- 著者
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野井 真吾
小澤 治夫
鈴川 一宏
- 出版者
- 埼玉大学
- 雑誌
- 基盤研究(C)
- 巻号頁・発行日
- 2009
本研究の目的は,長期滞在型キャンプの開始,終了に伴う唾液メラトニン濃度の変化を明らかにするとともに,身体活動量と唾液メラトニン濃度との関連についても検討することであった.分析対象は,9.12歳の健康な男女11名であった.すべての調査は,2010年7.9月(キャンプは,2010年7月23日.8月22日に実施)の期間に実施された.その結果,子どもの夜の唾液メラトニン濃度は,長期キャンプの開始に伴って急増し,終了に伴って比較的早い時期に元の水準に復する様子が示された.また,身体活動量と夜の唾液メラトニン濃度との間には正の相関関係が窺えた.