著者
大西 章也
出版者
九州工業大学
巻号頁・発行日
2015-03

九州工業大学博士学位論文 学位記番号:生工博甲第238号 学位授与年月日:平成27年3月25日
著者
下 尚紀
出版者
九州工業大学
巻号頁・発行日
2008-03-25

九州工業大学博士学位論文 学位記番号:生工博甲第91号 学位授与年月日:平成20年3月25日
著者
Hirose Hideo
出版者
九州工業大学
雑誌
Technical Report in Computer Science and Systems Engineering (ISSN:13448803)
巻号頁・発行日
pp.1-26, 2006

The trunsored model, which is a new incomplete data model regarded as a unified model of the censored and truncated models in lifetime analysis, can not only estimate the ratio of the fragile population to the mixed fragile and durable populations or the cured and fatal mixed populations, but also test a hypothesis that the ratio is equal to a prescribed value with ease.Since SARS showed a severe case fatality ratio, our concern is to know such a case fatality ratio as soon as possible after a similar outbreak begins. The epidemiological determinants of spread of SARS can be dealt with as the probabilistic growth curve models, and the parameter estimation procedure for the probabilistic growth curve models may similarly be treated as the lifetime analysis. Thus, we try to do the parameter estimation to the SARS cases for the infected cases, fatal cases, and cured cases here, as we usually do it in the lifetime analysis. Using the truncated data models to the infected and fatal cases with some censoring time, we may estimate the total (or final) numbers of the patients and deaths, and the case fatality ratio may be estimated by these two numbers. We may also estimate the case fatality ratio using the numbers of the patients and recoveries, but this estimate differs from that using the numbers of the patients and deaths, especially when the censoring time is located at early stages.To circumvent this inconsistency, we propose a mixed trunsored model, an extension of the trunsored model, which can use the data of the patients, deaths, and recoveries simultaneously. The estimate of the case fatality ratio and its confidence interval are easily obtained in a numerical sense.This paper mainly treats the case in Hong Kong. The estimated epidemiological determinants of spread of SARS, fitted to the infected, fatal, and cured cases in Hong Kong, could be the logistic distribution function among the logistic, lognormal, gamma, and Weibull models. Using the proposed method, it would be appropriate that the SARS case fatality ratio is roughly estimated to be 17% in Hong Kong. Worldwide, it is roughly estimated to be about 12-18%, if we consider the safety side without the Chinese case.Unlike the questionably small confidence intervals for the case fatality ratio using the truncated models, the case fatality ratio in the proposed model provides a reasonable confidence interval.
著者
松尾 一四
出版者
九州工業大学
巻号頁・発行日
2009-03-01

九州工業大学博士学位論文 学位記番号:工博甲第279号 学位授与年月日:平成21年3月25日
著者
曽我 知絵
出版者
九州工業大学
巻号頁・発行日
2010-03-01

九州工業大学博士学位論文 学位記番号:生工博甲第135号 学位授与年月日:平成22年3月24日
著者
毛利 恵美子
出版者
九州工業大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2005

近年、様々な機能を付加した微粒子の開発が盛んに行われているが、これらの微粒子の付加価値を高める為には、微粒子から成る高次構造の構築が不可欠である。そこで、本研究では、特に気水界面における高分子グラフト微粒子が形成する2次元構造体(単粒子膜)の構造形成について調査した。昨年までの成果により、グラフト高分子としてポリメタクリル酸メチル(PMMA)用いた際には、その分子量によって単粒子膜構造が大きく変化し、粒子間距離の変化等からPMMA鎖が気水界面で比較的拡がった構造をとっていることが示唆されている。本年度は、この興味深い現象をより詳細に検討する為に、グラフトする高分子の種類を変化させ、高分子グラフト粒子膜の科学に関する一般性を追求した。その結果、メタクリレート系の高分子を粒子表面に導入した際には、PMMAの場合と同様な傾向が観察され、高分子鎖が気水界面で比較的拡がった構造をとることが示唆された。一方、ポリスチレンを粒子表面に導入した場合には、π-A等温線等の結果より、気水界面で高分子鎖がコンパクトな状態で存在していると推察された。表面に高分子鎖を持たない粒子系においては、粒子表面の親水性・疎水性が気水界面での粒子間の反発力を決定付ける大きな要因とされているが、上記の高分子修飾微粒子系においては、粒子間隔を決定している要因は、高分子鎖の拡がりであると考えられる。さらに、これらの高分子修飾微粒子からなる単粒子膜を材料とするため、モノマーを共展開し、気水界面上で光重合を行うことにより、配列構造を含む高分子フィルムの調製をおこなった。このように、本研究課題では、高分子グラフト微粒子の気水界面における構造の一般特性を明らかにするとともに、機能性材料の作成を試みた。
著者
吉武 哲信 梶田 佳孝 出口 近士 寺町 賢一 梶原 文男
出版者
九州工業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

