出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.690, 2018-06-25

落札通知のメールのチェックが数十分遅れただけで指名停止に——。こんな出来事が、国土交通省四国地方整備局の入札で起こった。納得できない建設会社は発注者に苦情を申し立てたが、にべもなく退けられた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.543, 2012-05-14

鹿島は、建設重機10台を同時に遠隔操作できる「無人化施工システム」を開発した。光ファイバーと無線LANによるネットワークを構築することで、作業現場から約500m離れた場所の作業員が、カメラ映像や音声で現場の状況を確認しながら重機を操作できる。 初弾として、東京電力福島第一原子力発電所3号機の原子炉建屋で、建屋上部のがれき解体・撤去工事に採用した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.384, pp.62-63, 2005-09-23

都市部の踏切を減らすことによって歩行者の安全を確保するとともに,交通渋滞を緩和することが急務となっている。東京では,都心と西部とを結ぶJR中央本線の連続立体交差事業が佳境に入った。 同事業は,三鷹駅から立川駅にかけての13.1kmを連続立体交差にするもの。同時に,武蔵境駅に乗り入れている西武鉄道多摩川線も同駅周辺の区間0.8kmを高架にする大規模な事業だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.533, pp.40-44, 2011-12-12

最近の若者は本業でなくても、やりたいことには労を惜しまず、行動するという積極性がある。ここで紹介する5人は、既存の枠にとらわれないで何か新しいことに取り組んでいる若手ばかりだ。行動する若手は何を考えているのだろうか。やりたいことをやるんだと、社会人3年目にして自ら志願し、新事業に積極的に取り組む若手がいる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.511, pp.63-66, 2011-01-10

九州新幹線の博多─新八代間130kmが3月12日に開通する。総事業費は8920億円。2004年に開業した新八代─鹿児島中央間と合わせて全長256.8kmの九州新幹線鹿児島ルートが全線開通し、博多─鹿児島中央間が1時間20分で結ばれる。在来線しかなかった04年以前と比較して、所要時間が2時間20分以上短縮される。一部の列車は山陽新幹線と直通運転し、新大阪─鹿児島中央間を3時間45分で結ぶ。
著者
加藤 光男
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.484, pp.6-11, 2009-11-27

東京の都心部で、地下鉄トンネルの上に開削工法で道路のボックスカルバートを建設する工事だ。地下鉄トンネルとの離隔はわずか15cm。掘削による地下鉄トンネルの浮き上がりをいかに防ぐかが課題だ。(加藤 光男=フリーライター)計測結果を反映して地下鉄の浮き上がり防ぐ 東京都建設局が建設を進めている都市計画道路環状第2号線。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.572, 2013-07-22

英国のロンドンを流れるテムズ川に「ガーデンブリッジ」を建設する計画が持ち上がっている。デザインはアラップと、ロンドンオリンピックの聖火台を設計したトーマス・ヘザーウィック。建設費はすべて民間資金に頼る予定で、市当局はスポンサー探しに奔走して…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.656, pp.60-61, 2017-01-23

関連キーワード機械学習ディープラーニング生産性向上自動運転画像認識 米グーグルが開発した「アルファ碁」が囲碁の世界トップ棋士を打ち負かすなど、2016年は人工知能(AI)ブームに火が付いた1年だった。17年は建設業界でも、人工知能が技術開発の主要テーマ…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.396, pp.54-55, 2006-03-24

大阪府は2005年7月,大阪市城東区内を流れる平野川分水路で2004年10月に起きた漏水の原因を,擁壁を設計した際のミスだったと発表。2005年9月に,土木部長ら3人を文書訓告処分に,設計事務管理の担当者を厳重注意処分にした。住宅など120棟が浸水被害 漏水が起きた場所は,同区放出はなてん3丁目。分水路の既存の堤防を耐震性の高い新堤防に造り替える工事の途中だった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.519, pp.40-47, 2011-05-09

