著者
吉田 龍一 干野 隆之 藤井 秀一 飯田 克彦 古田 淳
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2006年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.879-880, 2006-03-05 (Released:2007-01-31)

コニカミノルタにおいて開発してきたSIDMは,デジタルカメラの手振れ補正用,携帯電話カメラのAF用のアクチュエータとして既に実用化されている.ただし,これらはSIDMの粗動(ノコギリ変位で動かす)のみを用いる応用であった.これに対し今回,SIDMの粗動,微動(圧電素子そのものの変位で動かす)を用いた位置決め用ステージをナノコントロールと共同で開発したので報告する.
著者
小野 篤彦 関 啓明 神谷 好承 疋津 正利
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2006年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.825-826, 2006-03-05 (Released:2007-01-31)

従来から力制御のできるロボットアームが研究されているが,位置制御ロボットと比べ,工場内での生産現場への導入事例は非常に限られている.その原因としては,力制御は不安定になりやすくアームの動作が非常に遅くなることが挙げられる.解決策としては,機械的に剛性を変化できる機構が有効である.そこで,本研究では組立作業用のロボットアームとして板バネを関節に組み込んで剛性を変えられるスカラ型アームの開発を行う.
著者
半澤 編理 伊藤 高廣
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2006年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.919-920, 2006-03-05 (Released:2007-01-31)

狭い空間でも活動が出来るマイクロロボットの利点を活かし、地震やテロなどの災害現場等人が入り込めない危険な空間で、的確なレスキュー活動のための情報収集を行うロボットの開発を目指す。カメラやセンサを搭載し映像やデータをPCに送り、離れた場所からロボットを操作する人間のサポートや被災者の位置の表示、調査した現場の状況の分析等にデータを活用する。