- 著者
-
高宮 正貴
児島 博紀
生澤 繁樹
橋本 憲幸
室井 麗子
森岡 次郎
杉田 浩崇
虎岩 朋加
平石 晃樹
鵜海 未祐子
関根 宏朗
岸本 智典
市川 秀之
田中 智輝
- 出版者
- 大阪体育大学
- 雑誌
- 基盤研究(B)
- 巻号頁・発行日
- 2020-04-01
これまで、教育学と政治学の接合の仕方は、①教育政策を政治学の方法で分析すること、②シティズンシップ教育として政治「を」教育すること、の2点に止まっていた。しかし本研究では、教育の規範を問う観点から、上記の接合の仕方とは異なった以下の3つのあり方を探究する。【1A】教育政策をいかに正当化すべきか(教育の分配的正義)【1B】教育は人々の生にどのように作用し、いかに包摂と排除を可能にしているのか(教育の生政治)【2】統治の対象かつ主体でもある人間は、いかにして形成されるのか(政治的主体の育成)これらの探究を通して、正義論、権力分析、市民性教育論を統合することで、規範的教育学の再構築を行う。