著者
新井 亘 上田 恵子 岡添 進 矢吹 直寛 小林 理栄 松木 祥彦 矢嶋 美樹
出版者
Japanese Society for Infection Prevention and Control
雑誌
日本環境感染学会誌 (ISSN:1882532X)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.142-148, 2012

上尾中央医科グループ薬剤部では,感染制御専門薬剤師を育成する支援として,2006年度から定期的に研修会を開催している.2010年度からは,日本病院薬剤師会の感染制御専門薬剤師または感染制御認定薬剤師にて運営委員会を結成した.年度始めに研修会の参加者を募り,感染制御チームの活動や感染症治療の症例の提出を依頼した.<br>   2010年度は19施設から36名の参加者があり,47事例を収集した.その中から運営委員会の委員(以下,運営委員)にて薬剤師が日常的に遭遇する16事例を選択し,発表者を定めるなどの年間計画を立案した.事前に運営委員にて研修資料を基準に基づいて内容の確認を行い,必要に応じて修正を依頼した.研修会は年間4回開催し,少人数による討論形式で行った.36名中25名が4回通して継続した参加であった.参加者を対象とした研修後の調査では,薬剤師の感染制御に関する関心が高かった.年度末に行った感染に関連する業務の実施率の調査では,研修会参加施設群において不参加施設群と比較して高かった.研修によって施設間の情報の共有や感染対策の支援体制が促進し,対応の多様性を検討することができる内容であると思われる.感染制御専門薬剤師または感染制御認定薬剤師が研修会を運営することは,専門特化した人材育成のために重要な任務を担っているといえる.<br>
著者
上田 恵子 辻森 めぐみ 小谷 真也 千葉 亜希子 増野 和彦 久保 昌一 長井 薫 関谷 敦 河岸 洋和
出版者
天然有機化合物討論会実行委員会
雑誌
天然有機化合物討論会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.50, pp.309-314, 2008

The importance of the endoplasmic reticulum (ER) in triggering a specific program of cell death has been recently reported. By triggering apoptosis on neural cells, ER-stress is a major cause of neurodegenerating disease such as Alzheimer disease. The demand for new protective substances to the ER-stress-dependent cell death prompted us to screen the protective activity of mushrooms. On the course of the screening, we isolated new hericenones, 3-hydroxy-hericenone F as a protective agent, along with related compounds, hericenone I and J. The structures of hericenones were determined by NMR and MS spectra. The structure of 3-hydroxy hericenone was elucidated as (8-formyl-3-hydroxy-5-methoxy-2-methyl-2-(4'-methyl-2'-oxopent-3'-enyl) chroman-7-yl) methyl palmitate, which had one additional hydroxy group compared to hericenone F. 3-Hydroxy-hericenone F showed the protective activity dose-dependently, however hericenones F, I and J did not have any activity at the concentration of 10μg/mL. Therefore, we suggested that the hydroxy group of 3-hydroxy-hericenone F was important for the protective activity. This is the first report of a new hericenone which has the protective activity against ER stress-dependent cell death. The further study using more hericenones is needed for the understanding of the structure-activity relationship.
著者
上田 恵子 粟島 由海 森田 直之 中安 雅美 足立 真理子 エデラ ロビンソン 井上 奈穂
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会年会論文集 41 (ISSN:21863628)
巻号頁・発行日
pp.321-322, 2017 (Released:2018-08-16)
参考文献数
2

著者が在学していた東京都立多摩科学技術高等学校(以下、本校)は、平成22 年に開校し、平成24年に文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定された。著者は平成26 年4 月から平成29 年3 月まで在学したが、本校では2 年次に『課題研究』、3 年次に『卒業研究』といった研究活動を主体とした授業が用意されている。この授業では、自ら課題解決に関するテーマを設定し、授業が展開されている。本研究では、SSH 指定を受けた進学型専門高校における課題解決型授業におけるテーマ設定プロセスを生徒の立場で考察し、実践した内容を報告する。