出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.672, 2017-09-25

豊洲新市場問題のあおりを受けて整備が中断している都道環状2号は、本格的な工事の着手が東京五輪後となる。工事の前提となる築地市場の豊洲新市場への移転を東京都の小池百合子知事が決めたことで、整備再開の見通しが立った。小池知事は9月9日に新市場を視…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.510, 2010-12-24

液化天然ガス(LNG)タンクや発電所などのエネルギー関連施設の設計や技術開発に従事している大林組の永井秀樹氏(39)は、海外のビッグプロジェクトで設計全体を統括する「デザインマネジャー」になるのが目標だ。 永井氏は1996年、新卒で大林組に入社した。当初は「現場所長や工事長として現場単位のマネジメントをやりたい」と考えていたという。
著者
小原 隆
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.312, pp.90-91, 2002-09-27

「雑誌が『危ないゼネコンランキング』といった記事を掲載すると,必ず佐藤工業の名が挙がったものの,倒産する順番はずっと後だと思っていた。それがこんなに早く現実になるなんて……」。佐藤工業の須藤芳雄さん(48歳)は,降ってわいたような倒産に,いまだに戸惑いを隠せない。 2002年3月3日,佐藤工業は東京地方裁判所に会社更生法の適用を申請。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.709, pp.62-65, 2019-04-08

バブル経済に沸いた昭和末期、日本国内では巨大インフラの建設ラッシュが始まり、平成に入ると高速道路や新幹線、空港などが続々と開業した。日経コンストラクションが30年にわたって取り上げてきたビッグプロジェクトを、一気に振り返る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.433, pp.34-36, 2007-10-12

「別に,技術的には大したことないんですよ」。加藤建設(愛知県蟹江町)名古屋支店工事部の加賀照明部長は照れる。 加藤建設はこの6月,遮音壁設置工事に対する総合評価落札方式の入札で,2位に加算点で大きな差を付けて落札した。 設置時間の短縮に関する評価項目では満点の10点を獲得。2位に3点以上の差を付けた。防音対策でも5点満点。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.274, pp.86-90, 2001-02-23

まだ正式な名前も付けられていない駅前の小さな歩行空間だが,ここにはつくり手の熱意が込められている。「官民が一体となってつくったという実感がある」。発注者である都市基盤整備公団北摂・北神開発事務所工事課の長合利治課長は,事業をそう振り返る。 兵庫県三田さんだ市で同公団が開発を進める約600haのニュータウン,ウッディタウン。
著者
菊地 裕幸
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.467, pp.20-21, 2009-03-13

フジテレビが開局50周年の記念番組として、ドラマ「黒部の太陽」を制作し、3月21日と22日に2夜連続で放映する。半世紀前の難工事、黒部川第四発電所の大町トンネル建設工事を舞台に繰り広げられる技術者たちとその家族の人間ドラマだ。主人公に扮する香取慎吾さんほか、豪華キャストが登場する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.679, 2018-01-08

東京地検特捜部が偽計業務妨害の疑いで大林組を強制捜査したことに端を発するリニア中央新幹線工事の不正受注疑惑で、大手建設会社4社が談合をしていた疑いが強まっている。特捜部と公正取引委員会は独占禁止法違反の容疑で2017年12月18日に鹿島と清水建設、翌…
著者
大村 拓也
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.661, pp.76-79, 2017-04-10

2020年東京五輪の選手村となる再開発エリアを晴海客船ターミナルから見渡す。この付近は長年、駐車場などとして使われていた。写真中央にそびえる塔は中央清掃工場の煙突。五輪終了後に建設する50階建ての超高層マンションも同規模の高さになる。
著者
鋒山 勉
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.459, 2008-11-14

ほこやま・つとむ●2005年、コンクリート製品のメーカー勤務から独立し、Tipテクノコンサルタントを設立。建設会社やプレキャスト製品のメーカーへの業務改善コンサルティングを手がける10月27日に技術士第二次試験の筆記試験の合格発表があった。合格した受験者には、技術士試験の最終関門である口頭試験が待っている。
著者
中村 晋一郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.535, pp.68-73, 2012-01-09

