著者
下条 広介 羽石 敬史 加治佐 誠 Siswandi Riki 中山 緑 小林 郁雄 藤代 剛 福山 喜一 上村 俊一
出版者
宮崎大学農学部
雑誌
宮崎大学農学部研究報告 (ISSN:05446066)
巻号頁・発行日
vol.53, no.1, pp.115-120, 2007-03

分娩後早期の乳牛に対して、エストロジェンを含むプロジェステロン徐放剤PRIDを膣内挿入することで新たな卵胞波が発生し、PRID除去時には直径10mm以上のクラスIII卵胞の形成がみられた。PRID除去後の定時AIにおいて、E2群1/5頭(20%)、GnRH群5/6頭(83%)が受胎し、最終的な分娩間隔は、E2群429±115.1日、GnRH群346±9.4日となった。PRIDは分娩後の乳牛の卵巣機能賦活に有効であった。
著者
中山 緑朗
出版者
東洋大学国語国文学会
雑誌
白山国文 = hakusankokubun
巻号頁・発行日
no.2, pp.37-48, 1998
著者
中山 緑朗
出版者
作新学院大学
雑誌
作新学院大学紀要 (ISSN:09171800)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.1-19, 2006-03-23

1232年に制定された鎌倉幕府法である『御成敗式目』は、唐律の影響下に成立した公家法を継承した面もある。条文に用いられている漢語語彙を検討すると、(1)古代中国の歴史書に共通する伝統的な漢語、(2)伝統的な漢語であるが、意味などが日本的に変容した<和化漢語>、(3)中国での用例を見ない<和製漢語>、の三種に分類することができる。本稿では(2)(3)について検証する。