出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1131, pp.126-128, 2002-03-04

就職情報大手のディジットブレーン(旧ブレーンドットコム)は、2003年3月に卒業予定の学生約42万人(有効回答者数は3577人)を対象に、就職人気企業ランキング調査を行った。1位は前年に引き続きソニーとなった。同社はこれで5年連続の首位獲得だ。得票数は740票で、2位のトヨタ自動車の434票を大きく引き離した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.928, pp.6-8, 1998-02-16

総額30兆円の金融システム安定化策の前提となる法改正が成立するが、いっこうに貸し渋りは解消しない。今の貸し渋りが、金融機関の連鎖倒産の恐れという「急性信用不安」と、銀行が膨張しすぎた規模を適正規模に修正している「慢性収縮」が合わさって起きているからだ。 「3月末までより、むしろ4月から中小企業の倒産が本格化するだろう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.957, pp.47-50, 1998-09-14

男性向けのかつらで成長してきたアデランスが、女性用かつら市場の開拓に3年前から本格的に取り組み始め、事業の新たな柱にしつつある。 アデランスは、「かつら」の製造販売のほか、直営店で顧客の地肌の洗浄をしたり頭皮のマッサージを行う「育毛サービス」や、顧客の頭皮に残った髪の毛に人工毛を結び付けて毛髪量を多く見せる「増毛サービス」などの事業を中核にしている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1617, pp.76-78, 2011-11-21

ノーベル生理学・医学賞の発表直前に受賞者が亡くなっていた――。今年10月、米ロックフェラー大学の故ラルフ・スタインマン教授のノーベル賞受賞を巡るニュースが世界を駆け巡った。ノーベル財団の内規では本来、死亡者はノーベル賞を受け取ることはできない。それを覆す形で受賞を認めることにした、ノーベル財団の粋な計らいも話題を集めた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1589, pp.26-31, 2011-05-02

レタスやホウレン草の産地として知られる群馬県昭和村。この山あいの農村も外国人労働力"蒸発"ショックの例外ではなかった。農作業の担い手として受け入れてきた外国人技能実習生は、3月、相次いで帰国していった。 そんな中で1人の帰国者も出さなかった職場がある。タイ人を10人受け入れている農業生産法人、グリンリーフ(昭和村)もその1つだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.916, pp.46-50, 1997-11-17

「大手スーパーのなかで唯一、大がかりなリストラを経験しなかったことで慢心があったのかもしれない」 10月14日、1997年8月中間期決算の発表の席で、ジャスコの岡田元也社長は唇をかんだ。売上高こそ6038億円で前年同期比2.8%の減少にとどまったが、営業利益は81億3100万円と34.4%の大幅減益となった。
著者
荒井 和夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1324, pp.95-98, 2006-01-16

厚生労働省兵庫労働局の職員らが組織的に公金をだまし取っていた裏金事件に関して、関与していた元職員の判決公判が2005年10月26日に神戸地方裁判所で行われました。 裏金作りは上司の指示によって行われていました。その額はおよそ5億8000万円に上り、職員や業者が着服したり、本省(厚生労働省)の職員への接待などに使われたりしました。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1417, pp.40-42, 2007-11-19

このほど総務省が発表した「社会生活基本調査」(調査は2006年に実施)によれば、これまで短縮傾向が続いてきた日本人の勤務時間が下げ止まっていることが分かった。1976年から5年ごとに国民の時間の使い方を調べてきたこの調査では、前回の2001年で有職者全体の平均勤務時間は過去最少の1日当たり5時間59分まで減っていたが、今回は6時間9分と増えている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1220, pp.32-35, 2003-12-08

「目標は百貨店の1階でルイ・ヴィトンの隣に店を構えること」──。こんな野望を抱きながら成長中の企業がある。惣菜チェーンのロック・フィールド。社名は知らなくても、同社が百貨店の食料品売り場、いわゆる「デパ地下」などで展開する「神戸コロッケ」や「RF1(アール・エフ・ワン)」などの店を見たことがある人は多いはずだ。 1972年に岩田弘三社長が創業した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1156, pp.58-60, 2002-09-02

ここ数年、夏場の暑さは深刻だ。今年も7月から8月にかけて気温30度以上の猛暑が連日のように続いた。外出時に汗で濡れた衣類が肌にまとわりつく感じは実に不快なもの。こうした不快感を和らげる「冷涼感」をうたった素材が最近注目を集めている。 代表格は、スポーツ用品メーカーのミズノと繊維メーカーのクラレが共同で開発した「アイスタッチ」という素材だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1137, pp.46-49, 2002-04-15

