著者
中野 嘉弘
出版者
北海道情報大学
雑誌
北海道情報大学紀要 (ISSN:09156658)
巻号頁・発行日
vol.6, no.2, pp.305-316, 1995-03
著者
中野 嘉弘
出版者
北海道情報大学
雑誌
北海道情報大学紀要 (ISSN:09156658)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.89-101, 1991-09

An insider's look at computing in the troubled USSR from the "BYTE" journal (USA) and other stories concerning Dr. A. P. Ershov and soviet-made computers from the "bit" journal (Japan) are told here. Quite recently, two pieces of advertisement for a Personal Computer from Soviet-Swiss joint venture "SERVKO" and a russian Terminal System TBCO-1 from "ELECTRONMASH" Co. appeared on the Soviet monthly journal "SPUTNIK": "В IBM PC XT/AT "СЕРВКО" решит любые Ваши проблемы!" Советско-Швейцарское Предприятие "ТВСО-1, ВСего лишъ Один Терминал" Электронмаш
著者
浜渕 久志
出版者
北海道情報大学
雑誌
北海道情報大学紀要 (ISSN:09156658)
巻号頁・発行日
vol.9, no.2, pp.111-132, 1998-03

Earning differentials were so large in Japan before the Second World War that there were many profoundly rich families. Their economic power can be measured by the amount of land they owned in addition to their share holdings and others things. As much of this data is incomplete or unobtainable, accurate comparisons among the profoundly wealthy of that era are difficult. This is a major reason why few papers have been written giving a historically comprehensive view of wealthy Japanese families. The primary object of this paper is to further investigate this pre-war period and these affluent families. Our data was primarily obtained from Teikoku Koshinsho : the databank of a private credit research foundation. They estimated the values of the properties and made the consequent following ranking. Their list comprised some 151 families who had a net worth of ten million yen or more in 1933. Observing their origins and businesses, we can classify them as 28 families stemming form the big four Zaibatsu, 20 peers of daimyo descent, 23 merchants, 14 shipowners, 6 bankers, 21 landlords, 12 mine-owners, 10 manufacturers, 6 Japanese saki and 1 soy sauce-brewers, 8 salaried managers and 2 others.
著者
玉置 重俊
出版者
北海道情報大学
雑誌
北海道情報大学紀要 (ISSN:09156658)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.1-15, 2002-09

葛洪が著した『抱朴子』内篇は、不老長生の仙術を如何にして獲得するのかという方法を教えるものだが、実際の獲得方法には、興味あることに、技術的な体得と倫理・道徳の実践という両面が必要とされている。故に、この小論では『抱朴子』内篇に現れる倫理思想の実態とその特色を明らかにし、倫理思想の必要性についても言及する。構成は、以下のようにする。第一節では、葛洪の略歴と性格を探る。第二節では、『抱朴子』内篇に見える倫理思想を詳細に検討するが、主に道経に現れる説話を専ら研究する。第三節では、伝統的な道教の戒律の諸説を分析し、その時代における存在価値と意義を明確にする。第四節では、葛洪独自の倫理思想の特徴を考察し、彼の思想家としての立場を再検討する。結びでは、『抱朴子』内篇で倫理思想が必要とされた理由とその目的を説明して、この著作の果たした時代的役割と葛洪が神仙道教に尽くした貢献を総括する。
著者
中野 嘉弘
出版者
北海道情報大学
雑誌
北海道情報大学紀要 (ISSN:09156658)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.1-16, 1992-09

