著者
禾 紀子 中山 秀夫 鶴町 和道 栗原 誠一
出版者
医学書院
雑誌
臨床皮膚科 (ISSN:00214973)
巻号頁・発行日
vol.42, no.11, pp.1001-1006, 1988-11-01

練り歯磨中のハッカ油(Japanese mint oil)が原因と思われる,臨床的・組織学的に典型的な口腔粘膜扁平苔癬の1例を報告する.貼付試験にて,ハッカ油強陽性を示し,歯磨,菓子類等に含まれるミントを避ける生活で,病巣の著明な改善をみ,以前の歯磨再使用で再発をみた.

2 0 0 0 類上皮肉腫

著者
石井 明子 中山 秀夫 池上 博泰 森永 正二郎
出版者
Western Division of Japanese Dermatological Association
雑誌
西日本皮膚科 (ISSN:03869784)
巻号頁・発行日
vol.56, no.4, pp.734-739, 1994
被引用文献数
1

30歳のロシア人男性の類上皮肉腫を逆行性橈骨動脈皮弁法にて治療した。8年前に左手関節屈側に潰瘍が出現し, 手術を4回受けたが再発を繰り返していた。病理組織学的に, 真皮内にエオジン好染の豊かな胞体を持ち, 核に異型性を示す腫瘍細胞が増殖し, 大部分が類円形で, 上皮様の胞巣を形成していた。電顕的には切れ込みの目立つ核と豊富な細胞質を持つ腫瘍細胞が多く, 胞体内に中間径フィラメントを認めた。免疫組織化学的にEMA, vimentin, keratinに対する抗体を用いた染色にて腫瘍細胞は陽性であった。本症の治療にあたっては, 発病初期の正確な病理診断と最初から十分な広範囲切除が必要と思われた。
著者
中山 秀夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.214, pp.46-51, 2011-02

富士通で自治体向けのシステム開発案件のプロジェクトマネジャーを務める齋藤泰彦さん(自治体ソリューション事業本部 第2ビジネス部)は1年前まで、眠れないことに悩んでいた。仕事柄、多忙な時期は1日に3〜4時間しか睡眠時間を確保できない。さらに問題なのは、寝付けないことだ。「布団に入ると、プロジェクトの課題が頭に浮かぶ。
著者
中山 秀夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.235, pp.16-19, 2012-11

米Salesforce.comが9月に米国で開いた年次イベントDreamforce 2012で新サービスを一挙に発表した。特に注目したいのが基盤分野だ。ここでは、Salesforceの画面に既存の業務システムの画面を統合しシステム連携させる「Salesforce Canvas」をはじめ五つのサービスを取り上げる。
著者
伊賀 和宏 横田 紗綾 中井 大助 中山 秀夫 陳 科榮
出版者
日本皮膚科学会西部支部
雑誌
西日本皮膚科 (ISSN:03869784)
巻号頁・発行日
vol.77, no.3, pp.244-249, 2015-06-01 (Released:2015-10-01)
参考文献数
18

我々は 35 年以上の長きにわたり,コウジ酸の,肝斑,日光黒子,太田母斑,雀卵斑,色素沈着型化粧品皮膚炎およびその他の色素沈着症に対する臨床試験を行ってきた。興味深いことに,多くの患者に共通して,コウジ酸によって,色素沈着が改善するだけでなく,顔面の黄ぐすみ (皮膚の黄色化および透明度低下) にも改善効果を示すことを経験している。近年,黄ぐすみの一因として,皮膚タンパク質の糖化による糖化最終産物 (advanced glycation end products:AGEs) およびカルボニル化による脂質過酸化最終産物 (advanced lipoxidation end products:ALEs) の産生が提唱されており,我々は,コウジ酸の皮膚の黄色化および透明度低下に対する改善効果が,AGEs および ALEs の産生を抑えることによるものと推定し検討した。その結果,コウジ酸は AGEs および ALEs 産生抑制作用を示すことが明らかとなった。従って,コウジ酸の外用は色素沈着症の改善だけでなく,黄ぐすみに対しても有用であると考える。
著者
生冨 公明 西川 武二 中山 秀夫
出版者
日本医真菌学会
雑誌
日本医真菌学会雑誌 (ISSN:05830516)
巻号頁・発行日
vol.21, no.3, pp.184-187, 1980
被引用文献数
1

著者らは最近, <i>Microsporum audouinii</i> によるケルズス禿瘡の6歳外国人男子例 (スーダン国籍) を経験した. 患者は大使館員家族で, 原因菌は外国由来と考えられた. 本邦報告例を検討したがいずれも菌学的記載に乏しく, 著者らの例が <i>Microsporum audouinii</i> によるケルズス禿瘡の本邦第1例と考えた.
著者
中山 秀夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.189, pp.38-45, 2009-01

ベリングポイントで「褒め上手のプロジェクト・マネージャ」と周囲から評される,木村弘美さん(ディレクター)。週に1回,メンバー一人ひとりについて,頑張った点や成果を上げた点,成長の跡が見られる点などを洗い出し,会って褒める。この褒める習慣が,冒頭の評判につながっている。 そんな木村さんも以前は,褒め上手でなかったという。