液状化は、地下水位の高い砂地盤が振動によって流動しやすくなる現象だ。埋め立て地のほか、河川や水田の跡地といった地下水位の高い場所で、大地震の際に生じやすい。 JR京葉線沿線を中心に液状化による大打撃を受けた千葉県浦安市も、そうした条件に当てはまる。東京湾岸に位置する同市は、総面積のうち約4分の3の13km2を埋め立て地が占める。
著者
島谷 幸宏
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.608, pp.32-35, 2015-01-26

現代の河川整備は、「ロシアンルーレット」のようです。一律の安全度で整備された河川は、洪水時に堤防のどこが切れるのか、どこから氾濫するのか、予測がしづらい。超過洪水が発生したとき、ロシアンルーレットのような怖さをはらんでいるのです。
著者
谷川 博
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.600, pp.30-32, 2014-09-22

「まるで汚職の教科書に出てくるような事件へのはまり方だ」。千葉県水道局総務企画課の河口靖行副課長は、県発注工事を巡る収賄容疑などで逮捕、起訴された同局職員に面会した際に、そんな印象を抱いた。 今年4月、船橋水道事務所の成田支所長が、2件の配…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.584, 2014-01-27

鹿島は東京大学発注の神岡トンネル工事で長孔発破などを取り入れて、NATM工法での国内最高記録となる月進359mを達成した。従来の記録は、清水建設が北陸新幹線の工事で達成した月進304m。 神岡トンネルは、重力波を検出するための実験施設用として建設する。
著者
大村 拓也
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.500, pp.12-17, 2010-07-23

「開かずの踏切」解消のためにアンダーパスを建設する。施工中の圧密沈下を防ぐため、工事桁を使う開削工法を採用した。しかし、深夜の工事桁の施工可能時間は、短い場合1日わずか76分間。少しでも有効に時間を利用する工夫を重ねた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.322, pp.73-75, 2003-02-28

公共工事の施工会社に不当な要求を突き付けるのは,暴力団のようなプロばかりではない。勤務先の会社が行った手抜きを材料に脅したり,施工不良に見せかけた写真をねつ造したりして,作業員が現場に口止め料を要求する例が出始めた。"身内"の作業員のたかりに対する自衛策が,建設会社には求められる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.672, 2017-09-25

「50年か100年に一度」といわれる渋谷駅とその周辺の再開発。JR東日本が懸案に掲げるJR渋谷駅の改良工事も進行している(図1)。 主な内容はJRの埼京線ホームの移設や山手線ホームの改築などで、同社負担分の事業費は約750億円だ。全体の完成は2027年度の予定。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.679, 2018-01-08

東京のJR品川駅とその周辺では既存の駅の再開発や新駅の整備が進行中で、「品川大改造」といった様相を呈している。 JR東日本が京浜東北線と山手線の駅として品川駅と田町駅の間に新たに整備する「品川新駅」。2017年2月の起工式から1年近くを経て、躯体の構…
著者
ぴろり、
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.421, pp.98-99, 2007-04-13

はじめまして。私ぴろり、がお届けする「ぴろり、の土木日記」の記念すべき第1回目は,2008年開業予定の東京急行電鉄東横線と東京メトロ副都心線が合流する,新しい渋谷駅の現場に行ってきた。 工事事務所とヤードは,東急文化会館の跡地にある。まず事務所で東急電鉄の方から新しい渋谷駅についての説明を聞き,現場に向かった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.324, pp.76-77, 2003-03-28

山口県下関市が2002年3月に発注した護岸の建設工事で,「談合に応じなかったので,下請け会社が手配できず,工事が進められなかった」と元請け会社のマツケン(本社,山口県下関市)が主張している。 サンドコンパクション(SC)船を使った地盤改良やしゅんせつを行う工事で,市は簡易公募型指名競争入札を実施した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.649, pp.76-79, 2016-10-10

■ 位置図小田急線下北沢駅が地下化され、密集した市街地に沢のような帯状の線路跡地が出現した。かつて地上ホームがあった場所に生コン車が並ぶ。その上を立体交差する京王井の頭線でも、盛り土や橋梁を約300mの区間にわたってラーメン高架橋に架け替える工…