著者
田中 嘉生
出版者
福岡国際大学・福岡女子短期大学
雑誌
福岡女子短大紀要 (ISSN:02860546)
巻号頁・発行日
vol.56, pp.17-27, 1999-02-10

蝋防染技法の蝋の特徴を生かした防染技法の中の一つ, 逆蝋けつ染技法について述べる。加えて, この技法を確立し, 作品の中に展開した城秀男の創作活動を紐解くことにより, 逆蝋けつ染から生まれる表現効果について考察する。
著者
中嶋 昭正
出版者
福岡国際大学・福岡女子短期大学
雑誌
福岡女子短大紀要 (ISSN:02860546)
巻号頁・発行日
vol.52, pp.79-86, 1997-01-11

魚の胆嚢の医薬としての効能効果について調べた。1) 鯉魚胆は中国の最古の薬物学書『神農本草経』に記載されている。その他, 『本草綱目』, 『本朝食鑑』, 『東邦薬用動物誌』, 『中薬辞典』, 民間療法の本, などに記載の薬効を引用した。2) 〓魚胆, 青魚胆, 〓魚胆, 〓魚胆, 鱧魚胆, 鮫魚胆, 〓魚胆についても, 同様に薬効を調べ, 引用した。
著者
藤原 耕作
出版者
福岡国際大学・福岡女子短期大学
雑誌
福岡女子短大紀要 (ISSN:02860546)
巻号頁・発行日
vol.49, pp.131_a-119_a, 1995-06-23
著者
WARREN Nicholas W.
出版者
福岡国際大学・福岡女子短期大学
雑誌
福岡女子短大紀要 (ISSN:02860546)
巻号頁・発行日
vol.55, pp.9-24, 1998-07-31

This brief paper attempts a lexical analysis of the Japanese proprietary term Tamagotchi as a new item of English vocabulary, based on the evidence of citations collected from printed and broadcast sources. The analysis is divided into the following main sections : spelling; pronunciation; grammatical function and form; etymology; definition; and derivative coinages. Thus it takes the form, albeit considerably expanded, of a prototype dictionary entry. There follows a small corpus of just over thirty citations from a wide variety of sources, arranged in chronological order. Finally, a few concluding remarks are presented.
著者
近 雅代
出版者
福岡国際大学・福岡女子短期大学
雑誌
福岡女子短大紀要 (ISSN:02860546)
巻号頁・発行日
vol.57, pp.23-37, 1999-07-16

植物分類学的にはまったく異なるくちなしとサフランが, 同じカロテノイド色素クロシンとクロセチンを持っており, さらに, くちなしは中国で, サフランは西洋で, 古くから薬効がある植物として扱われてきていた。くちなしとサフランの生物活性は現代科学の進歩によりあきらかになりつつあり, その他のカロテノイド色素と同様抗酸化作用, 抗癌作用を持っているようである。香辛料として栄養の主体ではない食品のくちなしとサフランについてその栽培の歴史や文化的背景も併せて調査した。
著者
和田 勉
出版者
福岡国際大学・福岡女子短期大学
雑誌
福岡女子短大紀要 (ISSN:02860546)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.132_a-121_a, 1988-06-30
著者
中嶋 昭正
出版者
福岡国際大学・福岡女子短期大学
雑誌
福岡女子短大紀要 (ISSN:02860546)
巻号頁・発行日
vol.47, pp.1-16, 1994-06-20

軟骨の食品としての利用について調べまとめた。1) 軟骨の存在と機能、成分および栄養価値、機能性について概説した。成分はコラーゲンとプロテオグリカンである。プロテオグリカンのムコ多糖成分がコンドロイチン硫酸、ケラタン硫酸、ヒアルロン酸である。とくに食品として摂取されるとき、コンドロイチン硫酸などのムコ多糖の機能性が期待される。2) クジラの軟骨の食品としての利用について古書の『本朝食鑑』、『鯨史稿』、『鯨肉調味方』の記録を紹介した。とくに蕪骨(かぶらぼね)について詳細に引用した。3) 『日本水産製品誌』(明治28年編集)から明骨(めいこつ)の本邦での製造の経緯についての詳しい内容を引用した。4) 鮫氷(さめすが)について説明した。5) 魚唇(ユィチュヌ)、氷頭(ひず)について説明した。6) ブタの軟骨の食品としての利用について説明した。
著者
中嶋 昭正
出版者
福岡国際大学・福岡女子短期大学
雑誌
福岡女子短大紀要 (ISSN:02860546)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.1-14, 1992-06-30

1. コンドロイチン硫酸ナトリウムの医薬品, 食品添加物, 化粧品原料としての利用と, その製造原料について, また, コンドロイチン硫酸を成分とする健康食品および, いわゆる機能性食品の現状について, それぞれ解説した。2. 医薬品, 食品添加物, 化粧品原料としてのコンドロイチン硫酸製品の含量の公定の規格について解説した。それらは同じNおよびS含量値である。また, 健康食品の公示規格についても解説した。3. 原料としてヨシキリザメなどのヒレ軟骨を用いて, 著者のクジラ軟骨からのアルカリ溶解法による製法を適用しての粗製コンドロイチン硫酸ナトリウムの調製について検討した。若干の改変を加えることにより, 医薬品などの含量規格に合うものを調製することができる。4. さらに, 沈殿に用いるエタノール量について検討し, アルカリ溶解液の1.0倍容量で十分であること, また, 軟骨の溶解に用いる50% NaOH溶液を原法の半分にできることが分った。5. アルカリ溶解法によって得られた粗製サメコンドロイチン硫酸ナトリウムからの精製品の分析値を示した。
著者
古田 好治
出版者
福岡国際大学・福岡女子短期大学
雑誌
福岡女子短大紀要 (ISSN:02860546)
巻号頁・発行日
vol.56, pp.37-49, 1999-02-10

2次元での線図形の特徴を解析するために, 線図形を長さ一定のベクトルに分解し, フーリエ変換による方法で周波数スペクトルとの対応を調べ, またウェーブレットによる方法でウェーブレット成分との対応を調べた。さらにフーリエ変換による方法, ウェーブレットによる方法を比較し, おのおのの変換方法の特徴を検討した。