著者
大島 俊之
出版者
神戸学院大学
雑誌
神戸学院法学 (ISSN:03862046)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.73-110, 1999-05
著者
高間 満
出版者
神戸学院大学
雑誌
神戸学院総合リハビリテーション研究 (ISSN:1880781X)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.135-147, 2006-03-20

本稿では,ホームレス問題の歴史,実態,生活保護による制度的対応を概観した上で,ホームレス自立支援法成立以後の具体的なホームレス支援のあり方について検討した。ホームレスの人々は,歴史的に不定住的貧困として救貧制度から除外され,戦後の生活保護法でも病院や施設への入院・入所以外は救済対象とされず,近年のホームレス訴訟などを経て,ようやく在宅保護の途が開かれた経緯がある。また2002(平成14)年にホームレス自立支援法が成立したが,その主たる対象は就労による自立が見込まれる人々である。そして各自治体では自立支援センターの設置など,自立支援計画を実行しつつある。しかしホームレス自立支援では就労自立の見込みのない人,自立意欲のない人をも並列的に対象とすべきである。また自立支援の推進では行政主導ではなく,公民協働が重要であり,民間団体が開発した資源,ノウハウの活用が有効である。またその具体的支援にあたっては,生活保護の適切な運用の上,「半福祉・半就労」と「社会的つながり」の視点が求められる。さらにはホームレス予防策の整備とともに,市民ぐるみのホームレス支援が重要となる。ホームレス問題は地域福祉の究極的課題である。
著者
大島 俊之
出版者
神戸学院大学
雑誌
神戸学院法学 (ISSN:03862046)
巻号頁・発行日
vol.30, no.4, pp.883-1126, 2001-03-31
著者
大島 俊之
出版者
神戸学院大学
雑誌
神戸学院法学 (ISSN:03862046)
巻号頁・発行日
vol.30, no.4, pp.1127-1169, 2001-03-31
著者
大島 俊之
出版者
神戸学院大学
雑誌
神戸学院法学 (ISSN:03862046)
巻号頁・発行日
vol.29, no.3, pp.729-908, 1999-11
著者
長谷川 千洋 博野 信次 小幡 哲史 宗佐 郁 田中 達也 横山 和正
出版者
神戸学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01 (Released:2013-05-31)

本研究は情動の神経基盤を調べることを目的に,幸福情動を賦活させる手段として実験参加者に催眠暗示を行い,脳のどの部位で賦活化が生じているかについてfMRIを用いて測定した。予備実験として催眠感受性の高い実験参加者に対してfMRI環境下での情動賦活法としての催眠の有用性を確認した後,安定した幸福情動の産生が確認された実験参加者に対して聴覚提示による催眠誘導を行い幸福情動産生時と非幸福情動産生時の違いを調べた。この結果,幸福情動産生時での共通の賦活部位として補足運動野が示された。関連研究として,情動及び催眠に関する実験研究も行い,情動の脳内メカニズムの解明を試みた。
著者
近藤 浩文 福森 義信 平塚 純一
出版者
神戸学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2005 (Released:2005-04-01)

【研究の目的】メラノーマ細胞に特異発現し、その放射線抵抗性に関与すると考えられているTRP-2遺伝子の発現を抑制することによって、メラノーマ細胞の放射線抵抗性・DNA障害型化学療法剤への抵抗性を減弱させることの可能性を検証する第一段階として培養癌細胞レベルを実施し、「ブラックデビル」と恐れられているメラノーマに対する粒子線・放射線・化学療法等の治療効果増強法(増強剤)開発に結びつけることを目的とした。【研究実績】研究実施計画に基づき以下の研究を実施した。平成17年度は各種基盤評価技術の確立と検討する対照となる細胞系の確立に重点をおいた。(1)各種悪性黒色腫細胞を用いてTRP-2発現抑制法を検討した。Tyrosinase遺伝子発現欠損黒色腫細胞にTRP-2発現抑制shRNA発現プラスミドを導入した細胞株を作製した。(2)TRP-2遺伝子発現抑制による殺腫瘍細胞効果評価系の確立するため、X線に対する感受性評価系、紫外線に対する感受性評価系、およびDNA障害型抗癌剤であるシスプラチン系抗癌剤に対する感受性の評価系を確立した。(3)放射線感受性変化の機序を解明するため、TRP-2遺伝子発現量・黒色腫細胞内メラニンモノマー量と放射線感受性の相関関係解析のためHPLCを用いたメラニンモノマー定量系を確立した。平成18年度は、TRP-2発現と放射線抵抗性の関係を明確に出来る細胞系確立と評価に重点をおいた。(4)TRP-2遺伝子発現抑制による放射線感受性変化の機序を解明するため、TRP-2遺伝子を非メラノーマ系細胞であるHeLa細胞に導入安定発現する細胞を作成した。本細胞を用いれば、TRP-2遺伝子による放射線抵抗性がTRP-2蛋白質のみに依存するのか、それともメラニン生成機構と関連するのかを明確にできる。本細胞の色素細胞学的性質、細胞生物学的性質および分子生物学的性質を解析評価した。(5)作成した上記2種の細胞を用いて、紫外線抵抗性・放射腺抵抗性およびDNA障害型抗癌剤であるシスプラチン系抗癌剤に対する感受性を親株細胞と比較検討したが、現在までのところ、明確な結果は得られなかった。評価条件・手法を変更・改良して評価試験継続中である。
著者
玉木 七八 堀川 陽子 松田 広一 坂田 成子(藤本 成子)
出版者
神戸学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2000 (Released:2001-04-01)

