- 著者
 
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             一杉 裕志
             
             松岡 聡
             
             米澤 明憲
             
          
 
          
          
          - 出版者
 
          - 日本ソフトウェア科学会
 
          
          
          - 雑誌
 
          - コンピュータ ソフトウェア (ISSN:02896540)
 
          
          
          - 巻号頁・発行日
 
          - vol.11, no.3, pp.3_225-3_237, 1994-05-16 (Released:2018-11-05)
 
          
          
          
        
        
        
        分散環境で稼働する,リフレクティブな並列オブジェクト指向言語RbClとその実現方法について述べる.RbClの処理系を構成するすべての実行時ルーチンは,言語のユーザが動的に変更・拡張可能である.つまり,並列実行やリフレクションを含むすべての言語機構が,固定された実行時カーネルとしてではなく,ユーザが置き換え可能な形で実現されている.記述言語との言語的共生と,直接実行のリフレクティブタワーという2つの概念によってこのような言語が実現可能になることを示した.