出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア = Nikkei healthcare : 医療・介護の経営情報 (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.374, pp.32-34, 2020-12

1人目の感染者発覚から約5カ月後の今年7月末、医療法人堀尾会・熊本託麻台リハビリテーション病院(熊本市中央区)で2人目となる看護師のCOVID-19の陽性が判明した。前回の経験から院内感染の拡大防止には迅速に対応でき、他の感染者は出なかったが、「1病棟20人…
著者
篠塚 恭一 川崎 慎介
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.229, pp.3-5, 2008-11

要介護状態になっても旅行を楽しめる「介護旅行」サービスを世に送り出した先駆者。年間300〜400件の介護旅行を手がける。旅行の知識と介護や看護の資格を兼ね備えたトラベルヘルパーとともに、旅行業界から高齢者の"生きる喜び"をサポートする。(文中敬称略)取材・文◎川崎 慎介 写真◎花井 智子 「今日はいい天気ですね。絶好のお出かけ日和ですよ」──。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア = Nikkei healthcare : 医療・介護の経営情報 (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.371, pp.70-80, 2020-09

永寿総合病院(東京都台東区)院長の湯浅祐二氏は、7月1日に会見を開き、初めて公の場で大規模クラスターの詳細を説明した(下の別掲記事参照)。院内での感染拡大の原因として、(1)COVID-19を疑うタイミングが遅れたこと、(2)不十分な感染予防策、(3)院…
著者
外岡 潤
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア = Nikkei healthcare : 医療・介護の経営情報 (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.371, pp.82-88, 2020-09

高齢者施設の入所者などがCOVID-19に罹患した場合について、国は「原則として入院させる」「保健所の指示に従う」「近隣の施設から応援の人員を派遣する」などの方針を掲げている。しかし、「いざという時に外部からの助けは期待できない」と覚悟しておくくら…
著者
野村 和博
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.233, pp.68-71, 2009-03

EPAによって、外国人の看護師・介護士候補者が日本で働くことが可能になった。受け入れるには、施設内で教育体制を整備しなければならず、初期投資などの負担は小さくない。受け入れ先の病院や介護施設では、コミュニケーションの問題を克服するために様々な工夫を凝らしている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア : 医療・介護の経営情報 (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.303, pp.28-30, 2015-01

なお、そこまでのシナリオは国民会議の報告書に盛り込まれていた内容だが、政府は昨年6月24日に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)2014」でさらなる政策と実現目標時期を定めた。 具体的には、医療費適正化に向けた施策として、都道…
著者
服部 英治
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.255, pp.95-97, 2011-01

O耳鼻咽喉科診療所には開設以来、職員が独自に始めた互助会制度がある。一方で診療所も慶弔見舞金規定を設けており、一部の職員からは「互助会制度は不要ではないか」という声が強まってきた。院長のO氏は制度の廃止について、顧問の社会保険労務士に相談した。(編集部)O院長 新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.253, pp.49-53, 2010-11

国の手厚い庇護(ひご)の下、わが国のがん治療のトップに君臨してきた国立がん研究センターに今、改革の嵐が吹き荒れている。陣頭指揮を執るのは、外部から乗り込んできた新理事長の嘉山孝正氏だ。ぬるま湯的で不合理な体質に次々とメスを入れ、着実に成果を上げている。(本文中敬称略) 「毎日が『アンビリーバブル!』と叫びたくなることの連続だった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア : 医療・介護の経営情報 (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.288, pp.35-37, 2013-10

同法人がこの制度をスタートさせたのは2009年1月。介護職員処遇改善交付金(現在の処遇改善加算)の受給に必要なキャリアパス要件に適合し、介護職の知識や管理スキルの継続的な研修・指導・評価に資する仕組みとして導入した。2008年11月に法人内から松本氏が…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア = Nikkei healthcare : 医療・介護の経営情報 (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.381, pp.68-73, 2021-07

