著者
渡瀬 庄三郎
出版者
日本鳥学会
雑誌
(ISSN:00409480)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.3-6, 1915-05-26 (Released:2009-02-26)
被引用文献数
1
著者
鮫島 正道 大塚 閏一
出版者
The Ornithological Society of Japan
雑誌
(ISSN:00409480)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.29-38, 1984-08-25 (Released:2007-09-28)
参考文献数
16
被引用文献数
1 2

18目42科105属147種(亜種を含む)353個体の日本産および外国産の成鳥と推定した鳥類の晒骨標本を作成し,胸椎について胸椎数とnotariumの形成様式を検索した.(1)胸椎は6-12個と変異に富んでいた.椎骨数は同一科内,同一種内でも変異が大きかった.(2)Notariumは9目12科42種103個体の鳥類に存在した.(3)Notarium の存否,それを形成する胸椎の数や位置,胸椎の synsacrum への参加数は胸椎数と同様に同一科内,同一種内においても変異が大きかった.(4)Notarium は飛翔力の弱いキジ目の全種に存在する一方ゴハト科,ハヤブサ科,ツル科そしてフラミンゴ科などにも存在するので notarium の存否を飛翔と短絡的に関係づけることはできないと推察された.
著者
蜂須賀 正氏
出版者
日本鳥学会
雑誌
(ISSN:00409480)
巻号頁・発行日
vol.4, no.20, pp.375-384, 1925 (Released:2010-03-01)
著者
山本 弘
出版者
The Ornithological Society of Japan
雑誌
(ISSN:00409480)
巻号頁・発行日
vol.20, no.90, pp.239-242, 1971-12-25 (Released:2008-12-24)

(1) On the occasion of the Tokachi-oki Earthquake (May 17, 1968), a male North Green Pheasant was obsrved in cries reacted to the earthquake in the field.That was at the natural grove in Miyako region, Iwate Prefecture, the seismic intensity was corresponded to IV there, noise by the quake was slight, the pheasant's cries might be heard with every interval about 5 seconds during the definite period of time in distinct quake.Which cring was obviously frequent compared with that of the ordinal habit of him.The every crying was corresponded to the displaying crow, not of the screaming in terror.(2) On the occasion of the Kanto Severe Earthquake (Sept. 1, 1923), Dr. Seiichi KUZU could hear no cries among the many Green Pheasants he had being breeded in Tokyo.(3) On the occasion of a weak earthquake at Sendai City (June 20, 1969), the seismic intensity presumed was about II-III, many glazed windows of a structure gave out violent noise, a male North Green Pheasant, which had been occasionary crowed with very long intervals at the neighbouring bush, began to crow continuously with short intervals were shortened still more in proportionally to the intensification of the windows' noise up to nothing and the crows duplicated each other, and then the crows retrogressed gradually with the noise finally to silence.(4) According to the mentioned facts, the author concluded that the Green Pheasant may reacts against the noise only on the occasion of the earthquake in the male's displaying crow during the breeding season, notwithstanding there had been a firm popular view among the Japanese people that the Green Pheasant screams in terror under the quake of the earth.
著者
釜沢 忠夫
出版者
The Ornithological Society of Japan
雑誌
(ISSN:00409480)
巻号頁・発行日
vol.14, no.68, pp.52-53, 1957-02-28 (Released:2009-02-26)

The author made a close observation on the mechanism of the bill and the tongue in captive Crossbills, Loxia curvirostra japonica Ridgway. The bill helps the feet in their climing and acrobatic behavior on the branch. To eat pine-cone seeds, the bill half-opened to be not crossed, and they insert it between the scales, closing it to be crossed to push asaid them. The movement of the tongue was also examined closely. It is put out very fast (about 5 times a second) and is pulled back with a pine-cone seed between the 'tip-tongue' and the 'root', i. e. at the notched end of the former; and the 'wing' of the seed is held sideway to be cut off by the bill. The author also reports of their 'hanging-sleep' under pine-tree branch in wild and captive birds.

