著者
塩津 裕康 倉澤 茂樹
出版者
一般社団法人 日本作業療法士協会
雑誌
作業療法 (ISSN:02894920)
巻号頁・発行日
vol.39, no.1, pp.17-25, 2020-02-15 (Released:2020-02-15)
参考文献数
37

本論では,自閉症スペクトラム障害児(以下,ASD児)に対する,より効果的な作業療法の開発に向けて,応用行動分析学(以下,ABA)を取り入れることを検討した.ABAは,強力なエビデンスを持つとともに,作業療法士はこれを適用するためのスキルを持っている.そのため,本論から我が国の作業療法士がABAを取り入れることを吟味し実践することで,ASD児に対する,より効果的な作業療法となることが期待される.

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応用行動分析学と作業療法 - J-Stage https://t.co/IYVily1zFD
「応用分析学と作業療法」 エビデンスのある支援を行うことで子どもの未来が変わってきます
UC Davis MIND研のRogers教授はESDMの開発者らしいので、ABAとの違いなどは詳細に把握されているのでしょうけど。下記の論文(日本語)は早期介入についてよくまとまっていますので、ご参考まで。 https://t.co/gFd44N63l9
発達障害の子への作業療法は主に感覚統合でのアプローチだが、先ほど為になる論文はないかな?とネットサーフィンしてたら面白そうな論文発見! 『応用行動分析学と作業療法』 以前、鳥取大の井上雅彦先生のABA研修受けた際に凄く感銘を受けたので凄く興味があります✍️ https://t.co/2kiZmP1zRw
「応用行動分析学と作業療法 -自閉症スペクトラム障害児に対する早期介入を中心に-」(塩津裕康ら,2020) https://t.co/crtJqlPTJI ASD児に対する作業療法介入について、ABAの基本原理とOTの類似点や、自然行動・発達に基づく行動介入(PRT.ESDM.JASPER)についてまとめられている。

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