「日本市場は近い将来、必ず米国に次ぐ大きなマーケットになる。2002年12月期のアマゾンジャパンの売上高は、1億ドル(約130億円)を超える見込みだ。2003年には単年度黒字も達成できるだろう」。米アマゾン・ドット・コム(以下、米アマゾン)の国際部門担当上級副社長、ディエゴ・ピアチェンティーニ氏は自信に満ち溢れた表情でこう語った。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1326, pp.106-109, 2006-01-30

かつてテレビ番組の名司会者として鳴らした大橋巨泉が「セミリタイア」して、既に16年間が経つ。1年の大半を海外で過ごす彼は、日本のテレビに浸かっている者よりも、変化を実感するのだろう。 内輪ネタばかりのテレビ番組——。大橋は「ストリップ」だと嘆く。 「自分たちの裸を見せてやっているわけですよ。それはタレントとしては自殺行為なんだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1114, pp.34-36, 2001-10-29

福岡市の中心部を流れる那珂川。川の東側に博多駅、西側には繁華街の天神や福岡市役所がある。この川を挟んで「なぜ税金が違うのか」と憤る会社社長がいる。中堅印刷会社を経営するA社長だ。 A社長は1999年2月、地元の中小企業で構成する経済団体で税制問題を扱う責任者に就任した。なり手がないこの役職を渋々引き受けた経緯がある。
著者
根来 泰周
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1262, pp.163-166, 2004-10-11

9月18日と19日、日本のプロ野球史上初のストライキがプロ野球の選手会によって決行されました。日本プロフェッショナル野球組織(プロ野球組織)のコミッショナーとして、非常に残念です。
著者
大神田 正文
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1059, pp.157-159, 2000-09-25

私はこのたび、9月27日の株主総会をもって、リキッドオーディオ・ジャパンの社長及び取締役を退任することを決めました。 当社は、インターネットなどを通じた音楽配信システムを開発運用する会社です。この事業は、楽曲の不正なコピーを防ぐことがとても大切で、この技術に定評のある米リキッドオーディオと独占的なライセンス契約を結び、これが当社設立の背景にもなっています。
著者
何 享健
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1112, pp.38-40, 2001-10-15

問 美的集団は小さな郷鎮企業から出発し、今や売上高105億人民元(約1575億円)に達する中国有数の家電メーカーに成長しました。かつて、中国経済の主役は国有企業でしたが、近年は民営企業の躍進が目立ちます。美的の経営は、国有企業とはどのような点が違っていたのでしょうか。 答 国有企業との違いは、国家の支援を受けていないということです。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1618, pp.126-129, 2011-11-28

「日本には、経済団体連合会、商工会議所をはじめとして、業種業態に対応した数多くの団体は存在するが、残念ながら1億2600万人の生活、生命を守るための組織団体はいまだに存在していない」。日本経団連などの経済団体が、国民のために機能していないと言わんばかりの主張だ。 この挑戦的な新団体を主導しているのが、ライフコーポレーション会長の清水信次だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1295, pp.41-45, 2005-06-13

「無料で電話がかけられます」——こんな触れ込みの公衆電話サービス「モシーボ」が始まったのは2002年9月。松下電器産業の関連会社である「ピンチェンジ」と中堅広告代理店が始めたものだ。受話器を取りダイヤルすると、端末の液晶画面にCMが15秒間流れ、その後に電話が通じる。固定電話へなら全国どこへでも9分間、携帯電話へも1分間の無料通話が可能だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1483, pp.34-39, 2009-03-23

2009年に入り、経済指標が発表されるたびに、日本の深刻さを突きつけられる。そこに必ずつけられる枕詞は「過去最悪」だ。 米欧発の金融危機に始まった世界経済の混乱は、米国の個人消費の落ち込みを経て、日本へと波及した。最初に影響を受けたのが、輸出だ。 2009年1月の貿易統計の輸出は、前年同月比45.7%のマイナス。
著者
Giuliani Rudolph W. 井上 裕
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1282, pp.96-99, 2005-03-07

問 政治家から投資家への転身。一見、唐突にも見えますが、ご自身の中では貫くものがありますか。 答 今、市長時代の仲間らとともにジュリアーニ・パートナーズという投資会社を運営しています。私の投資事業には、市長時代を含めた私の職業人としての哲学が色濃く反映されています。