著者
北村 彰英 大橋 国雄 吉田 政幸
出版者
The Society of Synthetic Organic Chemistry, Japan
雑誌
有機合成化学協会誌 (ISSN:00379980)
巻号頁・発行日
vol.40, no.1, pp.62-69, 1982-01-01 (Released:2009-11-13)

Introduction of Index Guide and its effective use for retrospective search of conceptual subjects in Chemical Abstracts are described.
著者
北村 彰 竹俣 一也 直江 伸至 南出 章幸
出版者
金沢工業大学
雑誌
萌芽研究
巻号頁・発行日
2005

本研究の目的は、生徒・学生が地域にいながらその発達段階に応じて1)職業観・勤労観、2)技術者倫理観・環境倫理観、3)共同作業をするためのコミュニケーション能力を育むことができる地域連携キャリア教育システムを開発するための調査である。平成18年度は以下の通り実施した。(1)大学生に対するキャリア支援体制についての調査金沢工業大学におけるキャリア支援体制について調査し、本研究で企画しているキャリア教育システムの展開の規模を検討した。求人情報からその会社の情報を得るには限界があることが分かった。また、インターネット上の就職活動サイトはある程度自分のキャリアデザインができている者でないとその活用が難しいことが分かった。(2)キャリア教育支援システムの構築就職を希望する生徒・学生と求人を募集する企業とがWeb上で情報交換しながら、生徒・学生が自らの就きたい職業を見つけていくシステムを構築した。ある程度の匿名性を保ちながら公開を原則として運用できるようになっている。インターネットの特性を生かし,地方の大学生が別の地方の企業と情報交換する場合に効果を発揮するシステムである。そのため,本システムの運用は地域に密着した潜在求人の発掘に効果が期待される。また、やりたい仕事と希望している会社とが一致しない場合に早期退職者が発生するが、本システムの運用はこのような事態を回避することに貢献するものと思われる。
著者
北村 彰浩 猪原 匡史 内田 司 鷲田 和夫 長谷 佳樹 小森 美華 山田 真人 眞木 崇州 高橋 良輔
出版者
一般社団法人 日本脳卒中学会
雑誌
脳卒中 (ISSN:09120726)
巻号頁・発行日
vol.32, no.4, pp.384-389, 2010-07-25 (Released:2010-09-14)
参考文献数
12

【症例】52歳女性.高血圧,高脂血症,肥満あり.約1週間の経過で徐々に発動性低下が進行した.麻痺等の局所神経症状はなくNIHSS 0点であったため,当初はうつ病も疑われたが,頭部MRIで左内包膝部に脳梗塞像を認め左中大脳動脈穿通枝のbranch atheromatous disease (BAD)と診断した.神経心理学的検査や脳波検査から,軽度のうつ状態,認知機能障害,左前頭葉の機能低下を認めた.抗血栓療法等で徐々に症状は改善し約2カ月で職場復帰した.【考察】内包膝部は視床と大脳皮質を結ぶ種々の神経経路が通過する要所である.本例では前頭葉と視床との機能連絡の遮断により前頭葉機能が低下し発動性低下を来たしたと考えられた.また,BADは進行性の運動麻痺を呈しやすいことで知られるが,本例のように明らかな局所神経症状が無く発動性低下が亜急性に進行する症例でも内包膝部のBADが重要な鑑別になると考えられた.