4 0 0 0 OA 鳥の方言一二

著者
鷹司 信輔
出版者
日本鳥学会
雑誌
(ISSN:00409480)
巻号頁・発行日
vol.3, no.14, pp.237-237, 1923-03-26 (Released:2010-03-01)
著者
三島 冬嗣
出版者
The Ornithological Society of Japan
雑誌
(ISSN:00409480)
巻号頁・発行日
vol.17, no.79-80, pp.218-219, 1962-12-31 (Released:2009-02-26)

伊豆諸島と四国,本州瀬戸内海周辺と琉球諸島に棲息する一連のキジバトは羽毛の色彩に於て普通のS. o. orientalisよりも更に赤味強く濃いと云う共通の特徴による区別があり,筆者はこれらの範囲に分布するこの種S. o. stimpsoniに同定した。分布は確実には次の通りである。伊豆諸島〔三宅島,御蔵島(観察),八丈島,八丈小島,鳥島(漂鳥)〕,四国,本州瀬戸内海周辺〔広島〕,九州,屋久島,奄美大島〔大島,喜界島,徳之島〕,琉球諸島〔伊是名島~与那国島〕。
著者
新田 和弘 藤巻 裕蔵
出版者
日本鳥学会
雑誌
(ISSN:00409480)
巻号頁・発行日
vol.34, no.2, pp.49-55, 1985

(1)オオジシギの日周活動とその季節変化を1984年4月下旬から8月下旬にかけて北海道東部の十勝川下流沿いで調査した.<br>(2)主な行動はディスプレーで,この他にも杭上,樹上でないている行動などが観察された.<br>(3)4月下旬から6月下旬にかけて,活動個体数は日の出前後と日没後に多くなり,時期によっては日没前にも多くなって,3-4山型の日周活動がみられた.<br>(4)活動個体数は4月下旬から5月にかけて多くなり,その後6月下旬までに徐々に少なくなって,それ以降は急に減少した.<br>(5)オオジシギの生息数調査に適しているのは,5月の6-7時である.
著者
田宮 康臣 青柳 昌宏
出版者
The Ornithological Society of Japan
雑誌
(ISSN:00409480)
巻号頁・発行日
vol.30, no.4, pp.163-164, 1982-03-25 (Released:2007-09-28)
参考文献数
1

筆者らは南極ロス島バード岬のアデリーペンギン北ルッカリーにおいて,ナンキョクオオトウゾクカモメが,ペンギンの巣からいったん奪い,放棄した生卵を1個採集する機会に恵まれた.そこでこの生卵をルッカリーの中に営巣する一番いのナンキョクオオトウゾクカモメの巣中に入れ,抱卵させる実験を試みた.ナンキョクオオトウゾクカモメはアデリーペンギンの卵を継続して抱卵し,20日後に孵化させた.孵化したアデリーペンギンのひなは,ナンキョクオオトウゾクカモメによってガードされたが,餌を与えられることには成功せず,数日でおそらく飢えのため死亡した.これは,親とひなとの間で給餌行動のパターンが一致せず,また餌の種類や給餌様式もまったく違っているためと考えられる.
著者
黒田 長久
出版者
The Ornithological Society of Japan
雑誌
(ISSN:00409480)
巻号頁・発行日
vol.32, no.2-3, pp.41-61, 1983-10-25 (Released:2007-09-28)
参考文献数
17

筆者のミズナギドリ目の骨学の研究(1953-59)で欠除していた数属の骨格標本が,W.R.P.BOURNE 博士博士のご好意でBritish Museumから提供されたので,比較検討した.この論文では,その主な点について述べた. Procellaria と Adamastor は縁が近く,後者はより潜水適応を示すが,ともに Calonectris に連る. Bulweria は, Pterodroma その他の属と上膊骨が細く長い点で異なり,特異であるが (飛翔法を反映),腰骨,頭骨などの類似度から小型の Pterodroma(Cookialia) に近い. Pterodroma は涙骨の癒合,上膊骨その他の点でフルマカモメ群に連る. Halobaena と Pachyptila はすべての点で同一型を示し, Pagodroma (これは Fulmarus により近い)と共にフルマカモメ群に属する. Oceanodroma も腰骨,上膊骨,(頭骨)などからフルマカモメ群に連る. Hydrobates はその小型に関連して Oceanodroma と多少頭骨に違いを認めた.
著者
呉地 正行 横田 義雄 大津 真理子
出版者
The Ornithological Society of Japan
雑誌
(ISSN:00409480)
巻号頁・発行日
vol.32, no.2-3, pp.95-108, 1983-10-25 (Released:2007-09-28)
参考文献数
6
被引用文献数
2 2