COVID-19の後遺症に関する調査研究が進む中、医療機関では後遺症に対応する外来を開設する動きが広がっている。2021年1月に聖マリアンナ医科大学病院が「新型コロナウイルス感染症後外来」、2月には岡山大学病院が「コロナ・アフターケア外来」を開設した。中小…
著者
久保 俊介
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.207, pp.95-97, 2007-01

予約制を採用している医療機関にとって、24時間いつでも予約可能な仕組みは患者の利便性向上につながる。神戸市須磨区のわだ小児科クリニックは、2004年9月に新しい予約システムを導入。電話の自動応答システムによる予約手続きに加え、パソコンや携帯電話からもネット経由で予約できるようにし、患者の満足度を高めている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.246, pp.85-87, 2010-04

阪急神戸線六甲駅から北側の山に向かって車を走らせると、神戸港を見下ろすように、同じデザインの建物が3棟現れる。手前の2棟は、医療法人財団神戸海星病院。山のふもとに屏風のように建つ奥の1棟は、コンフォートヒルズ六甲。セコムグループのセコムフォートウエスト(株)が昨年6月に開設した介護付き有料老人ホームだ。
著者
服部 英治
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア : 医療・介護の経営情報 (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.308, pp.75-77, 2015-06

(株)名南経営コンサルティング社会保険労務士服部 英治A耳鼻咽喉科診療所のA院長。4月に入職したばかりの事務職員のB子は真面目に仕事に取り組んでいるが、親から苦情の電話がしばしばあり、A院長は対応に困り果てている。B子に辞めてもらえば解決するが、と…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア : 医療・介護の経営情報 (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.302, pp.50-53, 2014-12

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)にとっては、逆風の中での改定になりそうだ。社会福祉法人の内部留保問題や、2014年介…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア : 医療・介護の経営情報 (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.302, pp.41-49, 2014-12

訪問介護は、在宅中重度者への支援推進と、サービスの質の向上という改定の基本方針に従い、加算を中心に見直す。介護福祉士の配置割合や勤続年数などを評価する「特定事業所加算」を拡充。人員基準を上回る常勤のサービス提供責任者(サ責)を配置…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.264, pp.57-61, 2011-10

政府の社会保障・税の一体改革で打ち出された「消費税率10%」が、増税に積極的な野田政権の誕生でいよいよ現実味を帯びてきた。これに対し医療団体は、長年医療機関の経営を圧迫してきた「損税」の解消を求め、運動を強化させている。消費税問題を巡る最新の動きを追い、解決の可能性を探った。 収入に上乗せできない消費税が、医療機関のコストとなるいわゆる「損税」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア : 医療・介護の経営情報 (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.327, pp.54-58, 2017-01

千代田区は人口約5万8000人で、要介護認定を受けた人は約2300人。そのうち自己負担2割の人は720人で、約31%に相当する。「東京23区に住む高齢者で、2割負担者の占める割合が最も高い自治体が千代田区。
著者
米田 勝一
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.207, pp.55-62, 2007-01

医療機関が届け出た情報を都道府県が住民・患者に公表する医療機能情報提供制度がスタートする。基本情報のほか、手術件数や治療結果情報の有無など「医療の質」に一歩踏み込んだものまで届け出対象に含まれているのが特徴だ。新制度が医療機関、患者の受診動向へ与える影響を探った。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア : 医療・介護の経営情報 (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.311, pp.60-64, 2015-09

「手術に力を入れる民間病院にとっては、術前・術後の急性期医療をいかに効率よく運営するかが至上命題だ」──。こう語るのは、社会医療法人蘇西厚生会・松波総合病院院長(岐阜県笠松町、501床)の山北宜由氏だ。 同院は、JR東海道新幹線の岐阜羽島駅から…
著者
服部 英治
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.223, pp.101-103, 2008-05

K耳鼻咽喉科クリニックはこの時期、花粉症の患者が多く、慢性的に職員の残業が続いている。それを知った社会保険労務士がK院長に「36協定」(時間外・休日労働に関する協定書)の有無を確認したところ、協定が未締結であることが判明。早急に協定書を作成し、届け出るように指導した。(編集部)社労士 お忙しそうですね。K院長 そうですね。