著者
北條 芳隆 後藤 明 関口 和寛 細井 浩志 瀬川 拓郎 吉田 二美 辻田 淳一郎 高田 裕行 石村 智 田中 禎昭
出版者
東海大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2019-04-01

考古学に天文学的手法を導入する研究領域を考古天文考と呼ぶが、この手法を日本列島の考古資料・文献史料の分析と解釈に適用すれば、従来の認知論的考察や景観史的把握には飛躍的な進展が期待される。この目的を達成するために、本研究では考古学・文献史学・天文学の各専門分野を横断させた研究体制を構築する。その上で天体現象と関わる歴史的諸事象に対する統合的分析法の構築を目指す。琉球列島を含む日本列島各地に遺された遺跡や各地の民俗例、海洋航海民の天体運行利用法の実態を解明する。こうした検討作業を基礎に、本研究は天体運行や天文現象に対する人類の認知特性とその日本列島的な特性を追求するものである。

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@tsuka_ken https://t.co/tBZqaSN8aS とその後継の https://t.co/7AKIc8AYcD の成果ということでしょうか。この分野は判断がしにくく紹介がしにくいです。
天文と異分野の共同研究、いろんなところで進んでるんですね。 https://t.co/1QRjec3vVS
考古天文学会議は、考古学者の北條芳隆先生が科研費研究されている一環のイベント。 https://t.co/wy2cNOs0Lk https://t.co/qf9iulPoM7

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