(1)日本に渡来するヒシクイ Anser fabalis の各個体群の亜種調査を行うために,ヒシクイ A. f. serrirostris とオオヒシクイ A. f. middendorfi の野外識別の可能性を検討した.(2)この2亜種は形態的相違が顕著で,生態的にも異なる点が多く,野外観察でも識別可能である.至近距離の場合は嘴の形態のみで,遠距離(約1km)の場合でも25倍の望遠鏡を用いれば,嘴峰/頭長比〓1,嘴峰/嘴高(基部)比〓2,頭•嘴部全体の形態の相違,などの形態的比較や,鳴き声の相違などの生態的比較により亜種を識別できる.(3)野外識別法により得られた結果と,同一地域で採取された標本調査の結果は,よく一致した. 例えば,宮城県下の個体群は A. f. serrirostris が,また新潟県下のものは A. f. middendorfi が大多数を占めるという結果が,両方法から得られた.
著者
岩田 巌
出版者
日本鳥学会
雑誌
(ISSN:00409480)
巻号頁・発行日
vol.3, no.14, pp.240-248, 1923
著者
唐沢 孝一
出版者
The Ornithological Society of Japan
雑誌
(ISSN:00409480)
巻号頁・発行日
vol.25, no.100, pp.94-100, 1976-12-30 (Released:2007-09-28)
参考文献数
18
被引用文献数
3 3

1975年9月から1976年3月まで,東京の北東部にある水元公園で,モズのハヤニエの季節的消長について調査を行なった.1)観察したハヤニエ129個体のうち,120個体(92%)が11月~1月の3ヶ月間に集中してつくられた.ハヤニエ消失時期は,12月~2月で,特に2月が多く,45個体が消失した.2) 10月~11月には,コオロギ,イナゴなどの昆虫類やウシガエルなどが多く,12月~2月には,魚類(モツゴ,タイリクバラタナゴ)や甲殼類のような水中動物,あるいはミミズのような土壌動物が増加する傾向がみられた.3) ハヤニエがつくられてから消失するまでの期間は,1~2ヶ月以内が最も多く,全体の93.7%であった.3ヶ月以上たったハヤニエは固くなり,あるいは変色したりして,食用に適さない状態であった. 4) モズの個体数の季節変化とハヤニエ数の関係は,Fig.2に示したように,秋の高鳴きの激しい9月~10月にモズの個体数は1日あたりの最大値22羽に達したが,ハヤニエ数は3個体であった.冬期テリトリーの確立した11月~2月には,モズの個体数は4羽に減少したまま安定し,ハヤニエ数は急増した.5) 公園内に分散したモズの冬期テリトリーは4つで,各テリトリー内にはハヤニエを集中的につくる場所がみられた.この集中場所は.ハヤニエのつくりやすい場所(有刺鉄線,樹枝)の分布とほぼ一致していた.6) 冬期,ハヤニエがテリトリー内で利用される可能性について多少考察した.
著者
飯嶋 良朗
出版者
The Ornithological Society of Japan
雑誌
(ISSN:00409480)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, pp.17-21, 1982

(1)1972年から1981年までの10年間に,北海道十勝地方南部の大樹町において,7例のツバメの繁殖が確認され,このほかに4例の観察が記録された.最も早い観察記録は4月28日(開進,1981)であった.<br>(2)巣はすべて,農耕地中に点在する牧場の牛舎の天井に作られた.営巣地は川沿いに発見され,7巣中6巣が紋別川沿いにあった.<br>(3)7例の繁殖例のうち,6例がふ化に成功し,そのうち5例が巣立ちに成功した.同年に2回繁殖したのは,巣立ちに成功した5例中の2例であった.<br>(4)平均産卵数は3.5(1回目3.3,2回目4.0),平均ふ化率は86.8%であった.
著者
田宮 康臣 青柳 昌宏
出版者
日本鳥学会
雑誌
(ISSN:00409480)
巻号頁・発行日
vol.30, no.4, pp.163-164, 1982

筆者らは南極ロス島バード岬のアデリーペンギン北ルッカリーにおいて,ナンキョクオオトウゾクカモメが,ペンギンの巣からいったん奪い,放棄した生卵を1個採集する機会に恵まれた.そこでこの生卵をルッカリーの中に営巣する一番いのナンキョクオオトウゾクカモメの巣中に入れ,抱卵させる実験を試みた.ナンキョクオオトウゾクカモメはアデリーペンギンの卵を継続して抱卵し,20日後に孵化させた.孵化したアデリーペンギンのひなは,ナンキョクオオトウゾクカモメによってガードされたが,餌を与えられることには成功せず,数日でおそらく飢えのため死亡した.これは,親とひなとの間で給餌行動のパターンが一致せず,また餌の種類や給餌様式もまったく違っているためと考えられる.