本研究は、都市計画にもとづくまちづくりのウェイトが低下し、都市じまい的なまちづくりを志向する地方小規模自治体が存在することを、都市計画マスタープラン(都市MP)策定の意義に対する自治体の認識を調査・分析することによって明らかにしたものである。九州、中国、四国地方を対象とした調査の結果、都市MP未策定においてもデメリットがないものの、都市計画事業の実施に都市MPを関連づけて策定することが多いこと、一方で新規の都市計画事業や民間開発が想定できない状況では、都市MPを充実させるインセンティブは働かず、総合計画や区域MPで都市の将来像を緩やかに示すことを望む自治体が存在することが明らかになった。
著者
Muniz Adriano Albert Lima de Area Leao
出版者
九州工業大学
巻号頁・発行日
2015

九州工業大学博士学位論文 学位記番号:情工博甲第300号 学位授与年月日:平成27年3月25日
著者
畑村 透
出版者
九州工業大学
巻号頁・発行日
2015

近年、世界各地で超小型衛星(50kg 以下)の開発が盛んに行なわれている。超小型衛星は低コスト・短納期という特徴があるが、それは地上民生用の既製品(以下、COTS品)を利用することで成し遂げられることが多い。COTS 品は宇宙用に設計されたものではない。宇宙環境試験は、超小型衛星の信頼度向上に重要な役割を担っている。宇宙環境試験では、振動・衝撃・熱真空・熱サイクルなど、さまざまな種類の試験を行う。その中でも衝撃試験は、最も実施困難な試験のうちの一つで、未だ確実な手法が確立できていない。これらの状況から、超小型衛星用の衝撃試験機の開発が、超小型衛星市場の拡大や、信頼性の向上に繋がる急務であると判断し、研究・開発を進めるに至った。本論文の第1章では、研究背景や衝撃試験の評価方法のレビューを行い、ロンチャ―側・衛星開発者それぞれの立場における試験目的を説明している。ロンチャ―側が衝撃試験を行う目的の根幹にあるものは、主衛星の相乗りが基本である超小型衛星が、構造破壊や誤作動によって主衛星へ被害を及ぼさないことを確認することである。衛星開発者側の試験目的は、ロンチャ―の要求事項を満たすこととも言えるが、打ち上げや衛星分離によるダメージに耐え、無事に宇宙へ届けたいという思いも当然持っている。よって打ち上げ前に、衛星機能が衝撃環境に耐え得るかを確認することは、大いに意義のあることである。以上に加えて、超小型衛星向けの衝撃試験機がどのような要素を持つべきなのか考察を行い、最終的に、低コスト、衝撃レベルのコントロールしやすさ、再現性の良さを満たした試験方法の開発を、本研究の目的として定義している。第2 章では、衝撃試験機にどのようなタイプがあるかレビューを行い、超小型衛星用として最も適している試験方法を考察している。その中でも衝撃レベルの調整の自由度が大きい「機械的インパクト試験方式」が、最も超小型衛星に適していると判断した。その結果から、同じ「機械的インパクト試験方式」に分類される、コンパクトハンマー式やMO(前野・小口)バルブ式衝撃試験機(以下MO バルブ式)を製作したので、その紹介を行う。また、衝撃計測のプログラムとして、市販品は非常に高価な上にフルオートで計測・解析等ができない。そこで、汎用の計測制御ソフトであるLABVIEW®を用いて計測プログラムを作成した。この計測プログラムの特徴や使用方法についても説明する。第3 章では、第2 章で製作した2 つの試験機とさらにもう1 機(吊り上げ型錘落下式)を加えた3 機で、衝撃試験を行った結果を記載する。衝撃試験はダミー衛星を用いており、衝撃レベルの評価を行うベース部分及び、及びダミー衛星内部の衝撃レベルを比較し、考察を行った。その結果から、吊り上げ錘落下式が300Hz 以下で、衝撃レベルが不足しやすいこと、コンパクトハンマー式は、衝撃レベルを十分満足できる反面、300Hz~2000Hz で若干強めに出る傾向にあること、MO バルブ式が最もコントロールしやすい試験機であることを示している。第4 章では、実験とCAE(Computer Aided Engineering)解析の両方を比較検討することで、衝撃試験の問題点として挙げられる、低周波側の衝撃レベルを制御する手段を考案した。CAE 解析では、主に300Hz 以下の領域において実験値と解析値の比較を行った。その結果、衝撃レベルを判断する計測位置(衛星を設置するベース板)において、CAE解析値は実験値を最大約11%の誤差で再現できた。このように、先ず解析の精度を確認した上で、別の境界条件に応用した。本論文では、衛星を設置するベース板の摩擦係数に着目し、摩擦係数を変化させることで衝撃レベルを制御することを考えた。CAE解析を行った結果、300Hz 以下の低周波側において衝撃レベルが変化することが示され、仮説が実証された。第5 章では、本論文の総括を行い、コストや衝撃レベルのコントロール性や再現性の観点から、超小型衛星に適した衝撃試験方法は、MO バルブ式を用いたものであることを結論づけている。また、CAE 解析の今後の可能性についても言及した上で、今後の研究の方向性についてもまとめている。
著者
小原 祐輔
出版者
九州工業大学
巻号頁・発行日
2017

九州工業大学博士学位論文(要旨)学位記番号:情工博甲第321号 学位授与年月日:平成29年3月24日