出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1725, pp.38-41, 2014-01-20

米アップルのiPhoneに向かってこんなふうに話しかけると自動音声で答える「Siri(シリ)」。アップルが開発したこの技術が自動車のハンズフリー機能と連携して使えるようになり始めている。それを実現するのが、自動車に搭載された「アイズフリー」という機能…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1024, pp.60-63, 2000-01-17

この日、東京・高輪にある高野山東京別院で梟雄きょうゆうともいうべき1人の男の葬儀が執り行われた。 男の名は岩澤靖。戦後、単身渡った北海道で財をなし、その財力に物をいわせて中央政界とのパイプを築き、絶頂時には「北海道の小佐野賢治」などとも呼ばれた男である。彼はまたイ、アイ、イ(EIE)グループ総帥、高橋治則の岳父でもあった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.871, pp.97-99, 1996-12-30

経営刷新のため,任期半ばで社長を退任した。ヒット曲不足による業績の低迷が,社長定年を前にした交代を促した。音楽業界の構図を変える新興勢力に,老舗は対抗し切れなかった。10月14日,ポニーキャニオンは臨時株主総会と取締役会を開き,経営陣の大幅な刷新を決めました。社長が交代したのをはじめ,4人の役員が退任して新たに6人の役員を選出しました。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1190, pp.6-8, 2003-05-05

ソニー株の暴落に端を発し、日経平均株価がバブル後の最安値を割り込んだ「ソニーショック」。その影響は電機業界にとどまらず、日本経済全般に及ぶ。何と言ってもソニーは、日本の株式市場でその成長神話が投資家層の拡大を促して、市場の発展に貢献した優良銘柄の代名詞である。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1030, pp.54-56, 2000-02-28

文化放送ブレーンが2001年3月に卒業予定の大学生10万人を対象に実施した就職人気企業ランキング調査(有効回答者数3040人)の結果、1位は前年に続いてソニーとなった。 得票数は866票。2位のNTTドコモ(前年3位)の342票を2倍以上も上回る圧倒的な人気である。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1268, pp.36-39, 2004-11-22

東京・霞が関の国土交通省。ここに今年半ば以降、佐川急便関係者が出入りする姿が何度か目撃された。もちろん、宅配便など貨物運送事業は国交省が所管官庁であり、事業者が足を運んでも何の不思議もない。だが、佐川の訪問先は陸運業界の担当課がある8階ではなく、国交省首脳がいる4階だった。案件は航空事業参入を巡る意見交換だった、とされる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1144, pp.44-49, 2002-06-03

ソニーに対する期待の高さと、果たすべき責任の大きさを全身に感じつつ、世の中を変える大型のヒットが飛び出さないもどかしさ。本当にその原因は、行き過ぎたブロードバンド(高速大容量)戦略やEVA(経済付加価値)の運用だけにあったのか。 「それにお答えする前に、数分間だけビデオをお見せしたい」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1029, pp.92-95, 2000-02-21

日本長期信用銀行の事業推進部長、鈴木恒男からイ、アイ、イ(EIE)グループの総帥、高橋治則に電話が入ったのは、うっとうしい梅雨空が広がる1993年6月30日のことだった。長銀がEIEグループを管理下に置き、リストラ計画に着手してから、2年余りが過ぎようとしていた。
著者
井上 英明
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1756, pp.73-76, 2014-09-08

花屋を始めようと思ったきっかけは、私自身が花のある生活の豊かさを「感じた」からです。まだ私が若かった頃、パリに行った時にコンランショップ*2で花瓶を買ってきて、ホテルの部屋に花を飾ったことがありました。たったそれだけのことで、殺風景だった…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1529, pp.90-92, 2010-02-22

両社とも洗剤の中核成分である界面活性剤を、従来より高濃度にできたことがカギだ。 世界的な不況で消費者の財布のひもがきつくなる中、ヒットしている商品の1つが花王の液体洗剤「アタックNeo(ネオ)」だ。昨年8月に発売してから、7カ月後の今年3月末までの出荷金額は100億円を予定する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1713, pp.50-52, 2013-10-28