記録的な降雨によって大規模な洪水被害が長期化したタイ。首都バンコクは、中心部を囲む堤防が整備されていたにもかかわらず浸水した。なぜ被害は拡大したのか。現地で1カ月に及ぶ調査を続けた東京大学生産技術研究所沖大幹研究室の中村晋一郎特任助教が、調査結果をもとに解説する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.402, pp.78-79, 2006-06-23

鉄道駅や空港などの旅客施設を対象とした「交通バリアフリー法」と建物を対象とした「ハートビル法」とを統合。さらにバリアフリー化を義務付ける対象に道路や公園を追加するなど,内容も拡充した新法案が6月15日の衆議院本会議で可決,成立した。 新法の名称は,「高齢者,障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」。2006年12月までに施行される。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.281, pp.63-64, 2001-06-08

主に道路設計の下請けを個人で手がけている前田昌人さん(30歳)は,インターネットで知り合った仲間に仕事を外注している。前田さんは96年8月,中小の建設コンサルタントから独立した。 独立して生計を立てるためには,「依頼された仕事は,できるだけ断りたくない」(前田さん)。理由はどうあれ一度仕事を断ると,「次の仕事がもらえなくなるかもしれない」と前田さん。
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.758, 2021-04-26

上関大橋(山口県上関町)で15年前に見つかった重大な損傷を山口県が公表していなかった問題で、県は橋の重要性や損傷程度に応じた点検結果の公表基準を策定した(図1)。 日経クロステックがこの問題を2021年2月16日に初めて報じた後、地元の新聞やテレビが…
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.775, 2022-01-10

法制度・行政・経営中小事業主もパワハラ防止措置への取り組みが義務に防止措置が不十分の場合は、指導や勧告を受けることも 「労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律」の改正法である、いわゆる「パワハラ防止法…
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.769, pp.34-35, 2021-10-11

ダム工事の自動化にめどを付けた鹿島が、次にクワッドアクセルを導入する現場として選んだのは山岳トンネルだ。削孔、装薬、ずり出し、アタリ取り、コンクリート吹き付け、ロックボルト打設─の6工種全ての自動化を目指す(図1)。 山岳トンネル工事の全自…
著者
瀬川 滋
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.729, pp.64-69, 2020-02-10

第2回 2020年7月24日に開会式を迎える東京五輪まであと半年。東京都心では世界の人々を出迎える新しいインフラの整備が最終盤を迎えている。これまで何度も都市改造を繰り返してきた街は、五輪を機に再び変貌を遂げようとしている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.434, pp.26-31, 2007-10-26

高速道路の車線を拡幅する工事で,型枠や一部の鉄筋をプレハブ化して工期を短縮する工法を採用した。中空床版橋では初めてだ。中空管と型枠にさびにくい鋼板を用い,鉄筋はかご状にプレハブ化した。橋軸と橋脚に斜角があって,プレハブ鉄筋を使えなくなる事態も発生したが,型枠を存置式にして撤去の手間を省いたこともあり,当初設計に比べて橋桁の工期を20%ほど短縮できる見込みだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.237, pp.58-61, 1999-08-13

「いまの上司がやりたいようにやらせてくれたからできたこと。ほかの上司なら,はなからダメだと言われていたかもしれない」。こう語るのは,専門工事会社のヒロセに勤める田淵英雄さん(26歳)。補強土工法の技術営業を担当し,普段はコンサルタントなどの要望にもとづいて概略設計図や計算書を作り,工法を提案している。田淵さんが所属するのは特品営業部。
著者
関 文夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.702, pp.56-57, 2018-12-24

ポルチェベーラ高架橋の落橋事故では、設計者のリッカルド・モランディに対する非難の声が上がった。モランディとはどのような人物なのか。同橋は失敗作だったのか。橋梁デザインに詳しい日本大学の関文夫教授が解説する。