理容量専門部会は、新滑走路の施工方法を検討した中間報告書を、この3月に公表…
著者
北爪 直二
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.281, pp.84-87, 2001-06-08

建設現場で行う墨出し・測量作業には様々な機器が使われている。水平位置を計測するレベルのほかに,角度を計測するセオドライトや距離を計測する光波距離計などが,昔から利用されてきた。最近では,角度と距離を1台で計測できるトータルステーションを使う機会が増えた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.539, pp.47-49, 2012-03-12

宮城県の村井嘉浩知事が掲げた「漁港機能の集約化」。被災漁港の復旧や整備に優先順位を付けて効率的なインフラ投資を行い、復興を機に全国2位の漁獲量を誇った水産業の競争力強化を図るのが狙いだ。 漁港をランク付けする村井知事の方針は当初、宮城県漁業協同組合などの猛反発を招いた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.588, pp.38-44, 2014-03-24

福島第一原発の建屋の周辺では、敷地の西側(山側)から東側(海側)に向かって1日に800tの地下水が流れている。このうち400tが建屋に流入し、内部に滞留している高濃度の汚染水と混ざり合って、新たな汚染水と化している。 建屋に大量の地下水が流れ込むよう…