著者
岡田 美智男 鈴木 紀子 石井 和夫 EdwardAltman
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告音声言語情報処理(SLP) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1997, no.66, pp.39-44, 1997-07-18
被引用文献数
1

日頃,何気なく繰り広げられる「雑談」とはそもそも何なのだろう.従来の対話研究では,まだ十分に議論が尽くされてはいない.目的もなく延々と繰り広げられる「雑談」は,これまでの対話研究の中では「その他」として分類され、周辺的に扱われてきた.「雑談」とは,得体の知れない,雑多なものなのだろうか.我々はこの「雑談」に対して,次の二つの側面に焦点を当てた研究を進めている.() 間身体的な場の構築とそれに基づく他者理解の方略としての雑談,() 発話の多声性とそれに伴う意味生成過程の場としての雑談.これら具体的な考察を進めるために,本研究ではそれぞれ「ピングーの世界」と「共同想起対話」を取り上げ,現象に対する構成的な理解を進めるための二つのテストベッドを構築した.「雑談とは何か」についてまとめながら,コンピュータとの「雑談」的な関わりの意義について考えたい.What is the primary motivation that we have a chatting with social others? Conventional dialogue model is based on a formalization of goal-oriented activities as a joint action. What are the prepared goals and plans in our everyday spontaneous conversation? We can just enjoy it through the maintaining of conversational field with others, and the sharing a particular common experience. In this paper, we try to explain motivations to have a joint remembering and a strategy to communicate each other mediated by an emergent computation on the dialogue processes. We show a constructive model for the joint remembering and primary inter-subjectivity that emerged from the joint remembering

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CiNii 論文 -  雑談の構成的な理解に向けて https://t.co/FlmaYWZ6j6
雑談の構成的な理解に向けて http://t.co/C4O2bgDMcM 日頃, 何気なく繰り広げられる「雑談」とはそもそも何なのだろう.
ベースの論文これかな > 雑談の構成的な理解に向けて http://t.co/e4QGDc7RbI
これ、オモロいな→CiNii 論文 -  雑談の構成的な理解に向けて http://t.co/E4j60AT7 #CiNii

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