著者
田代 遼莞 芹川 聖一 北園 優希
出版者
一般社団法人 産業応用工学会
雑誌
産業応用工学会全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2019, pp.46-47, 2019

身体に障害を持つ人にとって車を運転することは困難である。特に,手や指先が不自由な人は足でウインカーを動作させる特別仕様車を使い運転する人もいる。しかし,運転しながらウインカーを出したり,ワイパーを出したりすることは難しいという問題がある。そこで,そのような人が簡単にウインカーやハザードを出せるシステムの開発を行うことにした。このシステムは,音声で起動した後,顔の方向でウインカーやハザードを出すシステムである。顔方向はOpen CVのoptical flowを用いて判別する。これにより手や指先に障害を持つ人が運転中に簡単にウインカーやハザードを出すことを可能にした。
著者
伊藤 綾花 芹川 聖一 北園 優希
出版者
一般社団法人 産業応用工学会
雑誌
産業応用工学会全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.34-35, 2015

このシステムは、ベランダやゴミ捨て場に集まってくる鳥を追い払うためのものである。街でよくスズメやカラスを見かけるが、それらの鳥はベランダなどの場所をフンで汚したり、ゴミ捨て場に捨ててあるゴミをあさったりしている。これらの行為は衛生的にも非常によくない。本研究では、画像処理によってベランダやゴミ捨て場に集まってくる鳥を検出し、装置に備え付けてある水鉄砲で鳥を追い払うシステムを開発した。水を噴射して追い払うので、鳥を傷つけることもない。また、水鉄砲はモータによって上下左右に動くので、ベランダのようにある一定の範囲内であれば、どこに鳥がいても追い払うことができる。
著者
中山 剛 陳 慎静 山脇 彰 穆 盛林
出版者
一般社団法人 産業応用工学会
雑誌
産業応用工学会全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, pp.16-17, 2013

現在タブレット,スマートフォン,携帯ゲーム機,銀行のATM,切符販売機などのタッチパネルを搭載した機器が普及している。しかし,これらの機器の操作や情報伝達は主に視覚に頼っており,眼の疲労などの問題を生むほか,視覚障害者や高齢者などはタッチパネルが使用しづらいなどの問題がある。そこで視覚以外で人間と機械の間の新たな入力デバイスまたは新たな情報提示装置として触覚が近年注目されている。本研究では、ソレノイドを用いたタッチパネル型触覚呈示装置を提案する。その結果従来のキーパッドより使いやすいというアンケート結果が出た。硬さの違いの表現が滑らかでなかったり、PWM制御周波数が高いと実験装置から不快音がでたりとまだまだ改良する点があるが、触覚を呈示可能な触覚呈示装置を実現できたと考えられる。
著者
屏 貴文 田中 裕人 水町 光徳 中藤 良久 松井 謙二
出版者
一般社団法人 産業応用工学会
雑誌
産業応用工学会全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, pp.24-25, 2013

近年,喉頭摘出者のための電気式人工喉頭(以下電気喉頭)による音声の音質改善の検討が行われており,中村らにより肉伝導人工音声によるコミュニケーション支援システムが提案されている。現在我々は,電気喉頭を用いて発声された音声をマイクで収音し,スピーカで拡声する発声補助システムを検討している。本稿では,電気喉頭音声よりも音質の良い音源の検討を行った。ケプストラム分析により声道特性を比較するとRosenberg波音源が低域でも通常の声帯振動に近い音源であることがわかった。また,ケプストラムのケフレンシー幅に着目し,声帯特性を比較するとRosenberg波の声帯特性が最も通常発声のケフレンシー幅に近く,約96%の幅であった。以上のことより,電気喉頭の音源にRosenberg波を用いることで,電気喉頭音声の音質の改善が行える可能性があることがわかった。
著者
猿橋 拓弥 宮本 竜之介 穆 盛林 秋本 高明 北園 優希
出版者
一般社団法人 産業応用工学会
雑誌
産業応用工学会全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.12-13, 2015

家事は毎日行わなければならない大変な作業である。その中でも洗濯は,洗い作業は洗濯機が行ってくれるが,干し,乾かし,たたみといった作業は手作業である。そこで我々は家事の負担を減らすために,Tシャツの乾きを自動検知し折りたたむシステムを開発した。しかし,そのシステムには欠点があり,一度の駆動で多くの洗濯物はたためなかった。そこでシステムを改良し,一度の駆動で多くの洗濯物をたためるようにし,実用性を向上させた。本論文では,その改善したシステムについて説明する。
著者
木原 汐理 中島 翔太 北園 優希
出版者
一般社団法人 産業応用工学会
雑誌
産業応用工学会全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.36-37, 2014

侵入窃盗被害の多くがカギの閉め忘れによるものである。カギを閉めていてもピッキングによる被害が少なくない。 この研究では、フォトリフレクターを用いて施錠状態を監視するシステムを開発した。 このシステムは、フォトリフレクタを用いて鍵の施錠状態を判断しスマートフォンからその判断結果を確認することができる。 またこのシステムは無施錠で外出しようとした場合、ブザーを鳴らし家主に警告する機能も有する。
著者
森吉 雄大 荒牧 真悟 中島 翔太 田中 幹也
出版者
一般社団法人 産業応用工学会
雑誌
産業応用工学会全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.18-19, 2015

高齢化の深刻に伴い,介助者が不足しています。介助者は,高齢者がベッドから離れる際の安否確認が必要とされているが,それが難しくなっています。そこでマットセンサを用いたが,マットセンサは検知範囲が一定であり,またマットでつまずく可能性があります。これらを解決するために本研究では,1次元輝度分布センサを用いた離床検知を提案する。