消費増税のトラウマ——。政府・与党や市場関係者の脳裏には、いまだに当時の橋本龍太郎首相の決断がたどった末路が鮮明に焼きついている。安倍晋三首相が消費増税の決断をぎりぎりまで引き延ばしたのも、アベノミクスで好転した景気への影響を慎重に見極め…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1075, pp.28-32, 2001-01-22

宮崎市の東部。日向灘に面した青い海岸線に広がる黒松の林、プロゴルファーのトム・ワトソンが設計したゴルフコースと豪華な国際会議場、ビーチを模した全天候型のオーシャンドーム、そして数多くのスイートルームを備えた45階建てのホテル…。 昨年7月12日、宮崎市の巨大リゾート施設「シーガイア」は晴れの舞台を迎えていた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1589, pp.20-23, 2011-05-02

営業時間の大幅短縮を余儀なくされた外食チェーンがある。「熱烈中華食堂 日高屋」や「来来軒」を運営するハイデイ日高。関東を中心に約300店舗を運営する(フランチャイズ店を除く)。震災後、登録していた外国人のパート従業員1400人のうち約半数が本国に帰ってしまった。「パート消滅」に、店舗は混乱状態に陥った。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1206, pp.54-56, 2003-09-01

東京・渋谷から電車で約30分の住宅地にある宮前平東急ストア(川崎市)。外見はごく普通のスーパーだが、その精肉売り場に立つと、一目で商品の違いに気づく。神戸牛の正規取扱店を示す認定書を掲げた棚には、1切れ4452円のステーキ肉が鎮座する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.861, pp.47-50, 1996-10-14

創業者塚本幸一会長の「ツルの一声」で低価格路線を否定。直系工場の技術力・生産力が記録的ヒットを支えた。課題は若年層顧客の取り込み。2代目社長の独自性が見えない。春夏商戦を終えた8月,ワコールの基幹商品「グッドアップブラ」の累計販売枚数が940万枚を超えた。今年度中に1000万枚を超えるのは確実だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1332, pp.40-43, 2006-03-13

東京・新宿の京王百貨店新宿店。1階の靴売り場の目玉は中年以降の女性が好む普段履きのウオーキングシューズだ。年商約14億円と、1店舗のウオーキングシューズの売上高で全国1位を誇る。 売り場の中心的存在が西川貞子(ていこ)(60歳)である。靴製造・販売のエースコーポレーションから京王百貨店に派遣され、勤続10年となる。
著者
藤原 秀次郎 野村 裕知
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1177, pp.44-47, 2003-02-03

問 主力の衣料品チェーン「ファッションセンターしまむら」は2002年で47店舗出店し、816店舗となりました。新規出店を抑制していたファーストリテイリングの「ユニクロ」に比べると、積極姿勢が目立ちます。 答 しまむらグループは、若者世代を狙う生活雑貨店「シャンブル」、ベビー・子供用品店「バースデイ」など全部で5つの業態があります。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1015, pp.64-68, 1999-11-08

第33回東京モーターショーが、11月3日に閉幕した。各社が展示した新車や参考出品車のうたい文句で、今回、よく耳にした言葉があった。 「3リッターカー」というのがそれ。100kmを走るのに約3リットルの燃料しか使わない超低燃費車のことだ。日本的に言うと、「リッター33.3km」つまり、1リットルの燃料で30km以上走る車だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1460, pp.40-43, 2008-10-06

9月17日に開かれた定例記者会見。およそ1時間、記者から飛ぶ厳しい質問にも表情を変えることなく、淡々と答え続けていた小野寺正社長。しかし、この質問には苦笑してこう答えるのがやっとだった。「いいご指摘なので、反省材料にさせていただきます」。 今から2年前。auブランドのKDDIは絶好調で、過半数のシェアを持つ王者NTTドコモを凌駕していた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1355, pp.140-144, 2006-08-28

村上世彰から突然、誘いがあったのは今年1月初め、正月の松も取れない週末のことだった。 村上は言わずと知れた村上ファンド代表(当時)であり、その電話を受けたのはタワー投資顧問社長、谷村哲夫である。前回、登場した年収100億円(2004年)のスーパーファンドマネジャー、清原達郎の上司に当たる、と言えば分かりやすいか。