Sturm auf die Uni Aufnahme-Prufung fur alle? Chaos Schule Miβwirtshaft im Klassenzimmer "Im Tempo einer Krote" Hochschulen/Kultusminister planen Initiative, um mehr Mittel zu erhalten-Situation an den Hochschulen hat sich "dramatisch" zugespitzt Brunn : "Wir brauchen innere Reformen und eine Neuverteilung der Kosten" Hochschulen/Spuk im Schweineland Hochschulen/Trifft nur die Schwachen Studieren in Europa-Italien Die Neuen Medien in der universitaten Aus- und Weiterbildung America's BEST COLLGES
著者
佐々木正文 田中 実
出版者
北海道情報大学
雑誌
北海道情報大学紀要 (ISSN:09156658)
巻号頁・発行日
pp.11-23, 1997
被引用文献数
2

Availability analysis for a system with fixed time intervals of reaction time-interval, mission time-interval and alert time-interval is presented for a model which might apply to the PINE-net system, automatic saving-paying machine systems, vehicles, vessels or aircraft. A delay time and a maintenance time for the model are considered. The failure-time destributions for the system are exponential and Weibull. The comparison among availability and delay time is illustrated by numerial examples.
著者
福光 正幸
出版者
北海道情報大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2019-04-01

近年, 「ブロックチェーン」や「IoT機器」の活用に期待が高まっている. しかし, 内在する次の2つの問題により, これらはいずれ破綻する恐れがある. 1つ目は, 生成される署名データ量の肥大化問題であり, 2つ目は, 量子コンピュータが実用化された場合の安全性の破綻問題である. これらは共に, 使用される署名技術の性能に起因しており, 前述の問題を同時に解決できる署名技術は未だ存在していない. そこで本研究では, 前述の問題を同時に解決できる「圧縮可能性」(膨大な署名データ量を縮小できること)と「耐量子性」(量子コンピュータからの攻撃に耐えうること)を共に備えた署名技術を新たに開発する.
著者
中野 嘉弘
出版者
北海道情報大学
雑誌
北海道情報大学紀要 (ISSN:09156658)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.73-86, 1994-09

Der Autor (NAKANO) mochte die erweiterte Lesestoffe von dem 20. Jahrhundert uber FLT fur vielen Amateure geben: die Fermatsche Letzte Theorem (FLT), Mordellsche Vermutung, Fields-Medaille fur von Gerd Faltings, Freysche Theorem fur Elliptische Kurve, STW-Vermutung fur Elliptische Kurve, der Beweis von K. A. Ribet fur Freysche Kurve, der Beweis von Andrew Wiles (Princeton) fur STW-Vermutung und FLT.
著者
中野 嘉弘
出版者
北海道情報大学
雑誌
北海道情報大学紀要 (ISSN:09156658)
巻号頁・発行日
vol.5, no.2, pp.15-31, 1994-03

Deutsche Zeitschrift "Spektrum der Wissenschaft" hat bis heute vielmals uber den Beweis der FLT (Fermatsche Letzte Theorem) erklart. Die Fermatsche Vermutung, Mordellsche Vermutung, Fields-Medaille fur Gerd Faltings, Sophie Germain, Gerd Faltings und die Folgen, Der Beweis der FLT, Elliptische Kurven und die Verbindung zur FLT Die Vermutung von Andrew Wiles (Princeton) Der Autor (NAKANO) mochte die erweiterte Lesestoffe von 356 Jahren uber FLT fur vielen Amateure (oder Aussenseiter) geben.
著者
SEKI Masaharu
出版者
北海道情報大学
雑誌
北海道情報大学紀要 (ISSN:09156658)
巻号頁・発行日
pp.105-113, 1990-03