GABAアミノ基転移酵素(β-AlaATI ; EC2.6.1.19)は脳ではGABAの代謝に、肝臓、腎臓ではシトシンやウラシルの代謝産物β-アラニンの分解に関与している。GABAは脳の抑制性神経伝達物質であることはよく知られている。アルコール(エタノール)は少量で中枢神経を興奮し、多量では抑制を示す。アルコールはチロシンアミノ基転移酵素(TAT)を非常に有意に増加させることが知られているので、β-AlaATIについても何らかの影響を示すのではないかと考え本研究を始めた。アルコールの血中濃度を長時間持続させる目的で嫌酒薬ジスルフィラム投与ラット用いた。TAT活性は顕著に増加するに対し、β-AlaATI活性は逆に減少した。時間の経過に対し指数関数的な減少の様子を示した。アルコールやジスルフィラム単独ではβ-AlaATI活性に効果を示さなかった。また、アルコール脱水素酵素阻害剤ピラゾール前投与もβ-AlaATI活性にアルコールの効果を与えなかった。生体内でジスルフィラムはジエチルアミンと二硫化炭素に分解される。二硫化炭素前投与ラットにアルコールを投与してもβ-AlaATI活性に影響を与えなかった。エタノールアミン-○-サルフェートがβ-AlaATIの自殺基質であることから、アルコールとジスルフィラムの同時投与がエタノールアミタン-○-サルフェートの様な代謝産物を生じβ-AlaATI活性を抑制したのではないかと考えられる。β-アラニン・ピルビン酸アミノ基転移酵素についてジスルフィラムとアルコールの影響について検討したが酵素活性を抑えるもののβ-AlaATIの場合のように顕著な作用を示さなかった。
著者
三道 弘明
出版者
神戸学院大学
雑誌
神戸学院大学経営学論集 (ISSN:13496727)
巻号頁・発行日
vol.1, no.2, pp.129-136, 2005-03-20

化学製品などの生産工程の最終段階で,製品の重量を秤で測定し,結果を製品に記載するという工程が存在する場合がある.このとき,計量作業中に秤に狂いが発生し,製品に記載された重量と実際の重量が異なってしまうことが少なくない.ここでは,作業の直前である朝と直後である夕方の1日に2度,秤に対して点検を行い,夕方の点検で秤に異常が検出された場合には,これまでに計量した製品を計り直すという状況を考える.なお,計り直した製品は,翌日朝の点検を待たずにそのまま出荷される.しかしながら,計り直し作業中に再度秤が狂ってしまうこともあり,この場合には記載重量と実重量が異なったまま製品を出荷することとなる.但し,秤に対する点検は調整作業と同じ作業であり,点検が終了した秤は正常な状態にあるものとする.本研究では,こうした状況に対して,計り直しの際にすべての製品を再計量するのではなく,最後に計量した製品から過去に遡って一定の割合だけを計り直すことを考える.この上で,どれだけの量を計り直しすればよいかという計り直しの問題を取り上げ,その離散型数理モデルを構築した.ここでは,1日に計量すべき製品数をn(n=1,2,…)とし,夕方の点検で秤に異常が認められた場合には,最後に計量した製品から遡及してr(r=0,1,2,…,n)個だけ計り直すという方策を前提に,最適な計り直し個数の存在条件を明らかにした.