著者
秋吉 卓 淵田 邦彦
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木史研究 (ISSN:09167293)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.245-252, 1998-05-01 (Released:2010-06-15)
参考文献数
13
被引用文献数
2

直下型地震は、阪神・淡路大震災 (1995年) でその威力は十分に証明されたが、一方でその発生は極めてまれで、明治以降ではわずかに熊本地震 (1889年) があるくらいである。熊本地震は、その2年後に発生した濃尾地震のため忘れられた地震となったが、エネルギー的には中規模であったものの浅発性であったため、大地震なみの地震学的・社会学的特徴を持っていて、都市直下型地震を総合的に研究する格好の題材である。これより本論は、主として当時の新聞記者の克明な震災日記より本地震について掘り起こし、その全体像を紹介することによって、今後の地方都市の地震防災のための資料を提供しようとするものである。

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水島貫之の「熊本明治震災日記」を元にして掘り起し。
水島貫之の「熊本明治震災日記」を元にして掘り起し。

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気になるので思わずプリントしてしまった。直接ではないが理解が深まる気がする。 一つは大図研関係より 1889年の熊本地震 https://t.co/OdWD1uRLz4 一つは元勤め先関係より 20年資料集3章ロバート・ゲラー論稿 https://t.co/VcMShp6m8x
水島貫之の「熊本明治震災日記」を元にして掘り起し。 / “熊本地震 (1889年) について” https://t.co/NWOBrEadqy
熊本地震(1889年)。熊本地震は、その2年後に発生した濃尾地震のため忘れられた地震となったが、エネルギー的には中規模であったものの浅発性であったため、大地震なみの地震学的・社会学的特徴を持っていた https://t.co/rWywrJz1RB
1889年の熊本地震についての論文 直下型地震とのこと https://t.co/Yrc4SPQteg
熊 本 地 震(1889年)に つ い て* https://t.co/kAhuY9aUX2
@ucchi4 @tmichiue ホント,早く収まって欲しいですね。元々ちょっと心配な義理の家族がいますのでGWに見てきますが,あの辺りの地震についてはこんな報告もあってちょっと心配です。熊本地震(1889年)についてhttps://t.co/OrgpjYPurF
「またこの地震は、その後極めて多くの余震と鳴動 を引き起こしており、調査終了の同年12 月31日 までに有感地震は約300回を数え」おいおいおい、いよいよ仕事にならんな。/熊本地震(1989年)について https://t.co/YdlJLZ1Mq0
メモ。秋吉卓, 淵田邦彦 熊本地震 (1889年) について https://t.co/aa4E5Pfh89 参照されている「熊本明治震災日記」 https://t.co/GQwdTQlx9F とあわせて読んでおくべきか。
FB経由で。非常に興味深い。このときも余震が多かったということ。/ 熊本地震 (1889年) について https://t.co/KjRse5Gf1C
1889年熊本地震の論文.震源域は今回と非常によく似ている様だ. https://t.co/mW6zrrk6na
80 80 https://t.co/qVTfswCZ2k
小二田さんに教えていただいた情報。1998年の自由投稿論文で、1889年の「熊本地震」を分析したもの。冒頭に書いてある内容は重要で... https://t.co/A6nQ0OeI8r
44 44 https://t.co/38YyxvIig4
熊本は以前にも直下型地震で被害が出ていたんですね。 https://t.co/sJaZScNbf3
昨日の熊本の地震と同様に、震源が浅く狭い範囲で被害が大きかった1889年の熊本地震について、新聞記者の日記などを用いて全体像をまとめた論文 https://t.co/lxxQBqzbxM 阪神淡路大震災により都市の直下型地震が注目されたことを踏まえて1998年に出版されたもの。

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2018-12-21 17:26:10 の編集で削除されたか、リンク先が変更された可能性があります。

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