著者
宮 兆〓(吉ヘン吉) 大島 哲平 宮野 秀市 増田 信之 関根 正樹 伊藤 智義
出版者
ライフサポート学会
雑誌
ライフサポート (ISSN:13419455)
巻号頁・発行日
vol.24, no.4, pp.194-200, 2012 (Released:2014-01-27)
参考文献数
18

We developed a prototype of simple virtual reality (VR) system as a support tool to overcome fear of heights. The system consists of one personal computer, one projector and a hemisphere dome screen with the diameter of 1 m. It is a dome-screen type VR system because it makes little burden both to a medical doctor (or a counselor) and to a client. The dome screen is a low-cost type made milky-white plastic. We adopted rear projection using only one projector and could get an image with an effective field of vision. We can use a picture or a movie took from a personal-type digital camera. As for the correction of image distortion, we made the software tool originally. Therefore, the running cost is also low and the operation is easy. As the result of evaluation experiment, we confirmed that the system made a feeling of devotion with little sense of incongruity. It seems to show the possibility that the simple VR system can be utilized as a medical service tool of the spread type.
著者
大島 哲 望月 理香 趙 晋輝
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.94, no.1, pp.68-76, 2011-01-01

本論文は,色空間のリーマン空間としての幾何学的特性に着目し,局所計量からリーマン正規座標系を構築することで,異なる色空間の間で主観色差を保存する写像を導出した.色弱補正への応用として,色弱者と一般色覚者の色弁別しきい値データから局所計量を算出した.色空間上のリーマン正規座標系を構築することで,任意2色間において,色弱者に一般色覚者と同様な主観色差感覚を与える色弱補正と色弱シミュレーション方式を示した.更に,リーマン正規座標系を,2次元の色度平面上だけでなく,3次元の色空間全体においても構築することで,色度と明度を同時に考慮した色差感覚の補正を試みた.最後に,補正効果の主観評価として,SD法による印象評価を行い,補正効果を確認した.
著者
西沢 秀男 元場 一彦 鈴木 孝 大島 哲治 浜口 洋 内田 又左衞門
出版者
日本農薬学会
雑誌
日本農薬学会誌 (ISSN:03851559)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.p59-66, 1993
被引用文献数
1

フェンピロキシメートのラットにおける代謝を3種の^<13>C-標識体を用いて検討した.[pyrazole-3-^<14>C], [phenyl-^<14>C(U)]あるいは[benzene ring-^<14>C(U)]-標識体を経口投与したとき, 血液中放射能はそれぞれ投与後12, 12および9時間にピークとなり, その後半減期11.3, 10.6および9時間で減少した.放射能の主排泄経路は糞で, 投与後72時間までに糞には投与量の63.9&acd;65.5%が, 尿中に26%が排泄された.[benzene ring-^<14>C(U)]-標識体を経口投与したときの放射能の主排泄経路も糞で投与量の86.9%であった.3種^<14>C-標識体の代謝物を分析した結果, フェンピロキシメートはラット体内でt-ブチル基およびピラゾール環3位のメチル基の酸化, フェノキシ基p-位の水酸化, N-脱メチル化, t-ブチルエステルの加水分解, オキシムエーテル結合の解裂およびE/Z異性化を受けることが明らかとなった.
著者
大島 哲蔵
出版者
彰国社
雑誌
建築文化 (ISSN:00038490)
巻号頁・発行日
vol.55, no.648, pp.93-97, 2000-10