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文献一覧: Journal of Chemical Software (雑誌)
5件
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OA
アルカンの構造異性体の組合せ論的数え上げ
著者
入谷 寛
出版者
日本コンピュータ化学会
雑誌
Journal of Chemical Software
(
ISSN:09180761
)
巻号頁・発行日
vol.5, no.2, pp.65-80, 1999-06-15 (Released:2000-03-28)
参考文献数
4
アルカン分子の中心を定義し,それに結合するアルキル基の組合せの仕方を数え上げることにより,アルカンの構造異性体数の数についての漸化式を求めた。炭素原子数が40までの結果は,グラフ理論によって得られている数値と一致することを確認した。この方法は初等的な組合せ論の積み重ねによるものなので,その演算速度はグラフ理論的方法よりは格段に遅いことがわかった。
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OA
半経験的分子軌道法によるベンゼン—一置換ベンゼン間相互作用のエンタルピーの計算.GLPCで求めた実験値との関係
著者
遠藤 忠
飯田 貴広
古谷 暢英
山田 由美子
伊藤 眞人
出版者
日本コンピュータ化学会
雑誌
Journal of Chemical Software
(
ISSN:09180761
)
巻号頁・発行日
vol.5, no.2, pp.81-92, 1999-06-15 (Released:2000-03-28)
参考文献数
43
被引用文献数
2
5
半経験的分子軌道法を用いて、ベンゼン2量体およびベンゼン(PhH)—モノ置換ベンゼン(PhX)対の生成熱を計算することにより、ベンゼン—モノ置換ベンゼン間相互作用のエンタルピーを求めた。ベンゼン2量体の場合について、計算法、初期の分子間距離(rI)などを検討した。PM3法で求めた相互作用エンタルピーと最適化後の配置は、これまでの実験値および計算値と矛盾しない。PhH—PhX系の初期配置としては、1ケの平行(P)と4ケの垂直配置(Vr 、Vp 、VmおよびVb)(図1)を選んだ。VpあるいはVm配置の場合には(この配置では、PhXの置換基Xに対してパラあるいはメタ位にあるH原子がPhH分子の重心の真上に存在する)、計算から求めたPhH—PhX間相互作用エンタルピー(ΔΔHf)は、GLPCから求めた実験値(ΔΔHt)と良い相関関係を示し(図5)、相関係数(ρ)は0.94(rI = 2.75 Å)になった。この相関式から求めたΔΔHtと実験値ΔΔHtとの差は、約0.1 kcal mol-1以下であった。他の配置の場合には(Vp配置を除くと)、ΔΔHfとΔΔHtとの間に相関関係は認められなかった。
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OA
TEXによる化学式などの表現
著者
岩田 雅弘
吉田 俊久
出版者
SOCIETY OF COMPUTER CHEMISTRY, JAPAN
雑誌
Journal of Chemical Software
(
ISSN:09180761
)
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.35-48, 1994-04-01 (Released:2009-08-13)
参考文献数
11
文書組版処理ソフトTEX上で、化学構造式や実験装置などの図表を簡単に出力するためのマクロコマンドの開発を行った。開発したマクロコマンドは、化合物の構造式、実験器具図、その他 (周期表、ボーアモデルによる電子配置の模式図、防災ラベル) を出力するコマンドである。作成している文書中に、マクロコマンドを記述するだけで構造式などの図を出力できた。
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OA
反応速度式のRunge-Kutta法に基づく数値積分プログラム
著者
篠原 祐治
中島 剛
三島 彰司
出版者
SOCIETY OF COMPUTER CHEMISTRY, JAPAN
雑誌
Journal of Chemical Software
(
ISSN:09180761
)
巻号頁・発行日
vol.3, no.3, pp.109-120, 1996-12-25 (Released:2010-02-09)
参考文献数
14
化学反応における化学種の濃度の時間変化を求めるために、反応速度式をRunge-Kutta法を用いて数値積分するプログラムを作成した。数値積分に際しては、反応に含まれる化学種の濃度の時間変化の大きさをチェックし、それに応じて積分間隔を適当に選択する手法を採用した。本プログラムを1) IO3-, H+, I2, I-, H2O2を含む溶液の振動反応、2) エステルのけん化反応、および3) 水素―臭素反応の3種類の反応に適用した。その結果、本プログラムを使用することによって、濃度の時間変化が比較的短時間で計算できることが確認された。
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OA
フーリエ変換とベイズモデルおよびトレンドモデルによる時系列データのノイズ除去
著者
小野寺 光永
井須 芳美
長嶋 雲兵
吉田 裕亮
細矢 治夫
永川 祐三
出版者
日本コンピュータ化学会
雑誌
Journal of Chemical Software
(
ISSN:09180761
)
巻号頁・発行日
vol.5, no.3, pp.113-128, 1999-09-15 (Released:2000-03-28)
参考文献数
7
被引用文献数
2
生体の断層イメージを測定する核磁気共鳴(NMR)のシグナルや、Belousov-Zhabotinsky反応(BZ)などの振動反応の酸化還元ポテンシャルには、測定環境によりSN比が急激に悪くなる時系列データが見られ、そのノイズ除去が問題となっている。また、生体における時系列データの一つである心電図においても、ノイズによる心電図解析の妨げが問題となっている。そこで本研究では、フーリエ変換、ベイズモデル、トレンドモデルの3手法を用いたノイズ除去を行い、それぞれのモデルによる結果の比較、検討を行った。数値実験には、NMRのシグナルに代表的なMultiple nonstationary frequenciesの近似関数と心電図の2種類のデータを用いた。その結果、Multiple nonstationary frequenciesの近似関数では、ベイズモデルが最も有効であった。心電図では、フーリエ変換により、基線の揺れを抑えることができ、ベイズモデルやトレンドモデルを用いて平滑化を行った後に、フーリエ変換によってノイズを除去する方法が有効であることが示唆された。