著者
吉川 広之 村西 昌三
出版者
日本DDS学会
雑誌
Drug Delivery System (ISSN:09135006)
巻号頁・発行日
vol.6, no.3, pp.159-164, 1991-05-10 (Released:2009-02-23)
参考文献数
26

Blood is known to be the main transport route of most drugs because of the much greater flow rate of the blood stream than that of the lymphatics. The lymphatic transport of drugs, however, is noteworthy, because the lymphatic route is important for many chemicals ; namely as an essential route for nutrient lipids and a route to avoid the first pass effect of the liver for drugs which are absorbed from the gastrointestinal tract and the necessity to deliver anticancer agents into the lymphatic system of patients suffering from the cancer. It follows that in tumor metastasis, the lymphatic pathway is a major route and a lymphotropic transport of antitumor drugs is to be of great significance for cancer chemotherapy. In this paper, fundamentals of lymphatic transport of chemicals, development of lymphotropic drug delivery systems and their application to therapy are described.
著者
野中 俊昭 大山 忠夫 遠藤 靖典 吉川 広
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 C編 (ISSN:03875024)
巻号頁・発行日
vol.71, no.705, pp.1604-1610, 2005-05-25 (Released:2011-03-04)
参考文献数
14
被引用文献数
1

Dynamic behavior of train sets on railways during braking can be regarded as the combination of the translation and the rotation. That is, both the kinetic energy for the translation of train sets and the one for the rotation of each axle are decreased to zero as the braking force and the adhesion force of each axle have an effect on each other. However, dynamic models for brakes of train sets have been hardly represented and discussed. Furthermore, a reduction of wheel damages has never been evaluated for control performances of Anti-lock Braking System (ABS), in spite of one of the most important aims of ABS. In this paper, we propose a dynamic model for brakes of train sets consisting of n axles and an equation for evaluating wheel damages. And we show that the proposed model and equations are useful to evaluate the control performances of ABS for train sets.
著者
椎名 豊 本間 康彦 三神 美和 周 顕徳 吉川 広 石原 仁一 佐藤 美智子 東野 昌史 木下 栄治 田川 隆介 玉地 寛光 友田 春夫 中谷 矩章 五島 雄一郎
出版者
The Japan Geriatrics Society
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.21, no.6, pp.573-579, 1984

健常者6名に, 2日間同一の食事を摂取させ, 2日目に毎食時30grの脂肪 (P/S比1.2) を摂取させ, LCAT活性, 血清総コレステロール (TC), トリグリセライド (TG), 遊離コレステロール (FC), HDLコレステロール, 遊離脂肪酸 (FFA), 血糖 (BS), IRI値を, 空腹時, 朝食後, 1, 3時間, 昼食後2, 4時間, 夕食後2, 4時間の7時点で測定し, 日内変動を検討した. 空腹時LCAT活性は, 第1日目59.8±14.2 (平均±標準偏差) nM/m<i>l</i>/hrで, 第2日目58.4±13.3nM/m<i>l</i>/hrであり, 日内変動は認められず, 脂肪負荷の影響も認められなかった. TG値は昼食後2時間がピークで, その後低下する傾向が認められ, 脂肪負荷で食後上昇した. TC, FC, HDL-C値は日内変動, 脂肪負荷の影響とも認められなかった. FFAは, 空腹時最も高く, 食後低下した. 脂肪負荷で昼食後2時間目以後, 負荷前日の値より高値であった. BSの変化は軽微で, 午後わずかに上昇した. IRI値は午後以後高値で推移し, このことがTGの処理を亢進させ, 血清TG値が, 昼食後2時間をピークに低下することの原因と考えられた. LCAT活性と空腹時のTC (r=0.632, p<0.05), TG (r=0.793, p<0.01), FC (r=0.855, p<0.001), HDL-C (r=0.577, p<0.05), と正相関が認められた. 測定全時点で検討すると, LCAT活性はTC (r=0.403, p<0.001), TG (r=0.508, p<0.001), FC (r=0.415, p<0.001), HDL-C (r=0.503, p<0.001), FFA (r=0.266, p<0.02) と正相関が観察されたが, 空腹時のみの場合よりTG, FCとの相関係数は低下した. 脂肪負荷テストのように大量でしかも脂肪のみ負荷した場合とは異なり, 日常摂取しているような食事ではLCAT活性の日内変動はあっても極く軽微と考えられた.
著者
野中 俊昭 遠藤 靖典 吉川 広
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
知能と情報 : 日本知能情報ファジィ学会誌 : journal of Japan Society for Fuzzy Theory and Intelligent Informatics (ISSN:13477986)
巻号頁・発行日
vol.18, no.3, pp.484-495, 2006-06-15
被引用文献数
3

安全性や騒音防止の観点から, 鉄道車両の滑走防止制御 (ABS) に対する研究は非常に重要である. しかし, ブレーキというシステムにおいて, 滑走という非常に不確実性の高い現象を防止することは容易ではなく, 一般的な制御方法というものは存在しないのが実状である. ところで, ファジィ推論は, 不確実性の高い制御対象に対して高い有効性を発揮することが知られており, 滑走に対しても, 同様の効果が期待できる. そこで, 本論文では, ファジィ推論を用いたABSと, 最近になって実用が進んだ編成でブレーキを制御するシステムを統合することで, 滑走防止に対して有効な新たなブレーキシステムを提案する. また, このブレーキシステムによって, ファジィ推論を用いたABS単独で制御するよりも, ブレーキ距離の短縮と車輪踏面の損傷低減が実現できることを, 数値シミュレーションおよび実車試験によって示す.
著者
野中 俊昭 遠藤 靖典 吉川 広
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
知能と情報 : 日本知能情報ファジィ学会誌 : journal of Japan Society for Fuzzy Theory and Intelligent Informatics (ISSN:13477986)
巻号頁・発行日
vol.16, no.5, pp.431-440, 2004-10-15
参考文献数
17
被引用文献数
5

安全性や騒音防止の観点から,鉄道車両の滑走防止制御に対する研究は非常に重要である.しかし,ブレーキというシステムにおいて,滑走という非常に不確実性の高い現象を防止することは容易ではなく,一般的な制御方法というものは存在しないのが実情である.ところで,ファジィ推論は,不確実性の高い制御対象に対して高い有効性を発揮することが知られており,滑走に対しても,同様の効果が期待できる.そこで,本論文では,ブレーキ距離の短縮を第一目的として,鉄道車両に対するファジィ推論を用いた新たな滑走防止制御手法を提案する.本論文で提案する制御手法は,同時に計算量の低減とチューニングの容易化も図っている.また,数値シミュレーションを通して,提案する制御手法によってブレーキ距離の短縮が実現されていることを示す.