著者
金屋 陽介 西本 一志
出版者
情報処理学会
雑誌
インタラクション2011論文集 (情報処理学会シンポジウムシリーズ) (ISSN:13440640)
巻号頁・発行日
vol.2011, no.3, pp.203-206, 2011-03

近年,ユーザの興味を理解し,ユーザが求めるであろう情報をあらかじめ選択し提供するシステムが多く研究されている.しかし,元々持っている興味を深めていく支援だけでは,興味が凝り固まってしまい視野が狭まることが危惧される.本研究ではバランス理論に基づき,関係性のある知人のウェブ履歴を利用して新たな興味発見のきっかけとなりうる情報を提示するブラウザ「閲子」を構築した.ユーザスタディの結果,「誰が」見たウェブサイトかという情報が,ユーザの閲覧行動に影響することが明らかになった.: In these days, various information recommendation systems that proactively provide pieces of information along with a user's interests have been developed. However, it is afraid that his/her interests would be fixed within a narrow scope only by deepening the interests that he/she originally had. We developed a novel web browser named "ETSUKO" to which we applied the balance theory. ETSUKO provides each user his/her acquaintances' histories of web browsing as a help for finding new areas of interests. From the user studies, we found that who he/she is that viewed a web page affects the users' behaviors of web browsing.
著者
太田 あす香 松村 敦 宇陀 則彦
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会シンポジウム論文集 (ISSN:13440640)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.16, pp.203-210, 2009-12

近年、デジタルアーカイブの増加により、利用者は多くの資料を容易に見ることができるようになった。しかし、それらのアーカイブは個別に公開されているため、資料を見つけることは容易ではない。本稿ではその問題を解決するため、「人文科学研究の方法論に基づいたシステムモデル」を検討した。具体的には、そのシステムモデルを構築するために、日本文学の論文を分析し、資料間の関連を抽出した。その結果、最終的な目標であるシステムモデルの構築への可能性を示すことができた。
著者
守岡 知彦
出版者
情報処理学会
雑誌
じんもんこん2018論文集 (ISSN:13440640)
巻号頁・発行日
vol.2018, pp.373-380, 2018-12

じんもんこん2018、2018年12月1日~2日、東京大学地震研究所。
著者
王 曦虹 小林 智也 小倉 加奈代 西本 一志
出版者
情報処理学会
雑誌
インタラクション2012論文集 (情報処理学会シンポジウムシリーズ) (ISSN:13440640)
巻号頁・発行日
vol.2012, no.3, pp.481-486, 2012-03-16

近年Q&Aサイトの利用者が増加している.Q&Aサイトの質問は情報検索型と社会調査型に大別される.このうち社会調査型質問には客観的な正解はなく,特定の個人あるいは集団に対してアンケート調査を行うことで回答を得る.このため,質問者は回答の信頼性を判断しにくいという問題点がある.本稿では,質問者が回答の信頼性を判断するための補助材料として,回答者の質問・回答履歴から,今回答しようとしている質問と類似した質問とそれへの回答を抽出し,これを質問者に提示する.これによって,質問者が回答者の態度や価値観を推測可能とする手法を提案する.Yahoo! 知恵袋のデータを用いてシステムの初期的評価を行い,一定の有用性を確認した. : Recently, Q&A sites have been widely used. Questions of the Q&A sites can be classified into two types: an information-seeking type and a social-survey type. Since there are no objectively correct answers for the social-survey type questions, questionnaires are usually used to obtain answers from responders. However, it is difficult for a questioner to judge credibility of the answers. For supporting the judgment, we extract questions similar to the questioner’s question from the responders’ histories of questions and answers as well as answers to the extracted questions. By providing them to the questioner, it is expected that the questioner becomes able to infer each responder’s attitude and sense of values. We conducted pilot studies using Yahoo! Chiebukuro data and confirmed basic efficiency of the proposed method.