完全導体希薄プラズマを共なうフォース・フリー磁場によって閉じ込められた表面電流円柱状メイン・プラズマに対して,その磁場自身の不安定性を希薄プラズマの半径方向摂動の零点と特異点分布を詳しく計算することによって調べた。フォース・フリー摂動磁場が,メイン・プラズマと希薄プラズマ摂動第一特異点の間に少くとも一つの零点,あるいは二つの特異点の間に少くとも二つの零点,あるいは最後の特異点と外部体壁の間に少くとも二つの零点を持つならば,フォース・フリー磁場それ自身に不安定が起り得る。実際計算でのパラメータは,m=1, μγ_0=-1, αγ_0, αR_0とした。ここで,mはモード数,μ_0はメイン・プラズマ表面の磁力線の逆ピッチ,γ_0とR_0はメイン・プラズマの半径と外部完全導体壁半径,αはフォース・フリー磁場方程式∇×B=αBの定数である。|αR_0|=4, 6, 8, 10に対しては,フォース・フリー磁場はそれぞれ|αγ_0|>1.15, 3.10, 5.00, 7.00に対して安定で,安定磁場を与えるαR_0/αγ_0の最大値は,それぞれ3.48, 1.94, 1.60, 1.42となった。
著者
福田 都代
出版者
北海道情報大学
雑誌
北海道情報大学紀要 (ISSN:09156658)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.17-31, 1992-09
著者
荒木 陽子
出版者
北海道情報大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究により英語多読学習用の書籍群へYA文学やクロスオーヴァー文学を組み込み、その翻訳や関連書籍を日本語で読むことを奨励し、読書量の増加しようとする試みは容易ではないことがわかった。ただ2年間にわたり学生の読書傾向を追跡することにより、英語圏で人気のYA文学よりも、むしろなじみ深い「名作」や映画の原作の方が、学生の読書を増加させる傾向、さらには、1年次に多読専用図書以外に手が伸びた学生の多くが、大学入学以前より読書習慣を持っていること、さらには読書が好きでも「忙しさ」を理由に2年目には読書をしていないことなど、大学入学以前の読書習慣を生涯教育へとつなげていくために重要な情報を得ることができた。
著者
齋藤 直機
出版者
北海道情報大学
雑誌
北海道情報大学紀要 (ISSN:09156658)
巻号頁・発行日
vol.10, no.2, pp.57-89, 1999-03

TCE(取引コスト経済)分析は、Ronald H. Coase-1991年ノーベル経済学賞受賞-の、「企業本質論」(1937)にそのルーツをもつが、そのTCE分析の操作化と展開に関して多大な貢献を行ってきたOliver E. Williamson-米国Haas School of Business,University of California at Berkeley教授-は、市場と組織の比較制度的経済分析-TCE分析-の展開途上において邂逅した組織の社会分析との間の研究上のさらなる対話に資すべく、当該分析の基礎的前提の開示を、Williamson (1988)において行っている。本稿は、それらの中から前稿(1998b)までにおいて検討済みの内容を除く、1)経済性(economizing;組織目的)、2)行動仮説(機会主義)、3)TCE分析の操作化(a.単純な契約シェマ、b)カンパニータウンの仮説事例)につき、Williamson(1988)とSwedberg(1990)に依拠しつつ、その本質と問題点を追究している。次いで、本稿は、組織の経済分析-TCE分析を基礎的前提とする-に対する、組織の社会分析的視点からの批判とそれらに対する応答と反批判につき、Williamson(1988)とSwedberg(1990)に沿いつつ、検討を加えている。(より具体的には、それらは、1)ピア・グループ、2)機能主義、3)社会基底性と社会ネットワーク・アプローチ、4)ヴィネット分析、5)パワー・アプローチに関するものである。)最後に本稿は、組織の経済分析と社会分析にかかわる協働的研究のさらなる発展を期するWilliamson(1996)の次のような見解の引用を以て、本稿の結びとしている。(なお、組織の経済分析と組織の社会分析に関するテーマに関しては、Saito(1998a(その1),1998b(その2)と併せて、本稿(その3)を以て、一応の完結をみる。) "私は、ジョイント・ベンチャー(協働的研究)が、当事者の一方が他方を放っておけるだけ十分に学び得たとするまでは、持続することを期待するものであり、また、当事者が互いに相提示する矛盾によって引き起こされる進歩こそ、この20世紀の10年間の残る歳月に対して、私が期待することがらでもある。"